2024年10月16日、東京都渋谷区 ポジティブワン株式会社（アメリカ・サンホゼ本社・Dimtel社日本総代理店）は、。高速フィードバック制御と高精度な診断を実現、レプトン蓄積リング向けに最適なDimtel社製「LLRF9」9チャンネル低レベルRFコントローラの販売を強化いたします
◆LLRF9: 9チャンネル低レベルRFコントローラ
LLRF9は、レプトン蓄積リングやブースタで使用される9チャンネルの低レベルRFコントローラであり、1つまたは2つの高出力源（クライストロン、IOT、ソリッドステートアンプ）およびRFキャビティを制御します。このシステムは、RFステーションの安定した運用をサポートし、フィードバックループを使用して振幅と位相を精密に制御します。
◆主な特徴:
・ フィードバック制御: 32タップFIRフィルタと1ターンディレイ処理により、各バンチの信号を正確に処理し、RF信号の安定性を向上させます。
・ プロファイルランプ: 512ステップのプロファイルランプ機能により、トランジェント応答を70μsから18.7秒の範囲で調整可能。ソフトウェアまたは外部トリガーによりランプ開始を制御します。
・ キャビティチューニング: キャビティプローブ信号の位相と前方信号を比較し、最適なチューナー位置を自動的に調整。複数のプローブやチューナーがある場合でも、フィールドバランシングループにより効率的なキャビティ動作を実現します。
◆詳細製品仕様:
RF入力:
・ チャンネル数: 9
・ 中心周波数: 500 MHz
・ 帯域幅: 6 MHz
・ フルスケール入力レベル: +2 dBm
・ チャンネル間アイソレーション: 68 dB
・ スプリアスフリーダイナミックレンジ: 66 dB
・ 読み出しレート: 10 Hz
RF出力:
・ クライストロンドライブ出力: 2
・ フルスケールクライストロンドライブ: +9 dBm
・ 予備/キャリブレーション出力: 2
・ 予備出力フルスケール: -14 dBm
フィードバック処理:
・ ベクトル合成計算: 2チャンネル
・ フィードバックループ: 直接および積分
・ 直接ループ遅延: 270 ns
・ リアルタイムリファレンストラッキング: 対応
セットポイント変調:
・ トリガーソース: 内部または外部
・ 外部トリガー入力: 2（アップ、ダウン）
・ 外部トリガーレベル: TTL/LVTTL、オプトアイソレート
・ ランププロファイルステップ数: 512
・ ステップあたりの時間: 70 ns - 37 ms
インターロック:
・ 外部インターロックインターフェース: デイジーチェーン入力および出力
・ 外部インターロック入力: TTL/LVTTL、オプトアイソレート
・ RF入力インターロック: 過電圧
・ インターロック誤差（最悪時）: -0.09 dB
・ インターロックタイムスタンプ分解能: 35 ns
診断機能:
時間領域:
・ 生波形取得チャンネル: 12
・ サンプル数/チャンネル: 24576
・ 取得トリガー: ハードウェア/ソフトウェア
・ 取得モード: 調整可能なプリ/ポストトリガー
・ 内部トリガー時の取得/秒数: 10
・ 信号ソースマルチプレクサ: ADC、キャビティサム、ループエラー、クライストロンドライブ
周波数領域:
・ ネットワークアナライザー: 対応
・ スペクトラムアナライザー: 対応
・ 励振振幅調整: 6 dBステップ、0から-78 dBまで
・ ポイント数: 1024
・ 信号ソースマルチプレクサ: キャビティ1、キャビティ2、ループエラー、クライストロンドライブ、ループバック
◆主なメリット:
・ 高速フィードバック応答: 270 nsの直接ループ遅延により、RF信号の瞬時の変化に対して迅速に応答
・ 高度なインターロック機能: 過大入力振幅を即座に検出し、ハードウェアによるインターロックで保護。精密なタイムスタンプ機能でイベントのシーケンスを自動化。
・ リアルタイムのシステム診断: 波形取得機能やスペクトラム分析機能を備え、RFステーションの運用状態をリアルタイムで把握可能。
・ 柔軟なセットポイントランプ: 512ステップのプロファイルランプにより、RFステーションのセットポイントを正確に制御可能。
LLRF9は、加速器のRFフィードバック制御とキャビティチューニングにおいて重要な役割を果たし、システムの安定性と性能を最大限に引き出す設計となっています。より詳細な情報やカスタマイズオプションについては、Dimtel, Inc.までお問い合わせください
【Dimtel, Inc.について】
