株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『毒親と生きる』(橘 楓著)を2024年2月20日に発売いたします。
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毒親のもとおびえて過ごした幼少時代、自立を目指して両親の支配にあらがった青春時代。そして誰も引き受けたくない倒産寸前の父の会社を継ぐことになり……。壮絶な半生を歩んできた著者が語る、人生の理不尽に翻弄されながらも未来を切り拓いてゆく力とは。
「毒親」とは、子どもに悪影響を及ぼす親、あるいは子どもの人生を支配し傷つける親などを指した言葉です。子どもの成長に大きな影響を及ぼすとされますが、親子間のことであるため周囲の介入が難しい場合も多く、解決の見えない環境で苦しんでいる人も少なくありません。
本書は、毒親のもとで忍耐を強いられる人生を送ってきた著者が、毒親の呪縛から解放され、自分の人生を取り戻すまでの軌跡を記したものです。また、その半生を振り返りながら、今、改めて思う毒親への気持ちをつづっています。
著者は複雑な環境に生まれ、出生届すら提出されず、両親から「あんたを産んだおかげで、私の人生めちゃくちゃやわ」「捨ててしまうぞ!」といった言葉を投げつけられて、恐怖のなかで幼少期を過ごしました。そして、小学校4年生のときに「20歳になったら絶対にこの家を出ていく」と決意し、幾度となくつらい目に遭わされながらも、この決意を支えに生きてきたのです。
それでもなお、両親の理不尽な仕打ちに人生を投げ出したくなることは何度もあったといいます。しかしそのたびに、「こんな人たちに私の人生をめちゃくちゃにされてたまるか」「絶対に幸せな人生をつかみ取ってやる」との思いがこみ上げ、生きる原動力としてきました。
その後、成人して家を出ると、巡り合えた多くの人々のおかげで毒親の呪縛は少しずつ解けていきました。現在は良き夫を得て、建設材料メーカーの代表取締役を務め、会社の業績も順調です。
著者は改めて半生を振り返り、今では毒親への思いが若い頃とは変化していることに気づいたといいます。もしあの両親のもとに生まれていなかったらいったいどんな人生を歩んでいたのか、今の自分があるのは、あの毒親と、愛されていないと感じる不安な生活があったからではないかという気持ちも芽生えてきたのです。
世のなかには、自分の人生がうまくいかないのは“毒親のせいだ”と考え、幸せな人生を送ることを諦めかけてしまっている人もいます。
しかし、過去は変えられませんし、どれほど憂えていてもそれで現状が良くなるわけではありません。毒親に脅かされ、凄絶な人生を送ってきた著者は、どんな親のもとに生まれたとしても、自分の手で幸せをつかむことはできるのだといいます。
現実に毒親との関係に悩んでいる人、生まれながらの境遇に今も苦しみ続けている人たちへ。自分自身の人生を取り戻すきっかけをつかみ、未来へ踏み出す勇気が得られる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『毒親と生きる』
著 者:橘 楓(タチバナ カエデ)
発売日:2024年2月20日
定 価:1600円(税込価格 1760円)
体 裁:四六判・並製/202ページ
ISBN :978-4-344-94768-9
【目次】
第1章 非嫡出子として生まれ、戸籍なし――
「あんたなんか産むんじゃなかった」という母、
「捨ててしまうぞ」が口ぐせの父
第2章 毒親に認められたい――
学業に励むも、直前で受験中止を言い渡され絶望
第3章 毒親からの自立――
社会に出て自由になり、絶望から解放された日々を送る
第4章 それでもつきまとう毒親との縁――
誰も引き受けたくない倒産寸前の父の会社を継ぐ
第5章 三代目社長として――
新技術を開発し、引き継いだ会社を急激に拡大
第6章 人生で大切なことはすべて毒親から学んだ――
毒親に感謝し、毒親と生きていく
【著者プロフィール】
橘 楓(タチバナ カエデ)
1967年大阪府生まれ。幼少期の凄絶な体験から大学では社会学部社会福祉学科で学び、教員と保育士資格を取得。卒業後は、高校の教員採用試験に失敗したため、一部上場の宝飾会社に入社。消極的だった販売の仕事に配属されるも、営業の才能に目覚める。その後、服飾業界への興味から、貸衣裳会社に転職、さらに業界最大手のユニフォーム会社へ転職し、ユニフォームアドバイザーとして活躍する。1995年、阪神・淡路大震災を機に退職し、廃業寸前だった父の防水工事会社を引き継ぐ。2006年に現在の建材メーカー業態に移行、持続可能な未来の社会インフラを守る材料を開発し提供している。現在、代表取締役社長を務める。
