2024年08月16日 11:30

Microchip社、TrustFLEXプラットフォームにECC20x、SHA10xファミリのセキュア認証ICを追加

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[NASDAQ: MCHP] - セキュアな鍵プロビジョニングは機密性の高い鍵を第三者による改ざんと悪意ある攻撃から守るために欠かせません。コンシューマ、産業用、データセンター、医療アプリケーションを保護するためにセキュアな鍵の保存は非常に重要ですが、セキュアな鍵プロビジョニングの開発と文書化のプロセスは複雑で高いコストがかかります。セキュアな鍵プロビジョニングへの参入障壁を引き下げ、プロトタイプの製作をより短期間で行えるようにするため、Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、TrustFLEXポートフォリオhttps://www.microchip.com/en-us/products/security/trust-platform/trustflex?utm_source=pressrelease_medium=pressrelease&utm_campaign=tfexpansion&%20&utm_bu=scg)のデバイス、サービス、ツールにECC204、SHA104、SHA105 CryptoAuthentication TM ICを追加する事を発表しました。

ECC20x ICとSHA10x ICは不正な攻撃から秘密鍵を秘匿する事を目的に設計されたハードウェアベースのセキュア ストレージ デバイスです。TrustFLEXプラットフォームの一部であるECC204、SHA104、SHA105 ICは、あらかじめ定義されたユースケース、カスタマイズが可能な暗号鍵、サンプルコードによって開発プロセスを合理化できるように事前設定されています。

Microchip社セキュア コンピューティング部門副社長のNuri Dagdeviren氏は次のように述べています。「事前設定済みのECC20xおよびSHA10xデバイスがMicrochip社のTrustFLEXプラットフォームに加わる事で、Microchip社のセキュア プロビジョニング サービスをより幅広いアプリケーションで活用しやすくなります。また今回のプラットフォーム拡張により、Microchip社のポートフォリオはさらに強化され、より手が届きやすいセキュリティ認証ICとなり、コスト重視の大量生産アプリケーション向けに最適化されたものになります。」

ECC20xおよびSHA10xデバイスはCC (Common Criteria)のJIL (Joint Interpretation Library) High評価のセキュアな鍵ストレージ要件に対応しており、FIPS(連邦情報処理標準)に準拠してNIST(米国国立標準技術研究所) ESV (Entropy Source Validation)とCAVP (Cryptographic Algorithm Validation Program)で認証済みです。これらのセキュアICファミリは幅広いシステムとアプリケーションにおいてデータと通信の機密性、完全性、真正性を確保する「信頼できる認証」(Trusted Authentication)を実装するために設計されています。

Microchip社のCryptoAuthentication ICはあらゆるMPU(マイクロプロセッサ)またはMCU(マイクロコントローラ)と互換性を持つ小型の低消費電力デバイスです。ホーム オートメーション、医療機器、ウェアラブル、使い捨てアプリケーション等で使われるIoT(モノのインターネット) ノードを保護するための柔軟なソリューションを提供します。また、ECC204はWPC(ワイヤレスパワー コンソーシアム)の承認を受けたQi認証SSS(セキュア ストレージ サブシステム)です。Microchip社のTrust Platformhttps://www.microchip.com/en-us/products/security/trust-platform/trustflex?utm_source=pressrelease_medium=pressrelease&utm_campaign=tfexpansion&%20&utm_bu=scg)とセキュリティ ソリューションhttps://www.microchip.com/en-us/products/security?utm_source=pressrelease_medium=pressrelease&utm_campaign=tfexpansion&%20&utm_bu=scg)の全てのポートフォリオの詳細はウェブサイトをご覧ください。

開発ツール
ECC20x ICとSHA10x ICはMicrochip社のTrust Platform Design Suitehttps://www.microchip.com/en-us/products/security/trust-platform/tpds?utm_source=pressrelease_medium=pressrelease&utm_campaign=tfexpansion&%20&utm_bu=scg)でサポートされているため、サンプルコードと学習教材の利用と認証情報のセキュアな転送が可能で、Microchip社のセキュアな鍵プロビジョニング サービスをさらに容易に活用できます。また、MPLAB(R) X IDE(統合開発環境)、製品固有の評価用ボード、CryptoAuthLibライブラリでもサポートされています。

在庫/供給状況
ECC204 IC、SHA104/SHA105 ICは本日より出荷を開始いたします。詳細とご購入はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社のオンラインストアのウェブサイトhttps://www.microchipdirect.comをご覧ください。

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53760375661/sizes/l/
● ECC20xのビデオはYouTubeでご覧頂くか、報道関係専用窓口までお問い合わせください。
https://youtu.be/Kd-N_efkbv0?si=sgXv_IqTK7iAQBqO
● SHA10xのビデオはYouTubeでご覧頂くか、報道関係専用窓口までお問い合わせください。https://www.youtube.com/watch?v=mBQlsTJjhbw&t=19s

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場でおおよそ123,000社のお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社):daphne.yuen@microchip.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

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