新聞紙を主原料とするセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」の製造・販売・施工を行う株式会社デコス(本社:山口県下関市、代表取締役:安成信次)では、2024年1月31日(水)、ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議ならびに一般財団法人 住宅・建築 SDGs 推進センター(IBECs)の主催する連続講座『ホールライフカーボン評価の基礎知識』に、建築用断熱材メーカーを代表して登壇いたします。建築業界のCO2削減に向けた、各種建材のCO2見える化の推奨を目的に、国内の建築用断熱材で唯一世界的環境ラベル「エコリーフ」を取得した当社の取り組みについて、取締役の田所憲一が解説します。
国内の建築用断熱材で唯一世界的環境ラベル「エコリーフ」を取得したデコスファイバー
建築業界のCO2見える化への鍵を握る、建材のCO2排出量の算定・表示
世界では、CO2排出量において建設がその37%を占めています。日本政府が50年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げる中、建設業界における原材料調達から廃棄・リサイクルまでの製品の全ライフサイクルでのCO2排出量「ホールライフカーボン」の削減は急務とされています。
欧州・米国ではホールライフカーボンの削減に向け、多数の建材・設備に置いて、全ライフサイクルにおける環境影響を可視化した環境認証の取得・データ蓄積が進んでいるものの、日本国内においてはデータが不足しているのが現状です。建設・不動産業界では環境への配慮から、建設時におけるCO2排出量の算定ができる建材への需要は高まっており、CO2排出量を開示し、脱炭素への取り組みをアピールすることで環境意識の高いユーザーへの訴求にも繋がります。
本セミナーは、国内における建材・設備の全ライフサイクルにおけるCO2排出量データの拡充促進・各企業の個別の取り組みを加速させることを目的に、情報共有の場として開催されるものです。当社は、国内の建築用断熱材で唯一、国際規格に準拠した日本独自の環境ラベル「エコリーフ」を取得しており、建築用断熱材メーカーを代表し、当社の環境ラベルの活用状況や取得までの取り組みなどについてお話させていただきます。
国内で最も製造時のCO2排出量が少ない建築用断熱材、国内唯一「エコリーフ」を取得
当社の製造するセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」は2011年に建築用断熱材として日本初のカーボンフットプリント(CFP)マークの使用許諾認定を取得、2019年には建築用断熱材として日本で唯一「エコリーフ」を取得しました。国内で製造時のCO2排出量が最も少ない建築用断熱材です。(当社調べ)
セルロースファイバー断熱材は、新聞紙を主原料とする綿状の木質繊維系断熱材です。粉砕した新聞紙にホウ酸・ホウ砂、はっ水材を加えて混ぜて作られ、断熱性だけでなく、調湿性・吸音性・防火性などにも優れているのが特長です。石油燃料を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)なども一切使用しないため、他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量が圧倒的に低いエコでクリーンな断熱材です。国内で一般的に住宅用断熱材として使用されるグラスウールと比べると、その製造エネルギーは1/50から1/7になります。脱炭素社会に向けた環境への配慮から注目を集め、過去20年でそのシェアは10倍にも伸びています。
更に当社では、JR貨物によるモーダルシフトを実現するなどの取り組みによりCO2排出量削減に取り組み、2012年からは林業を営む株式会社トライ・ウッド(大分県日田市上津江町)による間伐推進プロジェクトから創出されるJ-VERクレジット(森林吸収系)などを利用し、国内で初めてゼロ・カーボン断熱材を実現しています。
また、同社グループ会社で環境共生住宅を手掛ける安成工務店(本社:山口県下関市、代表取締役:安成信次)では、デコスファイバーに加え、伝統的な木材の自然乾燥「輪掛け乾燥」の採用などにより、標準住宅における建設時のCO2排出量12.3%の削減に成功しています。同社では毎年120棟前後の木造戸建て住宅を引き渡ししているため、年間で東京ドーム13個分の森林の吸収量にあたる約540トンのCO2を削減しています。
建築業界のCO2見える化への鍵を握る、建材のCO2排出量の算定・表示
世界では、CO2排出量において建設がその37%を占めています。日本政府が50年までに温暖化ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げる中、建設業界における原材料調達から廃棄・リサイクルまでの製品の全ライフサイクルでのCO2排出量「ホールライフカーボン」の削減は急務とされています。
欧州・米国ではホールライフカーボンの削減に向け、多数の建材・設備に置いて、全ライフサイクルにおける環境影響を可視化した環境認証の取得・データ蓄積が進んでいるものの、日本国内においてはデータが不足しているのが現状です。建設・不動産業界では環境への配慮から、建設時におけるCO2排出量の算定ができる建材への需要は高まっており、CO2排出量を開示し、脱炭素への取り組みをアピールすることで環境意識の高いユーザーへの訴求にも繋がります。
本セミナーは、国内における建材・設備の全ライフサイクルにおけるCO2排出量データの拡充促進・各企業の個別の取り組みを加速させることを目的に、情報共有の場として開催されるものです。当社は、国内の建築用断熱材で唯一、国際規格に準拠した日本独自の環境ラベル「エコリーフ」を取得しており、建築用断熱材メーカーを代表し、当社の環境ラベルの活用状況や取得までの取り組みなどについてお話させていただきます。