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毒親のもとおびえて過ごした幼少時代、自立を目指して両親の支配にあらがった青春時代。そして誰も引き受けたくない倒産寸前の父の会社を継ぐことになり……。壮絶な半生を歩んできた著者が語る、人生の理不尽に翻弄されながらも未来を切り拓いてゆく力とは。
「毒親」とは、子どもに悪影響を及ぼす親、あるいは子どもの人生を支配し傷つける親などを指した言葉です。子どもの成長に大きな影響を及ぼすとされますが、親子間のことであるため周囲の介入が難しい場合も多く、解決の見えない環境で苦しんでいる人も少なくありません。
本書は、毒親のもとで忍耐を強いられる人生を送ってきた著者が、毒親の呪縛から解放され、自分の人生を取り戻すまでの軌跡を記したものです。また、その半生を振り返りながら、今、改めて思う毒親への気持ちをつづっています。
著者は複雑な環境に生まれ、出生届すら提出されず、両親から「あんたを産んだおかげで、私の人生めちゃくちゃやわ」「捨ててしまうぞ!」といった言葉を投げつけられて、恐怖のなかで幼少期を過ごしました。そして、小学校4年生のときに「20歳になったら絶対にこの家を出ていく」と決意し、幾度となくつらい目に遭わされながらも、この決意を支えに生きてきたのです。
それでもなお、両親の理不尽な仕打ちに人生を投げ出したくなることは何度もあったといいます。しかしそのたびに、「こんな人たちに私の人生をめちゃくちゃにされてたまるか」「絶対に幸せな人生をつかみ取ってやる」との思いがこみ上げ、生きる原動力としてきました。
その後、成人して家を出ると、巡り合えた多くの人々のおかげで毒親の呪縛は少しずつ解けていきました。現在は良き夫を得て、建設材料メーカーの代表取締役を務め、会社の業績も順調です。
著者は改めて半生を振り返り、今では毒親への思いが若い頃とは変化していることに気づいたといいます。もしあの両親のもとに生まれていなかったらいったいどんな人生を歩んでいたのか、今の自分があるのは、あの毒親と、愛されていないと感じる不安な生活があったからではないかという気持ちも芽生えてきたのです。
世のなかには、自分の人生がうまくいかないのは“毒親のせいだ”と考え、幸せな人生を送ることを諦めかけてしまっている人もいます。
しかし、過去は変えられませんし、どれほど憂えていてもそれで現状が良くなるわけではありません。毒親に脅かされ、凄絶な人生を送ってきた著者は、どんな親のもとに生まれたとしても、自分の手で幸せをつかむことはできるのだといいます。
現実に毒親との関係に悩んでいる人、生まれながらの境遇に今も苦しみ続けている人たちへ。自分自身の人生を取り戻すきっかけをつかみ、未来へ踏み出す勇気が得られる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『毒親と生きる』
著 者:橘 楓(タチバナ カエデ)
発売日:2024年2月20日
定 価:1600円(税込価格 1760円)
体 裁:四六判・並製/202ページ
ISBN :978-4-344-94768-9
【目次】
第1章 非嫡出子として生まれ、戸籍なし――
「あんたなんか産むんじゃなかった」という母、
「捨ててしまうぞ」が口ぐせの父
第2章 毒親に認められたい――
学業に励むも、直前で受験中止を言い渡され絶望
第3章 毒親からの自立――
社会に出て自由になり、絶望から解放された日々を送る
第4章 それでもつきまとう毒親との縁――
誰も引き受けたくない倒産寸前の父の会社を継ぐ
第5章 三代目社長として――
新技術を開発し、引き継いだ会社を急激に拡大
第6章 人生で大切なことはすべて毒親から学んだ――
毒親に感謝し、毒親と生きていく
【著者プロフィール】
橘 楓(タチバナ カエデ)
1967年大阪府生まれ。幼少期の凄絶な体験から大学では社会学部社会福祉学科で学び、教員と保育士資格を取得。卒業後は、高校の教員採用試験に失敗したため、一部上場の宝飾会社に入社。消極的だった販売の仕事に配属されるも、営業の才能に目覚める。その後、服飾業界への興味から、貸衣裳会社に転職、さらに業界最大手のユニフォーム会社へ転職し、ユニフォームアドバイザーとして活躍する。1995年、阪神・淡路大震災を機に退職し、廃業寸前だった父の防水工事会社を引き継ぐ。2006年に現在の建材メーカー業態に移行、持続可能な未来の社会インフラを守る材料を開発し提供している。現在、代表取締役社長を務める。