子育て情報メディア「コズレマガジン」を運営する株式会社コズレ(本社:東京都千代田区、代表取締役:松本大希、以下コズレ)は、2024年7~8月に実施した『マミーブレインが購買行動に及ぼす影響に関する調査』について結果をまとめ、その一部を本日2024年10月17日に公表いたします。
1.はじめに
出産後の女性の身体には様々な変化が見られるが、その一つに「マミーブレイン」と呼ばれる現象がある。この言葉は医学的用語ではなく、一般的に産後の女性に急激に起こる記憶力や集中力の低下の症状を指し、日常生活や意思決定に大きな影響を与えることがある。
本レポートでは、特にマミーブレインが「購買行動」に及ぼす影響に着目して調査を行った。妊娠や出産を経験した母親たちの購買行動変化を分析することで、彼女たちが直面する課題やニーズに対する理解を深めることを目指す。
2.調査概要
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:0歳以上の子を持つ女性709名
調査期間:2024年7月29日(月)~2024年8月19日(月)
3.結果・考察
約半数のママが「直近1ヶ月で記憶力・集中力ともに低下している」と回答
0歳以上の子を持つ女性709名のうち、直近1ヶ月で記憶力・集中力がともに低下したのは54.30%(385名)、記憶力・集中力がともに低下していないのは45.70%(324名)であった(図1)。
図1 記憶力・集中力の低下経験(SA;n=709)
1.はじめに
出産後の女性の身体には様々な変化が見られるが、その一つに「マミーブレイン」と呼ばれる現象がある。この言葉は医学的用語ではなく、一般的に産後の女性に急激に起こる記憶力や集中力の低下の症状を指し、日常生活や意思決定に大きな影響を与えることがある。
本レポートでは、特にマミーブレインが「購買行動」に及ぼす影響に着目して調査を行った。妊娠や出産を経験した母親たちの購買行動変化を分析することで、彼女たちが直面する課題やニーズに対する理解を深めることを目指す。
2.調査概要
調査主体:コズレ子育てマーケティング研究所
調査方法:インターネット・リサーチ
調査対象:0歳以上の子を持つ女性709名
調査期間:2024年7月29日(月)~2024年8月19日(月)
3.結果・考察
約半数のママが「直近1ヶ月で記憶力・集中力ともに低下している」と回答
0歳以上の子を持つ女性709名のうち、直近1ヶ月で記憶力・集中力がともに低下したのは54.30%(385名)、記憶力・集中力がともに低下していないのは45.70%(324名)であった(図1)。
図1 記憶力・集中力の低下経験(SA;n=709)
記憶力・集中力ともに低下したと感じているママ達は、「忘れ物が増えたとき」「今していた行動を忘れたとき」などに記憶力が低下したと感じ、「複数のことを同時にできないとき」「物事を深く考えることができないとき」などに集中力の低下を感じることが分かった(図2、図3)。
図2 記憶力の低下を感じるとき(MA;n=385)
図2 記憶力の低下を感じるとき(MA;n=385)
図3 集中力の低下を感じるとき(MA;n=385)
この結果を踏まえ、マミーブレインが購買行動に与える影響について、(1)衝動買いの増加、(2)重複購入の増加、(3)既知商品に頼りやすくなる、(4)広告の影響を受けやすくなる、(5)オンラインでの買い物の増加、の5つの仮説を立てた。その際、「記憶力・集中力ともに低下しているグループ(385名)」と「記憶力・集中力ともに低下していないグループ(324名)」とに分け比較し、記憶力・集中力の低下の有無に加え、子供用品と自分自身のものを購入する際、購買行動にどのような違いが生じるかについて考察した。
仮説(1) 衝動買いの増加
記憶力・集中力ともに低下した場合、子供用品では34.80%、自分自身のものでは10.90%が「衝動買いが増えた」と回答し、記憶力・集中力ともに低下していない場合(子供用品:27.46%、自分自身のもの:7.40%)に比べ割合が高いことが分かった。また、記憶力・集中力の低下にかかわらず、自分自身のものより子供用品を衝動買いが増加しており、自分自身のものに関してはむしろ減少傾向にあった(図4)。
図4 衝動買い増減の内訳
仮説(1) 衝動買いの増加
記憶力・集中力ともに低下した場合、子供用品では34.80%、自分自身のものでは10.90%が「衝動買いが増えた」と回答し、記憶力・集中力ともに低下していない場合(子供用品:27.46%、自分自身のもの:7.40%)に比べ割合が高いことが分かった。また、記憶力・集中力の低下にかかわらず、自分自身のものより子供用品を衝動買いが増加しており、自分自身のものに関してはむしろ減少傾向にあった(図4)。
図4 衝動買い増減の内訳
続きはこちら(https://cozre.co.jp/blog/13043)
【出典の記載についてのお願い】
調査結果を利用する際は出典を記載してください。出典の記載例は以下の通りです。
出典:「マミーブレインが購買行動に及ぼす影響に関する調査(株式会社コズレ)」
https://cozre.co.jp/blog/13043
(子育てマーケティング研究所 http://www.cozre.co.jp/blog/)
(cozre[コズレ]マガジン http://feature.cozre.jp/)
【子育てマーケティング研究所について】
株式会社コズレの社内シンクタンク「子育てマーケティング研究所」は、100万人以上の独自のママパパ調査パネルを保有し、累計550万以上の回答を蓄積・分析することを通じて、多くのクライアント様のマーケティング活動の支援に携わらせていただいております。また、子育て世代をターゲットとする企業のマーケティング担当者向けの定期的なセミナーの開催や、調査レポートの発表をしております。
【株式会社コズレについて】
株式会社コズレは“子育ての喜びをもっと大きく!”を経営理念とし、「情報を求めるママパパ」に「適切なコンテンツ」をお届けする、子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」(https://feature.cozre.jp/)を運営しています。「cozreマガジン」は、妊娠中から小学生低学年の子どもを持つ20代~40代のママパパを中心にご利用いただき、個人情報のご登録は世帯情報登録100万件、親子情報登録200万人を超えて急速に拡大中です。
この会員の属性情報と行動履歴情報を集積した国内最大級の「子育てビッグデータ」を活用し、クライアント様に対して各種マーケティングソリューションのご提供や新商品開発のご支援をしております。
<企業概要>
名称 :株式会社コズレ/Cozre Inc.
所在地 :東京都千代田区神田錦町2-2-1 WeWork
設立 :2013年7月1日
会社HP :https://www.cozre.co.jp/
代表取締役 :松本 大希
事業内容 :インターネットメディア事業
子育て情報マッチングプラットフォーム「cozreマガジン」
(https://feature.cozre.jp/)
受賞歴 :新日本有限責任監査法人
「EY Innovative Startup 2018」Child Rearing部門
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社コズレ 担当:早川
TEL:03-6265-6877 Mail: pr@cozre.co.jp