2024年2月13日、株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 雄一郎、東証グロース市場《証券コード:5026》、以下、トリプルアイズ)とZERO株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:沖杉 大地、四辻 弘樹/以下、ZERO)は、このたび、ZEROが提供する無人販売機「フードロス削減ボックスfuubo」(以下、fuubo)の導入推進を通じて、国内におけるフードロスならびにCo2排出量削減に貢献すべく、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。
本提携にもとづき、トリプルアイズはZEROの株式を第三者割当増資により取得し、双方の強みを活かしたビジネスモデルの構築、提供、ならびにその価値の最大化に向けた新たなサービスの開発を図ります。
■フードロス削減は早急に取り組むべき社会課題
農林水産省の調査では、2021年度における国内のフードロス量の推計値は年間523万トン*1にのぼります。SDGsの目標の一つである「つくる責任つかう責任」では、2030年までに、小売・消費レベルにおいて、グローバルに一人当たりの食料の廃棄を半減させることをターゲットとしています。また、世界のCo2排出量のうち、約8.2%が食品廃棄物およびその焼却から発生しており*2、環境負荷の観点からもフードロスの削減が課題となっています。このようななか、日本政府は、2020年3月、「食品ロス削減推進法」を施行し、フードロス削減に向けた施策を推進しています。
トリプルアイズは、「テクノロジーに想像力を載せる」をビジョンに掲げ、AIエンジンの独自開発を進めるAIZE部門とシステム開発に実績のあるSI部門とのシナジーによって、あらゆるビジネスでDXイノベーションを推進しています。2014年より取り組みをはじめた囲碁AI研究では、世界大会上位の実績を残し、画像認識プラットフォーム・AIZEの開発へと結実しました。AI顔認証の社会実装では日本でもトップクラスの実績があり、顔認証による勤怠打刻、入退室管理、決済、アルコールチェック、マーケティング、顧客管理など、そのAIソリューションは様々な業種に導入されています。
ZEROは、「地球上の貧困をゼロにする」をビジョンに掲げ、フードロスの削減を図る無人販売機fuuboを開発しています。フードロスやCo2排出量削減に貢献するだけでなく、福利厚生の充実を図る企業と契約をすることで、オフィスなどにfuuboを設置し、食品メーカーなどから、パッケージの変更や1/3ルール*3などの理由により通常の販売ルートでは流通できない食品を提供しています。導入した企業においては、fuuboの活用によって生まれるCo2排出量削減効果を可視化することで、貢献度の訴求を可能としています。現在、全国の駅、商業施設、オフィスなど、様々な場所に設置されており、施設利用者や導入企業の従業員など多くの方に利用いただいています。
*1 出典:農林水産省 2023年6月9日発表
*2 出典:IPCC「土地関係特別報告書」 2019年8月発表
*3 「3分の1ルール」とは、食品の流通過程において製造者(メーカー卸も含む)、販売者(小売り)、消費者の3者が、製造日から賞味期限までの期間を3 分の 1 ずつ均等に分け合うという考え方に基づく商慣習
■顔認証活用で新たな層へのアプローチを実現
今後、両社は、本提携にもとづき、サービス共同事業者として、fuuboの導入推進およびサービスの拡充を図ります。
ZEROは、fuuboの開発、運用を担い、フードロスの提供およびフードロス削減によって生まれるCo2排出量削減効果のレポートを作成することで、導入企業に環境貢献サービスを提供してまいります。
トリプルアイズは、独自の顔認証システムをfuuboに連動させることで、従来のスマートフォンのQRコード読取による受け取り方法から、新機能として顔認証によって簡単に便利に商品が受けとれる機能をZEROと共同開発いたします。トリプルアイズの実績のある卓越した顔認証技術をfuuboに実装することにより、これまでfuuboを利用することが難しかった年齢層へのアプローチを実現いたします。さらに両社は、顔認証タブレットを活用した広告収入モデルを構築し、社会課題の解決を目指す企業を巻き込んだPRを実施する予定です。また、集積されたデータを分析することで、食品メーカーや設置場所を提供する施設、様々な企業・団体へのマーケティングツールとしても活用することで、新たな価値を提供し、持続可能な社会の構築の一助となることを目指しております。
本提携にもとづき、トリプルアイズはZEROの株式を第三者割当増資により取得し、双方の強みを活かしたビジネスモデルの構築、提供、ならびにその価値の最大化に向けた新たなサービスの開発を図ります。
■フードロス削減は早急に取り組むべき社会課題
農林水産省の調査では、2021年度における国内のフードロス量の推計値は年間523万トン*1にのぼります。SDGsの目標の一つである「つくる責任つかう責任」では、2030年までに、小売・消費レベルにおいて、グローバルに一人当たりの食料の廃棄を半減させることをターゲットとしています。また、世界のCo2排出量のうち、約8.2%が食品廃棄物およびその焼却から発生しており*2、環境負荷の観点からもフードロスの削減が課題となっています。このようななか、日本政府は、2020年3月、「食品ロス削減推進法」を施行し、フードロス削減に向けた施策を推進しています。
