2024年04月05日 09:00

TIS、静岡銀行に「ブランドデビットプロセッシングサービス」を導入 ~国際ブランドデビットカードの発行をサービス型で支援し、顧客ニーズに合わせたスピーディな導入を実現~

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TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、2024年3月にデビットカードのイシュイングに必要な環境をワンストップで提供するPAYCIERGE(ペイシェルジュ)*の「ブランドデビットプロセッシングサービス」*を、株式会社静岡銀行(本店:静岡県静岡市、代表取締役頭取:八木 稔、以下:静岡銀行)に導入したことを発表します。

TISの「ブランドデビットプロセッシングサービス」は、デビットカードのイシュイングに必要なアプリケーションや業務オペレーション等の環境をワンストップで提供するサービスで、国内市場シェア86%(取扱金融機関ベース)、全国で約25社への導入実績があります。SaaS型でのサービス提供により、導入時にかかる初期費用を抑制し、オーソリゼーションや会員管理、BPOといった機能の中から必要な機能のみを選択して利用することができます。
今回、静岡銀行への導入にあたっては、標準機能をフル活用し、サービス定義からローンチまで14ヶ月での導入を実現しました。

*PAYCIERGE(ペイシェルジュ):https://www.tis.jp/service_solution/paycierge/?_ga=2.144944692.1845747093.1712042835-1983667361.1681978056
*ブランドデビットプロセッシングサービス:https://www.tis.jp/service_solution/branded-debit-processing-service/?_ga=2.144944692.1845747093.1712042835-1983667361.1681978056



「ブランドデビットプロセッシングサービス」の提供イメージ




背景
経済産業省によると、2022年に日本のキャッシュレス決済比率は36.0%に達し、キャッシュレス決済が着実に浸透してきています。今後は2025年までに40%程度まで引き上げ、さらに将来的には世界最高水準の80%を目指す目標が掲げられています※1。キャッシュレス決済の中でもブランドデビットカードは、カードを利用すると銀行口座から即時に引き落としができるため、現金に代わる決済手段として期待され、国内の銀行でもブランドデビットカードの展開が進んでいます。
静岡銀行では、取引先企業の海外進出や海外企業との取引増加、個人での海外旅行の増加等を受け、より便利に安心して利用できるキャッシュレス決済を推進するために、世界中に加盟店が多く、汎用性が高いVisaブランドのデビットカードの発行を検討していました。Visaブランドのデビットカード発行にかかるシステムや業務の内製化を目指す中で、全国の銀行等でのサービス導入実績とそれに基づく業務知見、システム開発プロジェクトの管理推進ノウハウを持つTISの「ブランドデビットプロセッシングサービス」の導入を決定しました。

※1経済産業省「キャッシュレス決済の普及に向けた取組について」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/distribution_industry/pdf/006_04_00.pdf


導入効果
静岡銀行では、「ブランドデビットプロセッシングサービス」導入によりエリア決済ネットワークを構築することで、ブランドデビットカードの会員・加盟店双方がカード発行から決済までをシームレスに快適に実現できる経済圏を確立し、地域のキャッシュレス推進をより加速させていくことが可能になりました。


今後について
TISは今後も、より利便性の高いサービス提供に向けた「ブランドデビットプロセッシングサービス」のアップデートを行い、静岡銀行のキャッシュレス決済推進を支援していきます。
またTISでは、ブランドデビットカード事業にかかるシステム開発の実績とノウハウを活用したサービスを各企業へSaaS型として提供するとともに、TISインテックグループ各社が保有するサービスやソリューションを組み合わせ、ブランドデビットカード事業の領域にとどまらず、その周辺システム領域でも企業の成長戦略に寄与するビジネスパートナーとして支援を行っていきます。


「ブランドデビットプロセッシングサービス」について
ブランドデビットカードのイシュイング業務に必要な環境をトータルで提供するサービスです。

特長

豊富なメニューを用意
オーソリゼーション、会員管理、Web、BPO等、ブランドデビットカード事業に必要なシステムからサービス業務まで、自社で人員や設備を保有せずにアウトソーシング可能

初期コストを抑制
SaaS型での提供により、必要な機能やサービスのみを選択・利用して初期コストを抑制

スピーディな導入を実現
ブランドデビットカード事業に必要な標準機能を利用することでサービス開始までの期間を短縮し、最短6ヶ月程度で利用可能

万全なセキュリティ
グローバルセキュリティ基準のPCI DSS※2 Ver3.2.1へ準拠し、3-Dセキュアにも対応

詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/branded-debit-processing-service/

※2「Payment Card Industry Data Security Standards」の略。国際カードブランド5社(VISA、MasterCard、American Express、JCB、Discover)が作成した、世界的に統一されたクレジットカード情報保護のためのセキュリティ対策フレームワーク


「PAYCIERGE」について
TISのデジタル決済プラットフォームブランド「PAYCIERGE」は、決済を必要とするすべてのお客様に、利便性の高い安心できるしくみを提供するデジタル決済ソリューションの総称です。日々進化する決済ビジネス市場のニーズに合わせ、アライアンス活用、オープンAPI基盤、海外市場の展開など「つながり」をテーマにビジネスの成功を幅広くお手伝いします。

詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/paycierge/


株式会社静岡銀行について(https://www.shizuokabank.co.jp/
静岡銀行は、グループの基本理念「地域とともに夢と豊かさを広げます。」のもと、地域との共生による豊かで持続可能な社会の実現に向けた活動を展開しています。
また、グループで取り組む第1次中期経営計画「Xover~新時代を拓く」では、2030年にめざす姿を「すべてのステークホルダーがサステナブルかつ幸福度が高まっている状態」と定め、地域やお客さまの課題解決を通じた新たな社会価値の創造と企業価値の向上の両立に取り組んでいます。


TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/
TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。


TISインテックグループについて
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。


本サービスに関するお問い合わせ先
TIS株式会社 デジタルイノベーション事業本部 PAYCIERGE総合窓口
E-mail:paycierge@ml.tis.co.jp


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  • IT、通信、コンピュータ技術

会社概要

TIS株式会社
商号
TIS株式会社(ティアイエス)
代表者
岡本 安史(オカモト ヤスシ)
所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
TEL
03-5337-4345
業種
システム開発
上場先
東証一部
従業員数
5000名以上
会社HP
http://www.tis.co.jp/

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