Dimtel, Inc.は、粒子加速器および蓄積リングのための高度なフィードバックシステムと診断装置を提供する業界のリーダーです。特に、バンチ単位でのフィードバック制御や高精度の信号処理に特化した製品を開発し、世界中の研究機関や産業施設で利用されています。本社は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、グローバルに事業を展開しています。
Dimtel社の製品は、高速デジタル信号処理、FPGAベースのソリューション、リアルタイム制御技術を核としており、EPICS統合制御により高い信頼性と性能を実現しています。また、カスタマイズ対応を行い、特定の顧客要件に合わせた最先端のフィードバック制御システムを提供しています。
主な提供製品・サービス:
・ バンチ毎のフィードバックシステム
・ 粒子加速器向けの信号処理装置
・ 高速データ取得およびリアルタイム解析ツール
・ EPICS統合制御システム
・ システムカスタマイズと技術サポート
Dimtel社は、核物理学、材料科学、医療技術などのさまざまな分野での応用を支援しており、最先端の技術開発と信頼性の高いシステム構築を強みとしています。米国を拠点とし、革新的なソリューションを通じて、世界中の研究者やエンジニアの技術的課題を解決するパートナーとして信頼されています。
【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社（POSITIVE ONE CORPORATION）
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂１－１２－１ 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F
ＵＲＬ https://www.positive-one.com
ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるＯＥＭハードウェアや世界標準ＩＳＯ等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからＰＣ、スマートフォン、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス：poc_sales@positive-one.com
ＴＥＬ：03-3256-3933 ＦＡＸ：03-4360-5301
◆LLRF9: 9チャンネル低レベルRFコントローラ
LLRF9は、レプトン蓄積リングやブースタで使用される9チャンネルの低レベルRFコントローラであり、1つまたは2つの高出力源（クライストロン、IOT、ソリッドステートアンプ）およびRFキャビティを制御します。このシステムは、RFステーションの安定した運用をサポートし、フィードバックループを使用して振幅と位相を精密に制御します。
◆主な特徴:
・ フィードバック制御: 32タップFIRフィルタと1ターンディレイ処理により、各バンチの信号を正確に処理し、RF信号の安定性を向上させます。
・ プロファイルランプ: 512ステップのプロファイルランプ機能により、トランジェント応答を70μsから18.7秒の範囲で調整可能。ソフトウェアまたは外部トリガーによりランプ開始を制御します。
・ キャビティチューニング: キャビティプローブ信号の位相と前方信号を比較し、最適なチューナー位置を自動的に調整。複数のプローブやチューナーがある場合でも、フィールドバランシングループにより効率的なキャビティ動作を実現します。
◆詳細製品仕様:
RF入力:
・ チャンネル数: 9
・ 中心周波数: 500 MHz
・ 帯域幅: 6 MHz
・ フルスケール入力レベル: +2 dBm
・ チャンネル間アイソレーション: 68 dB
・ スプリアスフリーダイナミックレンジ: 66 dB
・ 読み出しレート: 10 Hz
RF出力:
・ クライストロンドライブ出力: 2
・ フルスケールクライストロンドライブ: +9 dBm
・ 予備/キャリブレーション出力: 2
・ 予備出力フルスケール: -14 dBm
フィードバック処理:
・ ベクトル合成計算: 2チャンネル
・ フィードバックループ: 直接および積分
・ 直接ループ遅延: 270 ns
・ リアルタイムリファレンストラッキング: 対応
セットポイント変調:
・ トリガーソース: 内部または外部
・ 外部トリガー入力: 2（アップ、ダウン）
・ 外部トリガーレベル: TTL/LVTTL、オプトアイソレート
・ ランププロファイルステップ数: 512
・ ステップあたりの時間: 70 ns - 37 ms
インターロック:
・ 外部インターロックインターフェース: デイジーチェーン入力および出力
