この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=松本竜馬)は、敏感肌コスメ市場について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
◆2023年の敏感肌コスメ市場は、前年比6.6%増の1,191億円。新型コロナの5類移行による外出機会の増加・マスク着用機会の減少などでシミ・しわなどの肌悩みが顕在化した結果、高機能な敏感肌コスメに対するニーズが拡大し、市場は伸長している。
◆また、従来の低刺激訴求の敏感肌コスメにくわえ、高機能成分などを配合した積極的アプローチ訴求の敏感肌コスメが増加していることからユーザーの裾野が年々広がっており、市場規模は10年前(2014年比)の約1.85倍に成長している。
◆ブランド別でみるとトップは「キュレル」で、以下「ミノン」、「dプログラム」、「無印良品 敏感肌用シリーズ」、「ラロッシュポゼ」などと続いている。これらブランドの多くが、皮膚科学の視点に基づいた成分ケア訴求のダーマコスメ系や、“敏感肌でも美しい肌を目指す”プレミアム系など積極的アプローチを謳ったブランドとなっており、多様化した敏感肌ケアニーズに対応したブランド展開で売上は好調に推移している。
◆分野別にみると、ヘアケア以外の全分野が前年比5%以上の増加推移となっている。スキンケアについては、「キュレル」や「ミノン」など多くの上位ブランドが肌悩み別に高保湿や美白、エイジング、アクネケアなどの高機能ラインを展開しユーザー拡大を図っていることから、前年比6.2%増で推移。またメイクアップについては、マスク着用機会の減少が最も影響することから全分野で唯一の2桁増となる10.1%増で推移している。
◆2024年については、2023年比5.7%増の1,259億円で推移する見込み。美白やエイジングケアなど高機能化粧品の提案強化や、新ラインの展開、訴求力の強化を目指した既存ブランドのリニューアルなどが奏功し、引き続き市場全体でも好調に推移する見込みである。このほか、スペシャルケア商品や敏感肌コスメのプレミアムラインの導入、皮膚科学的な視点に基づいたダーマコスメ訴求ブランドへのニーズ拡大も今後の市場成長に寄与すると考えられる。
◆当資料では、化粧品市場のなかでもとくに注目を集める敏感肌コスメ市場について徹底調査。主要各社の商品動向やマーケット(ブランド別、分野別、種類別、チャネル別)を分析するとともに、今後の市場性についても考察している。
【調査要覧】
<調査対象ブランド>
dプログラム(株式会社資生堂)、イハダ(株式会社資生堂)、キュレル(花王株式会社)、アベンヌ(株式会社ピエールファーブルジャポン)、ノブ(常盤薬品工業株式会社)、アルージェ(全薬工業株式会社)、ジュレリッチ(全薬工業株式会社)、コラージュ(持田ヘルスケア株式会社)、ミノン(第一三共ヘルスケア株式会社)、ディセンシア(株式会社ディセンシア)、ラロッシュポゼ(日本ロレアル株式会社)、カルテHD(コーセーマルホファーマ株式会社)、
エトヴォス(株式会社エトヴォス)、ドゥーエ(株式会社資生堂)、ユリアージュ(佐藤製薬株式会社)、ル・マイルド(健栄製薬株式会社)、ビオデルマ(ナオスジャパン株式会社)、ナビジョン(岩城製薬株式会社)
【調査結果】
◆2023年の敏感肌コスメ市場は、前年比6.6%増の1,191億円。新型コロナの5類移行による外出機会の増加・マスク着用機会の減少などでシミ・しわなどの肌悩みが顕在化した結果、高機能な敏感肌コスメに対するニーズが拡大し、市場は伸長している。
◆また、従来の低刺激訴求の敏感肌コスメにくわえ、高機能成分などを配合した積極的アプローチ訴求の敏感肌コスメが増加していることからユーザーの裾野が年々広がっており、市場規模は10年前(2014年比)の約1.85倍に成長している。
◆ブランド別でみるとトップは「キュレル」で、以下「ミノン」、「dプログラム」、「無印良品 敏感肌用シリーズ」、「ラロッシュポゼ」などと続いている。これらブランドの多くが、皮膚科学の視点に基づいた成分ケア訴求のダーマコスメ系や、“敏感肌でも美しい肌を目指す”プレミアム系など積極的アプローチを謳ったブランドとなっており、多様化した敏感肌ケアニーズに対応したブランド展開で売上は好調に推移している。
◆分野別にみると、ヘアケア以外の全分野が前年比5%以上の増加推移となっている。スキンケアについては、「キュレル」や「ミノン」など多くの上位ブランドが肌悩み別に高保湿や美白、エイジング、アクネケアなどの高機能ラインを展開しユーザー拡大を図っていることから、前年比6.2%増で推移。またメイクアップについては、マスク着用機会の減少が最も影響することから全分野で唯一の2桁増となる10.1%増で推移している。
◆2024年については、2023年比5.7%増の1,259億円で推移する見込み。美白やエイジングケアなど高機能化粧品の提案強化や、新ラインの展開、訴求力の強化を目指した既存ブランドのリニューアルなどが奏功し、引き続き市場全体でも好調に推移する見込みである。このほか、スペシャルケア商品や敏感肌コスメのプレミアムラインの導入、皮膚科学的な視点に基づいたダーマコスメ訴求ブランドへのニーズ拡大も今後の市場成長に寄与すると考えられる。
◆当資料では、化粧品市場のなかでもとくに注目を集める敏感肌コスメ市場について徹底調査。主要各社の商品動向やマーケット(ブランド別、分野別、種類別、チャネル別)を分析するとともに、今後の市場性についても考察している。
【調査要覧】
<調査対象ブランド>
dプログラム(株式会社資生堂)、イハダ(株式会社資生堂)、キュレル(花王株式会社)、アベンヌ(株式会社ピエールファーブルジャポン)、ノブ(常盤薬品工業株式会社)、アルージェ(全薬工業株式会社)、ジュレリッチ(全薬工業株式会社)、コラージュ(持田ヘルスケア株式会社)、ミノン(第一三共ヘルスケア株式会社)、ディセンシア(株式会社ディセンシア)、ラロッシュポゼ(日本ロレアル株式会社)、カルテHD(コーセーマルホファーマ株式会社)、
エトヴォス(株式会社エトヴォス)、ドゥーエ(株式会社資生堂)、ユリアージュ(佐藤製薬株式会社)、ル・マイルド(健栄製薬株式会社)、ビオデルマ(ナオスジャパン株式会社)、ナビジョン(岩城製薬株式会社)
【調査実査日】
2024年6月~9月
<資料名>
2024年 敏感肌コスメの市場分析調査
―「無添加」「プレミアム」「ダーマコスメ」の 3つの潮流で市場は競争激化―
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/beauty/mr210240637
発刊日:2024年9月30日 頒価:108,900円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com