2024年08月14日 11:30

Microchip社とAcacia社、最適化されたテラビット規模のデータセンター インターコネクト システムを共同で実現

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
[NASDAQ: MCHP] - データセンター アーキテクチャの進化とトラフィックの増加により、データセンター間の帯域幅要件が高まっています。この課題に対処するため、システム開発者は幅広いクライアント コンフィグレーションで新世代の1.2 Tbps (1.2 T)伝送ソリューションの開発を効率化する必要があります。そのために必要となるのが、DCI (Data Center Interconnect)とメトロ伝送ネットワークにおける現在のテラビット規模のEthernet PHYデバイスとコヒーレント光回線モジュールの相互運用です。Microchip Technology Incorporated(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、Acacia社と共同でMicrochip社のMETA-DX2https://www.microchip.com/en-us/products/high-speed-networking-and-video/ethernet/ethernet-phys/meta-dx-family) Ethernet PHYファミリとAcacia社のCIM 8 (Coherent Interconnect Module 8)https://acacia-inc.com/product/coherent-interconnect-module-8/)について第4世代の相互運用性を実証したと発表しました。

両社の相互運用可能なデバイスはDCIおよび伝送ネットワークのプラガブル光回線向けに低消費電力で帯域幅が最適化されたスケーラブルなソリューションを実現します。両社が共同で実現する光伝送プラットフォーム向けの大容量マルチレート マックスポンダにより、以下の3つの主な特長が実現されます。

● DCI帯域幅の最適化: META-DX2ファミリはMETA-DX2+ PHYを通じて独自のLambdaスプリット機能を使い、400 GbEまたは800 GbEのクライアントをCIM 8モジュールで駆動される複数の波長に分割します。これにより、2波長 x1.2 Tbpsによる3 x 800 GbE、または2波長 x 1.0 Tbpsによる5 x 400 GbE等のレート構成におけるデータセンター間の容量が最大化されます。
● 設計リスクの低減: EthernetおよびOTNクライアントでレーンあたり最大112GのSerDesの相互運用がMicrochip社とAcacia社によって共同で検証されているため、設計の妥当性確認およびシステム認定の要件が下がります。
● 全帯域幅、マルチレート動作のサポート強化: META-DX2+のクロスポイントおよびギアボックス機能により、100 GbE~800 GbEのクライアント モジュールをCIM 8モジュールに全帯域幅で接続できるようになります。

「今回の相互運用性はAcacia社との長年にわたるパートナーシップを拡大し、クラウド コンピューティングとAI対応光ネットワークの構築を加速し最適化すると共に、お客様の開発リスクを低減するものです」とMicrochip社通信部門担当副社長のMaher Fahmiは述べています。「当社のMETA-DX2はこの種のソリューションとして初めて、市場で最も小型の112G PAM4デバイスに1.6 Tの暗号化、ポート アグリゲーション、Lambdaスプリットを搭載しました」

「相互運用性が検証されたAcacia社のCIM 8コヒーレント モジュールとMicrochip社のMETA-DX2デバイスは、システムの市場投入までの期間を短縮する強固なソリューションになるでしょう」とAcacia社のDSP製品ライン マネジメント部門取締役のMarkus Weber氏は述べています。「コンパクトで電力効率の高いCIM 8コヒーレント モジュールは、ネットワーク事業者がデータセンター間と伝送ネットワーク全体に高帯域幅DWDM接続を導入し、その容量を拡張するのに役立つよう設計されています」

リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/53725782078/sizes/l/

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御と処理ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場でおおよそ123,000社のお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

商号
マイクロチップ・テクノロジー・ジャパン株式会社(マイクロチップテクノロジージャパンカブシキガイシャ)
代表者
櫟 晴彦(イチイ ハルヒコ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町 1-10-14 住友東新橋ビル3号館4階
TEL
03-6880-3770
業種
その他IT関連
上場先
その他

運営会社 プライバシーポリシー情報削除ガイドラインサイトのご利用についてサイトマップお問い合わせ

© 2007-2024 GlobalIndex Co.,Ltd. All Rights Reserved.