お客様の声:キクカワホールディングス株式会社様
配信したプレスリリースを第三者であるメディアが取り上げてくれることで、「広告掲載や自社HPに掲載しているだけでは伝えられない情報を伝えることができる」というメリットもあります。
御社の事業について教えてください。
中村氏:弊社は、オーダーメイドの金属建材の設計・製造・施工を行っています。
著名なところでは、お台場にある「フジテレビ本社ビルの球体の設計・製造・施工」、「東京スカイツリーの展望台の一部パネル」、「銀座界隈の有名ブランドビルの店舗の内外装」など、多くの建築物に取り組ませていただいています。
建築物は、弊社のグループ会社である『菊川工業株式会社』が作っており、私たち広報室が所属する『キクカワホールディングス株式会社』では、菊川工業の事業活動の支援・経営管理などを行っています。
2017年からドリームニュースをご利用いただいていますが、ご利用のきっかけはどういった理由だったのでしょうか?またドリームニュースに決めた理由を教えてください。
田部井氏:広報室が新設されたタイミングとほぼ同時期に、ドリームニュースの利用を開始しました。
広報業務を進めていく中で、広報業務やプレスリリースの書き方などをアドバイスしてくれるアドバイザーの方から、「プレスリリースの配信サービス」というものがあることを教えていただいたのがきっかけですね。
中村氏:いくつかのプレスリリース配信サービスを比較検討し、せっかくプレスリリースを配信するのであれば、色々な方に読んでいただき弊社の活動を知ってもらいたいと思い、毎月どれだけ配信しても定額で利用できるという点と提携メディアも充実していたのでドリームニュースを利用させていただくことにしました
ありがとうございます。広報担当は、田部井さんと中村さんの2名体制でしょうか?広報業務についても教えてください。
田部井氏:去年は管理職の者がもう1人兼務していて2.5人でしたが、今年から社長直轄となり私と中村の2人体制です。
中村氏:広報室が担当する業務は大きく分けると3つあります。
一つ目は、自社HPの管理というもので、サイト内の記事コンテンツを充実させ更新や管理をする業務。
二つ目は、プレスリリースのネタ収集から作成・配信に関する業務。
三つ目は、お客様にお見せする建材のサンプル帳の作成などに関する業務です。
幅広いですね。お2人が広報担当に選ばれた理由は、これまでに広報の経験などがあったからでしょうか?
田部井氏:いえ、私も中村も広報は初めてです。
広報室を立ち上げる前(2016年)に弊社のHPを刷新したのですが、HPリニューアルは社内の委員会という形で取り組みました。
理由は聞いておりませんが、中村はHPリニューアル委員会の中でも特に中心となって動いており英語もできるため、海外からの問い合わせにも対応できる点や人間性を評価され抜擢されたのではないでしょうか。
中村氏:ありがとうございます(笑)
田部井は元々営業担当だったのですが、これまでに営業以外の部署も幅広く経験しているため包括的に様々なことを知っています。
異なる部署を経験してきたからこそ客観的に物事を判断でき、そして物事を分かりやすく説明することにも長けているので抜擢されたと私は思っています。
素晴らしいですね!では、原稿の作成から配信までの流れを教えてください。またネタ集めから配信までの期間はどれくらいでしょうか?
中村氏:プレスリリース毎に私と田部井のどちらかが担当していて、ネタの収集から作成、配信までの業務をそれぞれ一括で管理しています。ある程度プレスリリースの原稿ができた段階で役員に承認申請を行い、原稿の体裁を整え配信というのが主な流れですね。
田部井氏:アドバイザーの方からプレスリリースとして配信できる切り口やテーマなどのアドバイスをいただいていますが、我々もまだ広報への取り組みを開始したばかりなので、「まずは確実に発信できる内容を配信しよう」と取り組んでいます。
ネタ集めは社内で情報収集を行い、今後の流れを把握してスケジュールを立てます。
最低でも月1本プレスリリースを配信することを目標にしているので、事前の情報収集で足りなければ再度配信できるネタがないか考えます。
広報室を立ち上げた当初は、ネタの収集から配信までに2週間~3週間ほどかかってしまう時もありましたが、今はネタさえ決まれば、役員の承認や細かい修正などを除き1日~2日ほどで原稿を書き上げます。
プレスリリースの作成において気を付けている点などがあれば教えてください。
田部井氏:本当に基本的なことですが、まずチラシにならないようにすること。それと文章が長くなりすぎないようにすること。文章が長いと結局何を伝えたいプレスリリースなのか分からなくなってしまうので。
原稿が長くなってしまった時は一度整理して、主語と述語がきちんと呼応しているか確認するようにしています。
また、私たちにとっては常識的な言葉や単語、いわゆる業界用語を業界以外の方にどう分かりやすく伝えるか。中村がよく言っている、「中学生が読んでも理解でき伝わる原稿にする」という点ですね。
中村氏:「中学生が読んでも理解できる」というのは、原稿作成においての目標に設定しています。
私たちの業界は非常にニッチですし、取り組み自体も一般の方たちには分かりにくい内容が多いからです。
どういった書き方なら理解してもらえるか、こちらの意図した通りに伝わるかという点に気を配っており、そのためには客観的に原稿を読む必要があるので、時間を置いてから読み返すようにしています。
読んでいただくためにはタイトルも重要になるので、プレスリリースのタイトル作成は特に気を配りますね。
記者の方も同じポイントが重要だと仰っていました。ドリームニュースの操作感や感想について教えてください。
中村氏:私は普段からブログなどのWebサービスに接しているので、特にドリームニュースの操作で迷うということはなかったですね。
初めて利用した時から感覚的に操作することができました。
田部井氏:私も慣れたので今は特に問題なく操作できています。
1点だけあげると、原稿を修正したいと思った時に始めのレイアウトを選択する所から作業をしなくてはいけないので、その点は少し不便に感じますね。
修正箇所だけその場で簡単に編集できるとありがたいです。
貴重なご意見ありがとうございます。では、最後にまだプレスリリース配信サービスを利用されていない企業の方へメッセージをお願いします。
田部井氏:事前にアドバイザーの方から、「広報活動はすぐに効果や結果が出るわけではない」と聞いていて、活動を始めた当初は半信半疑な部分もありました。
しかし、地道な努力と複合的な要素もあり、ここにきてHPのアクセス数やお問い合わせ数の増加、配信したプレスリリースを毎回掲載してくれる業界紙が2~3紙ほどできたりと、少しずつですが確実に成果が出ています。
業界紙に掲載されることで同じ業界の関係者たちにも情報が行き渡り、「〇〇の記事見たよ」とか「キクカワさんこんな事に取り組まれているんですね」といった風に、ダイレクトに反応を得られそれが価値に繋がる時もあります。
プレスリリースは、売上に直結するような営業ツールになるというものではありませんが、特に中小企業の場合は、数百万の広告費を払って広告を掲載するよりも、まずはプレスリリースの配信に取り組むべきだと思います。
中村氏:メッセージというほど大それたものではありませんが、今はメディアの種別は関係なくWebで情報を収集している記者やライターの方が多くいらっしゃいますし、継続して情報発信することで色々な方たちの目に触れる可能性を上げていくことができます。
そして、配信したプレスリリースを第三者であるメディアが取り上げてくれることで、「広告掲載や自社HPに掲載しているだけでは伝えられない情報を伝えることができる」というメリットもあります。
これは、実際にメディアに取り上げていただけるようになって強く実感したプレスリリースの効果だったので、これからプレスリリースの配信に取り組まれる方は、是非ドリームニュースを活用していっていただけたらなと思います。