長崎の伝統工芸「三川内焼」の人気体験シリーズ。平戸松山窯が得意とする優美な染付の牡丹唐草を施した豆皿に「濃み(だみ)」という技法で、お好きな箇所を塗っていただきます。
人気の「三川内焼」ワークショップ。今回は、繊細優美な染付で私たちを魅了してくれている「平戸松山窯」の染付体験会を開催します。
平戸松山窯の代表的な絵柄のひとつである「間取牡丹唐草」の染付に「濃み(だみ)」という技法を使用します。
「濃み(だみ)」は、三川内焼の染付の特徴でもある大事な技法で、輪郭線の中を塗る「濃み」の工程にも特徴があります。有田(佐賀県)で主流の「しぼり濃み」と呼ばれる二本の指で押さえた筆を動かす方法ではなく、筆を固定し、器を動かしながら、呉須を滲ませていく「流し濃み」の方法をとっています。
事前に墨で豆皿に下描きされた牡丹の柄をご用意いただき、その上から呉須(青い釉薬)で、皆様のお好みの箇所に、色を塗ります。
当日は、三川内焼の継承者でもある若手職人、中里 彰志さんに(平戸松山窯)ご来店いただき、技法を教えていただきながら、作り上げていただきます。
その後、三川内にお持ち帰りいただき、平戸松山窯にて、最終仕上げをして焼成し、1-2ヶ月後に完成となります。
三川内焼の美しい白磁の生地に、思い思いに描く染付の豆皿は、まさに世界に一枚しかない豆皿が出来上がります。三川内焼の醍醐味にふれ、是非あなたも貴重な一枚を手にしてください。
講座概要
■講座:三川内焼染付体験 豆皿製作 平戸松山窯
■日時:2月10日(土) 第1回 14:30~16:00 / 第2回 18:00~19:30
2月11日(日) 第1回 11:30~13:00 / 第2回 14:30~16:00 / 第3回 18:00~19:30
2月12日(月・祝) 第1回 11:30~13:00
■会場:THE COVER NIPPON店内
■定員:8名 / 各回 ※事前予約制 / 定員になり次第締切と致します。
■会費:11,000円(税込) 材料費込
■講師:中里 彰志(三川内焼 平戸松山窯)
※注意事項
・陶土・釉薬を扱いますので、衣類が汚れる可能性がございます。洗濯で落ちますが気になる方はエプロン、タオル等ご持参ください。
・受講料のご入金の確認を持ちまして「受講確定」とさせていただきます。
「受講確定」後キャンセル・受講料の払戻しはできませんことをご了承ください。
・予定しております内容が余儀なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
・災害などのやむを得ない事情による開催中止を除き、参加費のご返金は致しません。
・お申込み情報は最新に更新されていない場合がございます。
お申込み頂いた際にすでに満席の場合はご容赦願います。
詳細はこちらから
https://thecovernippon.jp/20240210-mikawachi-workshop/
三川内焼 平戸松山窯
長崎県佐世保にある「三川内(みかわち)焼」は、国の伝統的工芸品です。
江戸時代、平戸藩の藩主・松浦公のための器や献上品をつくる「御用窯」として繊細なやきものを数多く残し、まるで透き通っているかのような美しさを持つ白い磁器には、400年以上続く伝統の技が詰め込まれています。超絶技巧の技と伝統は今も脈々と息づいています。
平戸松山窯は、三川内天満宮に祀られる「高麗媼」を祖先とし、その昔、平戸藩主松浦公の御庭焼絵方として迎えられ、代々御用窯として唐子絵の伝統を守り続けてきた由緒ある窯元です。 その中でも、繊細優美な染付は、追随を許さないほどの美しさを誇り、また現代の暮らしに寄り添うアイテムやモチーフなど、常に新しい試みにも意欲的です。
中里 彰志 Akishi Nakazato 平戸松山窯
1997年
中里月度務の長男として三川内町に生まれる
2016年
有田工業高校デザイン科卒業
同年
有田窯業技術センターにて技術研修
2018年
メイド・イン・ジャパンプロジェクト株式会社に入社。
全国の伝統工芸品から、現代のライフスタイルにおける工芸の在り方を学ぶ。
2020年
祖父 勝歳(かつとし)、父 月度務(つとむ)に師事
2022年
2022全国伝統工芸品公募展 特選「陰刻手平戸青海波寿司皿揃え」
【店舗情報】
THE COVER NIPPON
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
東京ミッドタウンガレリア3階E-0305
tel 03-5413-0658
fax 03-5413-0659
年中無休(年始を除く) 11am-8pm
【企画・運営】
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
〒104-0054 東京都中央区勝どき5-5-14-314
TEL 03-5534-9903 FAX 03-5534-9904
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