お客様の声:株式会社spice life様
プレスリリースが起点となりソーシャルメディアで波及、そこからWebメディアやニュース番組でも紹介され、あらためてプレスリリースの効果を実感しました。
御社の事業について教えてください。
弊社が現在提供しているサービスは、「TMIX(ティーミックス)」と「STEERS(ステアーズ)」です。
TMIXは、WEB上でオリジナルのTシャツを簡単にデザインして1枚単位で購入できるカスタマイズECサイトで、2009年1月からサービスを提供しています。2015年度末時点で会員数は16万人を越え、スポーツからイベント、普段着やお祝いのプレゼントまで幅広いシーンでご利用いただいています。
STEERSは、2016年3月にリリースしたクラウドファンディング型の新サービスです。
デザインソフト不要でWEB上でTシャツをデザインすることができ、作成したTシャツを販売することができます。(453種類の公式イラスト素材と、32種のフォントが使用可能)
STEERSの特徴は、ネットで売れた分だけを販売するので「持ち出しコスト」が掛からず「在庫リスク」も無いという点です。
また、Tシャツの仕入れ、プリント制作、配送、問い合わせ対応はすべてSTEERS が対応し、パートナー(販売者)が販売価格を自由に設定できます。Tシャツを販売しようと思った理由や動機、目的などを伝え共感応援を募り、期間限定で購入してもらう形となっています。
御社には、ドリームニュースがサービス開始をして間もない2007年7月からご利用をいただいておりますが、ドリームニュースを使おうと思ったきっかけを教えてください。
吉川氏:当時リリースしようとしていたサービスを伸ばすにはサービス開始と同時に話題にする必要があるなと思っていました。
しかし、創業直後のベンチャーが自社のHPに情報を掲載しただけでは話題になりませんし、そもそも誰も見てはくれません。
そこでどういう風に話題にして広めようかと考えていた際に、資金面で広告を打つのは厳しかったので、必然的にプレスリリースを活用して自分たちから情報を発信していこうとなりましたね。
弊社もIT企業なのでWebを活用したプレスリリース配信サービスを利用することに抵抗はありませんでした。
色々なプレスリリース配信サービスと比較し、当時創業間もない自分たちに1番合っているなと感じたのがドリームニュースだったので、2007年から継続して利用しています。
ありがとうございます!現在どの様な体制でプレスリリースの作成から配信までを行われているのですか?
宮坂氏:私と吉川が広報PR室として動いていて、私が社内でネタ探しを行っています。面白そうなネタが見つかったら吉川と共有し内容を詰めて、プレスリリースの原稿を作成します。出来上がった原稿は吉川が確認し、さらにブラッシュアップして配信という流れですね。
吉川氏:全社的に広報・PRの重要性をメンバーに説くのも大切だとは思うのですが、今はこちらから社内にネタを探しに行くほうが効率的なのでそういう動きをとっています。各メンバーに「協力してほしい」とだけ伝えても、どういった事がネタになるのかがまず分からないと思うので。
毎月コンスタントにプレスリリースが配信できている理由が分かりました。2015年2月に配信された、花粉症に悩まされている社員の一言をきっかけに導入したリモートライフ制度のプレスリリースは、様々なメディアで取り上げられソーシャルメディアでも大きな話題となりましたね。
吉川氏:ありがとうございます。おかげ様で「web R25」や「ねとらぼ」、「週刊アスキー」などのメディアをはじめ、多くのメディアから取材や問い合わせがあり、取り上げていただきました。
それまでプレスリリースで発信していた情報はサービスに関することでしたが、2015年はそれだけではなく弊社の取り組みを知ってもらい、「魅力を感じてもらう」「会社のプレゼンスを高める」という目的があり取り組みを始めました。
タイトルは相当考えましたよ(笑)コンパクトにまとめつつ、こちら側が伝えたいこと、メディアにも刺さるキーワードを入れて。その結果、リモートライフ制度を活用した開発部長は色んな所で「花粉の人」と知られるようになり知名度が上がりました(笑)。もちろん会社の知名度も上がっています。
プレスリリースが起点となりソーシャルメディアで波及、そこからWebメディアに取り上げられさらに話題となりニュース番組でも紹介されるという、今のネットPRにおける理想的な連鎖が起こり、あらためてプレスリリースの効果を実感しましたね。
大ヒットですね(笑)では、プレスリリースを作成・配信する上で、どのような点に気をつけているのでしょうか?また参考にしている情報があれば教えてください。
宮坂氏:「弊社や弊社のサービスを全く知らない人が読んでも、プレスリリースの内容を理解できる文章にしよう」ということをいつも心掛けています。私はカスタマーサポートも兼務しているのですが、うまく書けない時は周りのメンバーに言い回しなどアドバイスをいただいたりもしています。
せっかくプレスリリースが記者の目に留まり読んでいただいても内容が理解されなかったら意味が無いので、読む側の立場に立って考えることが大切だと思います。
配信する内容に合わせて、他社ではどの様に書かれているかを参考にさせていただいたりもしますね。
記者の方も、プレスリリースは誰が読んでも理解できるように書くのが良いと同じことを仰っていました。では、ドリームニュースを使った感想を教えてください。
宮坂氏:私はWebサービスの操作があまり得意ではないのですが、ドリームニュースは前任から一度使い方を教えてもらっただけで、次から1人でも迷うことなく使うことができました。非常に使いやすいです。
またレイアウトも多数用意されており、プレスリリースの構成や画像の枚数に合わせて選ぶことができる点が嬉しいです。
吉川氏:私はドリームニュースがオープンした直後から使っていますが、当初に比べ本当に使いやすくなりましたね。
以前は一度フォームに入力した情報がちょっとした操作ミスで全て消えてしまったりしたので(笑)
今は使いやすいです。強いて言えば、プレスリリース内で表示される画像をもっと大きくしてビジュアルでも訴求できる様にした方が、今の時代にマッチしているなとは思います。
貴重なご意見ありがとうございます!最後にまだプレスリリース配信サービスを利用されていない企業の方へメッセージをお願いします。
宮坂氏:自分たちとしてはそこまで大きなネタだと思っていなくても、配信してみるとメディアに取り上げていただけることもあります。まだプレスリリースを活用されていない方は、まず配信することから始めていただくのが良いと思います。
吉川氏:プレスリリースもそうですし、PRというのは自分たちが思ってもいなかったことが起こることがあります。
メディアが私たちとは違う視点で見ることで、違う価値を見出してくれることがありますし、ソーシャルメディアで個人の方が私たちの情報を面白いと発信してくれた時に、「そういう見方があるのか」と新しい気付きを与えてくれることもあります。
また、Webを活用した情報発信はB to C、B to Bサービスに関係なく、継続して取り組むべきだと思います。
Web上に掲載された情報はメディアだけでなく多くの方に見られる可能性があり、蓄積されることで誰かに刺さる可能性が高まって、巡り巡って問い合わせや取材に繋がることがあります。
少人数のスタートアップだとしても、自分たちでネタを考えて原稿さえ書ければドリームニュースなら安価でプレスリリースを配信することができるので、やらないという選択肢は無いのではないでしょうか。
プレスリリースは単発での成果を求めてもうまくいきません。長期的にコツコツやり続け、情報を蓄積し、常に間口を広げておくことが大事ですね。
Yahoo!ニュース、web R25、ねとらぼ、INTERNET Watch、CNET、Shopping Tribe、ECのミカタ、プリント&プロモーションなど他多数