・ 外部インターロック入力: TTL/LVTTL、オプトアイソレート
・ RF入力インターロック: 過電圧
・ インターロック誤差（最悪時）: -0.09 dB
・ インターロックタイムスタンプ分解能: 35 ns
診断機能:
時間領域:
・ 生波形取得チャンネル: 12
・ サンプル数/チャンネル: 24576
・ 取得トリガー: ハードウェア/ソフトウェア
・ 取得モード: 調整可能なプリ/ポストトリガー
・ 内部トリガー時の取得/秒数: 10
・ 信号ソースマルチプレクサ: ADC、キャビティサム、ループエラー、クライストロンドライブ
周波数領域:
・ ネットワークアナライザー: 対応
・ スペクトラムアナライザー: 対応
・ 励振振幅調整: 6 dBステップ、0から-78 dBまで
・ ポイント数: 1024
・ 信号ソースマルチプレクサ: キャビティ1、キャビティ2、ループエラー、クライストロンドライブ、ループバック
◆主なメリット:
・ 高速フィードバック応答: 270 nsの直接ループ遅延により、RF信号の瞬時の変化に対して迅速に応答
・ 高度なインターロック機能: 過大入力振幅を即座に検出し、ハードウェアによるインターロックで保護。精密なタイムスタンプ機能でイベントのシーケンスを自動化。
・ リアルタイムのシステム診断: 波形取得機能やスペクトラム分析機能を備え、RFステーションの運用状態をリアルタイムで把握可能。
・ 柔軟なセットポイントランプ: 512ステップのプロファイルランプにより、RFステーションのセットポイントを正確に制御可能。
LLRF9は、加速器のRFフィードバック制御とキャビティチューニングにおいて重要な役割を果たし、システムの安定性と性能を最大限に引き出す設計となっています。より詳細な情報やカスタマイズオプションについては、Dimtel, Inc.までお問い合わせください
【Dimtel, Inc.について】
Dimtel, Inc.は、粒子加速器および蓄積リングのための高度なフィードバックシステムと診断装置を提供する業界のリーダーです。特に、バンチ単位でのフィードバック制御や高精度の信号処理に特化した製品を開発し、世界中の研究機関や産業施設で利用されています。本社は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、グローバルに事業を展開しています。
Dimtel社の製品は、高速デジタル信号処理、FPGAベースのソリューション、リアルタイム制御技術を核としており、EPICS統合制御により高い信頼性と性能を実現しています。また、カスタマイズ対応を行い、特定の顧客要件に合わせた最先端のフィードバック制御システムを提供しています。
主な提供製品・サービス:
・ バンチ毎のフィードバックシステム
・ 粒子加速器向けの信号処理装置
・ 高速データ取得およびリアルタイム解析ツール
・ EPICS統合制御システム
・ システムカスタマイズと技術サポート
Dimtel社は、核物理学、材料科学、医療技術などのさまざまな分野での応用を支援しており、最先端の技術開発と信頼性の高いシステム構築を強みとしています。米国を拠点とし、革新的なソリューションを通じて、世界中の研究者やエンジニアの技術的課題を解決するパートナーとして信頼されています。
【ポジティブワン株式会社について】
社名 ポジティブワン株式会社（POSITIVE ONE CORPORATION）
所在地 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂１－１２－１ 渋谷マークシティ・ウエスト22F
所在地 〒651-0087 兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-6神戸国際会館 22F
ＵＲＬ https://www.positive-one.com
ポジティブワン株式会社は、最先端技術と時代を先読みしたエンベデッドソリューションをご提供します。そのために海外の有力な最先端技術会社と提携し、多様化する仕様に対応できるＯＥＭハードウェアや世界標準ＩＳＯ等に準拠する品質向上のためのツールをご提供します。さらに、システムコンサルティング、エンベデッドからＰＣ、スマートフォン、サーバーを含んだハードウェアからソフトウェアまでのシステム受託開発など、皆様のプロジェクト成功のためのご支援をいたします。
【本件に関するお問い合わせ先】
ポジティブワン株式会社
メールアドレス：poc_sales@positive-one.com
ＴＥＬ：03-3256-3933 ＦＡＸ：03-4360-5301
