明治40年創業以来、山形にて自社製造の国産にこだわり続ける「ツルヤ商店」。職人が素材選びから仕上げまで一貫して手掛けた、使い込むほど味が出る上質な籐製品が届きました。
日本の暮らしと「籐工芸」
日本の暮らしに馴染み深い「籐工芸」は、古くは千年以上前から歴史があり、正倉院に保管されている篭や、藤原時代の弓やなぎなたの柄巻など戦の武器に多く見られました。
やがて江戸時代に生活用具として発達し、明治時代には「籐家具」の製造技術が日本に伝わり、欧米の文化と共に普及した椅子生活が追い風となり、人々の暮らしの中へ籐工芸が浸透しました。
そうした時代背景の中、山形にて「ツルヤ商店(旧 会田ツル細工店)」が明治40年に創業しました。
自社製造の国産「ツルヤ商店」
創業以来、繊細な日本人の手仕事によって造られる国産籐製品の良さに誇りを持ち、頑固なまでに「自社製造の国産」にこだわり続けてきました。
ツルヤ商店の籐製品は、熟練の職人が素材選びから仕上げまで一貫して行い、一つ一つ手作りで作っています。数ある籐製品の中で、ツルヤ商店の職人によって丁寧に作られた籐製品は、籐ならではの優しい風合いや滑らかな手触り、丈夫さや耐久性の高さが際立ちます。
籐製品はメンテナンスをすることで、親子三代まで使えるともいわれています。愛着を持って長く使われた籐製品には、手作業での修理も施しています。使い込むほどに飴色の艶が増し、独特の味が出てくるツルヤ商店の籐製品、長くお楽しみください。
籐の特性を生かしての「曲げ」「編み」「巻き」 【籐源郷】
しなやかで力強い籐の特性を活かし、「曲げる」「編む」「巻き」といった匠の技で改良を重ねてきた、落ち着いた雰囲気の暮らしの道具シリーズ。
やわらかに寄り添う、身の回りのもの 【hairu <ハイル>】
小ぶりな籐かごのシリーズ。昔から親しまれてきた籐かごのディティールはそのまま、いまの暮らしに馴染むサイズにしました。ソファの横やベッドサイド、洗濯機の上、テーブルの下、身近な場所にちょこんと置いて、ブランケットやタオル、雑誌やおもちゃなど、身の回りのものをおおらかに収納します。
■開催期間:2024年5月7日(火)~ 31日(金)
■時間:11:00~20:00 (東京ミッドタウンの営業時間に準ずる)
■場所:THE COVER NIPPON (東京ミッドタウン ガレリア3F)
詳細はこちらから
https://thecovernippon.jp/20240507-tsuruyta-shoten/
【ツルヤ商店】 Tsuruya Shouten
1907年(明治40年)、初代・会田惣三郎氏が「会田ツル細工店」を創業。その後「有限会社ツルヤ商店」に改名、現在は4代目・会田源司氏が代表となりました。2009年(平成21年)にはギャラリー&ショップ「つるや品物店」もオープン。 自然との共生が叫ばれている昨今、天然素材「籐」を用い、時代の声に耳を傾けながら、これからも[確かなもの]を贈り続けていきます。
【店舗情報】
THE COVER NIPPON
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
東京ミッドタウンガレリア3階E-0305
tel 03-5413-0658
fax 03-5413-0659
年中無休(年始を除く) 11am-8pm
【企画・運営】
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
〒104-0054 東京都中央区勝どき5-5-14-314
TEL 03-5534-9903 FAX 03-5534-9904
https://mijp.co.jp/