トリプルアイズは、「テクノロジーに想像力を載せる」をビジョンに掲げ、AIエンジンの独自開発を進めるAIZE部門とシステム開発に実績のあるSI部門とのシナジーによって、あらゆるビジネスでDXイノベーションを推進しています。2014年より取り組みをはじめた囲碁AI研究では、世界大会上位の実績を残し、画像認識プラットフォーム・AIZEの開発へと結実しました。AI顔認証の社会実装では日本でもトップクラスの実績があり、顔認証による勤怠打刻、入退室管理、決済、アルコールチェック、マーケティング、顧客管理など、そのAIソリューションは様々な業種に導入されています。
ZEROは、「地球上の貧困をゼロにする」をビジョンに掲げ、フードロスの削減を図る無人販売機fuuboを開発しています。フードロスやCo2排出量削減に貢献するだけでなく、福利厚生の充実を図る企業と契約をすることで、オフィスなどにfuuboを設置し、食品メーカーなどから、パッケージの変更や1/3ルール*3などの理由により通常の販売ルートでは流通できない食品を提供しています。導入した企業においては、fuuboの活用によって生まれるCo2排出量削減効果を可視化することで、貢献度の訴求を可能としています。現在、全国の駅、商業施設、オフィスなど、様々な場所に設置されており、施設利用者や導入企業の従業員など多くの方に利用いただいています。
*1 出典:農林水産省 2023年6月9日発表
*2 出典:IPCC「土地関係特別報告書」 2019年8月発表
*3 「3分の1ルール」とは、食品の流通過程において製造者(メーカー卸も含む)、販売者(小売り)、消費者の3者が、製造日から賞味期限までの期間を3 分の 1 ずつ均等に分け合うという考え方に基づく商慣習
■顔認証活用で新たな層へのアプローチを実現
今後、両社は、本提携にもとづき、サービス共同事業者として、fuuboの導入推進およびサービスの拡充を図ります。
ZEROは、fuuboの開発、運用を担い、フードロスの提供およびフードロス削減によって生まれるCo2排出量削減効果のレポートを作成することで、導入企業に環境貢献サービスを提供してまいります。
トリプルアイズは、独自の顔認証システムをfuuboに連動させることで、従来のスマートフォンのQRコード読取による受け取り方法から、新機能として顔認証によって簡単に便利に商品が受けとれる機能をZEROと共同開発いたします。トリプルアイズの実績のある卓越した顔認証技術をfuuboに実装することにより、これまでfuuboを利用することが難しかった年齢層へのアプローチを実現いたします。さらに両社は、顔認証タブレットを活用した広告収入モデルを構築し、社会課題の解決を目指す企業を巻き込んだPRを実施する予定です。また、集積されたデータを分析することで、食品メーカーや設置場所を提供する施設、様々な企業・団体へのマーケティングツールとしても活用することで、新たな価値を提供し、持続可能な社会の構築の一助となることを目指しております。
■トリプルアイズの概要
社名 株式会社トリプルアイズ
代表者 代表取締役 山田雄一郎
所在地 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台三丁目4番地
龍名館本店ビルディング12階
設立年月日 2008年9月3日
事業概要 システムインテグレーションおよびAIプラットフォームの提供
■ZEROの概要
社名 ZERO株式会社
代表者 代表取締役 沖杉 大地、代表取締役 四辻 弘樹
所在地 東京都台東区東上野二丁目20番6号
設立年月日 2022年3月
事業概要 「フードロス削減ボックスfuubo」を活用したフードロス
およびCO2削減サービスの提供など
■トリプルアイズについて
トリプルアイズは、2008年創業のITベンチャーです。2014年より「囲碁AI」の研究開発を開始し、2019年に画像認識プラットフォーム・AIZEをサービス開始。SI事業とAI事業の二本柱で事業を展開し、2022年5月には東京証券取引所グロース市場に上場しています。2023年にはGPUサーバのデータセンターを展開するゼロフィールド社を傘下に迎え、生成AI時代に対応する陣容を整えています。AIモデルの独自開発に加え、具体的なソリューションやサービスに組み込み、活用できるようにする「実装力」を強みとしています。
https://www.3-ize.jp/
■ZEROについて
ZERO株式会社は、“地球上の貧困をゼロにする”をVisionに、もったいないを循環させて やさしい社会をつくるため、フードロスとCo2排出削減貢献事業を行っています。
自社開発したフードロスが削減できる無人販売機「fuubo(フーボ)」は、フードロスの削減およびCo2排出の削減効果を可視化することが実現できており、全国の駅や商業施設、オフィスや 学校、自治体など幅広い場所に設置され、2024年1月末時点で全国に66台の導入事例があります。
消費者に分かりやすいWebサービスと、企業にとって取り組まなければならないCo2削減効果の両軸を実現し、フードロス削減と企業価値の向上に貢献してまいりました。
今後、システム機能を拡充し、利用者の利便性向上、並びに設置拡大に耐えうる基盤構築を行い、グローバルなサービス展開を実施してまいります。
https://www.nofoodloss.com/