安価で使いやすい合金・超合金の製造・開発を手掛けるMTA合金株式会社(本社:東京都港区、代表:柴田徹郎)は、高級銅合金で知られるベリリウム銅やコルソン銅の代替材となる新しい金型用合金「MTA-FeX2」の販売を今秋より正式に開始いたしますのでご報告させていただきます。
MTA-FeX2は鉄と銅の合金技術(特許)を使って誕生した金型向けハイブリッド超合金です。
従来、鉄と銅の合金は不可能でしたが弊社が確立した新技術により可能となり、これまでの金型材の概念にはなかった「硬度と熱伝導性を兼ね備えた鉄系合金」の製造が可能となりました。
高級銅合金と名高い「ベリリウム銅」と比較しても機械性能はほぼ劣らず、価格は20~40%オフとなりますので、プラスチック成型品やガラス樹脂成型用のハイサイクル金型材として気軽にお使い頂けます。
【商品概要】
製品名 :ハイブリッド金型材 MTA-FeX2
基本性能 :出荷硬度HRC28-32ー窒化処理後HRC60
熱伝導率90W/m・k
提供MAXサイズ:300×300×100mm
※丸材については応相談
提供開始日 :2024年11月1日
商品詳細URL :https://mta-tokyo.jp/mta-fex2/
【特 長】
1.エジソンハード(窒化)処理やクロムめっき等の表面処理で硬度がHRC60まで大幅UP
2.切削性が良くマグネチャックに装着可能 粉塵被ばくもなく安心安全素材
3.ベリリウム銅より20~40%オフと安価で入手性も良い
MTA-FeX2は鉄と銅の合金技術(特許)を使って誕生した金型向けハイブリッド超合金です。
従来、鉄と銅の合金は不可能でしたが弊社が確立した新技術により可能となり、これまでの金型材の概念にはなかった「硬度と熱伝導性を兼ね備えた鉄系合金」の製造が可能となりました。
高級銅合金と名高い「ベリリウム銅」と比較しても機械性能はほぼ劣らず、価格は20~40%オフとなりますので、プラスチック成型品やガラス樹脂成型用のハイサイクル金型材として気軽にお使い頂けます。
【商品概要】
製品名 :ハイブリッド金型材 MTA-FeX2
基本性能 :出荷硬度HRC28-32ー窒化処理後HRC60
熱伝導率90W/m・k
提供MAXサイズ:300×300×100mm
※丸材については応相談
提供開始日 :2024年11月1日
商品詳細URL :https://mta-tokyo.jp/mta-fex2/
【特 長】
1.エジソンハード(窒化)処理やクロムめっき等の表面処理で硬度がHRC60まで大幅UP
2.切削性が良くマグネチャックに装着可能 粉塵被ばくもなく安心安全素材
3.ベリリウム銅より20~40%オフと安価で入手性も良い
【開発背景】
硬度を出すのは「鉄」であり熱伝導性を出すのは「銅」です。しかし両者はその性質上決して溶け合うことができません。つまり金属では硬度と熱伝導性は共存できない、相反する性能と言えます。そんな中「硬度と熱伝導を兼ね備えている」として重宝されているのが高級合金「ベリリウム銅(25合金)」です。
ベリリウム銅は銅にわずか数%のベリリウムという金属を添加した合金で、硬度(HRC40)と熱伝導率(105-130W/m・k)が優れており、金型分野などで大変多く使用されています。
しかしこの「ベリリウム」が発がん性物質であることから、加工時の粉じん被害が懸念され欧米では使用を禁止する企業が多く、しかもベリリウム銅が大変高価で入手性も悪いためここ数年代替材が強く求められてきました。
弊社は不可能と言われてきた鉄と銅を合金する新技術(特許)を有しており、この技術を使い「鉄をベースにしたベリリウム銅の代替材開発」という壮大な目標にチャレンジしてまいりました。
鋳造後の熱処理が特に難しく時間を要しましたが、丹念に研究を行っていった結果徐々に条件が確立されていき、昨年ついにベリリウム銅並みの性能を出すことに成功いたしました。
複数の金型メーカー様へのサンプルワークにおいて、窒化処理が可能な点や価格面、入手性の良さにおいて大変好評であったことから、今秋正式に販売を開始させていただく運びとなりました。
MTA-FeX2は出荷時硬度がHRC28-32、窒化等の表面処理をすることでHRC60以上まで上がり、熱伝導率は約90W/m・Kを維持します。最大提供サイズは300×300×100mmとなっており、ベリリウム銅と比較しても冷却効果などで引けを取らない機械特性を有していることからハイサイクル金型材として安心してご利用いただけます。
【FeX2のメリット】
(1)窒化処理やメッキといった表面処理によって格段に硬度を上げることが可能
(2)加工性が良く工具に負荷もかからず、磁性があるためマグネチャックに装着可能
(3)ベリリウム銅より20~40%のコストダウン
【展示会でお待ちしております】
MTA合金株式会社は2024年10月29日から幕張メッセで開催される高機能金属展「メタルジャパン」に出展いたします。小間番号は15-41です。
以下より来場者登録をしていただくことで、無料で簡単にご来場いただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。皆様のご来場をお待ちしております。
第11回 高機能金属展 ~METAL JAPAN~
会期: 2024年 10月29日(火)~10月31日(木)
会場: 幕張メッセ
【無料来場者登録】
https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1184000239654633-VOS
硬度を出すのは「鉄」であり熱伝導性を出すのは「銅」です。しかし両者はその性質上決して溶け合うことができません。つまり金属では硬度と熱伝導性は共存できない、相反する性能と言えます。そんな中「硬度と熱伝導を兼ね備えている」として重宝されているのが高級合金「ベリリウム銅(25合金)」です。
ベリリウム銅は銅にわずか数%のベリリウムという金属を添加した合金で、硬度(HRC40)と熱伝導率(105-130W/m・k)が優れており、金型分野などで大変多く使用されています。
しかしこの「ベリリウム」が発がん性物質であることから、加工時の粉じん被害が懸念され欧米では使用を禁止する企業が多く、しかもベリリウム銅が大変高価で入手性も悪いためここ数年代替材が強く求められてきました。
弊社は不可能と言われてきた鉄と銅を合金する新技術(特許)を有しており、この技術を使い「鉄をベースにしたベリリウム銅の代替材開発」という壮大な目標にチャレンジしてまいりました。
鋳造後の熱処理が特に難しく時間を要しましたが、丹念に研究を行っていった結果徐々に条件が確立されていき、昨年ついにベリリウム銅並みの性能を出すことに成功いたしました。
複数の金型メーカー様へのサンプルワークにおいて、窒化処理が可能な点や価格面、入手性の良さにおいて大変好評であったことから、今秋正式に販売を開始させていただく運びとなりました。
MTA-FeX2は出荷時硬度がHRC28-32、窒化等の表面処理をすることでHRC60以上まで上がり、熱伝導率は約90W/m・Kを維持します。最大提供サイズは300×300×100mmとなっており、ベリリウム銅と比較しても冷却効果などで引けを取らない機械特性を有していることからハイサイクル金型材として安心してご利用いただけます。
【FeX2のメリット】
(1)窒化処理やメッキといった表面処理によって格段に硬度を上げることが可能
(2)加工性が良く工具に負荷もかからず、磁性があるためマグネチャックに装着可能
(3)ベリリウム銅より20~40%のコストダウン
【展示会でお待ちしております】
MTA合金株式会社は2024年10月29日から幕張メッセで開催される高機能金属展「メタルジャパン」に出展いたします。小間番号は15-41です。
以下より来場者登録をしていただくことで、無料で簡単にご来場いただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。皆様のご来場をお待ちしております。
第11回 高機能金属展 ~METAL JAPAN~
会期: 2024年 10月29日(火)~10月31日(木)
会場: 幕張メッセ
【無料来場者登録】
https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1184000239654633-VOS