国内で最も製造時のCO2排出量が少ない建築用断熱材、国内唯一「エコリーフ」を取得
当社の製造するセルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」は2011年に建築用断熱材として日本初のカーボンフットプリント(CFP)マークの使用許諾認定を取得、2019年には建築用断熱材として日本で唯一「エコリーフ」を取得しました。国内で製造時のCO2排出量が最も少ない建築用断熱材です。(当社調べ)
セルロースファイバー断熱材は、新聞紙を主原料とする綿状の木質繊維系断熱材です。粉砕した新聞紙にホウ酸・ホウ砂、はっ水材を加えて混ぜて作られ、断熱性だけでなく、調湿性・吸音性・防火性などにも優れているのが特長です。石油燃料を使用せず、電気エネルギーのみを用いて製造され、熱(溶解・乾燥)、水(洗浄・冷却)なども一切使用しないため、他の断熱材に比べ製造時のエネルギー消費量が圧倒的に低いエコでクリーンな断熱材です。国内で一般的に住宅用断熱材として使用されるグラスウールと比べると、その製造エネルギーは1/50から1/7になります。脱炭素社会に向けた環境への配慮から注目を集め、過去20年でそのシェアは10倍にも伸びています。
更に当社では、JR貨物によるモーダルシフトを実現するなどの取り組みによりCO2排出量削減に取り組み、2012年からは林業を営む株式会社トライ・ウッド(大分県日田市上津江町)による間伐推進プロジェクトから創出されるJ-VERクレジット(森林吸収系)などを利用し、国内で初めてゼロ・カーボン断熱材を実現しています。
また、同社グループ会社で環境共生住宅を手掛ける安成工務店(本社:山口県下関市、代表取締役:安成信次)では、デコスファイバーに加え、伝統的な木材の自然乾燥「輪掛け乾燥」の採用などにより、標準住宅における建設時のCO2排出量12.3%の削減に成功しています。同社では毎年120棟前後の木造戸建て住宅を引き渡ししているため、年間で東京ドーム13個分の森林の吸収量にあたる約540トンのCO2を削減しています。
神社仏閣での採用でも実証される木造建築との相性、今後は木造大型建築での採用に期待
建築業界の脱炭素の流れとして、大型木造建築物の増加もあります。二酸化炭素吸収量のピークを越えた人工林が増える中、国産材の活用や建築基準法の改正も追い風に、木造技術も近年進化してきました。デコスファイバーは、新聞紙をリサイクルしたパルプ由来の性質から、木造建築と相性がいい断熱材です。薬剤(ホウ酸・ホウ砂)による難燃処理のため燃えにくく、延焼を防ぎ、有害ガスの発生もありません。
神社仏閣の新築・改築においても多数導入されるなど、木造建築における多くの実績があることから、今後の木造大型建築での採用を目指します。
建築業界の脱炭素の流れとして、大型木造建築物の増加もあります。二酸化炭素吸収量のピークを越えた人工林が増える中、国産材の活用や建築基準法の改正も追い風に、木造技術も近年進化してきました。デコスファイバーは、新聞紙をリサイクルしたパルプ由来の性質から、木造建築と相性がいい断熱材です。薬剤(ホウ酸・ホウ砂)による難燃処理のため燃えにくく、延焼を防ぎ、有害ガスの発生もありません。
神社仏閣の新築・改築においても多数導入されるなど、木造建築における多くの実績があることから、今後の木造大型建築での採用を目指します。
唐招提寺御影堂(奈良)
<セミナー概要>
連続講座 『ホールライフカーボン評価の基礎知識』 第 2 期
~ 建材・設備のカーボン表示の拡充促進に向けて ~
日時 :2023 年 11 月 30 日(木)~2024 年 1 月 31 日(水) 、各回 2 時間、全3回
開催方法:Zoom によるウェビナー方式
主催 :ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議
一般財団法人 住宅・建築 SDGs 推進センター(IBECs)
共催 :住宅・建築 SDGsフォーラム、一般社団法人 日本サステナブル建築協会(JSBC)
協賛 :一般社団法人 日本建築学会、一般社団法人 日本建設業連合会、
公益社団法人 日本建築家協会、公益社団法人 日本建築士会連合会、
一社団法人 日本建築士事務所協会連合会、 (予定)
一般社団法人 住宅生産団体連合会、 一般社団法人 不動産協会
参加費 :無料 定 員 1000 名
<デコス登壇回>
第3回 2024 年 1 月 31 日(水)16:00~18:00
仕上げ・断熱・設備関連の EPD
●タイルカーペット :小玉 泰史 (株式会社川島織物セルコン)
●断熱材/吹込み用セルローズファイバー:田所 憲一 (株式会社デコス)
●エレベーター :吉岡 真 (東芝エレベータ株式会社)
お申込み先 https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_LlyqQrB7Tia2To76xScvxg
※全プログラムに関してはこちらをご覧ください
https://www.ibec.or.jp/zero-carbon_building/files/continue_lectures_2311-2401_2.pdf
<会社概要>
企業名 :株式会社デコス
代表者 :代表取締役 安成信次
本社所在地 :山口県下関市菊川町田部155-7
設立 :1974年 8月 30日
資本金 :30,000,000 円
従業員数 :31名
事業内容 :断熱材製造販売・施工、FC事業
ホームページ:https://www.decos.co.jp/
【報道関係者 お問い合わせ】
デコス 広報事務局
担当:川崎(090-2401-4914)福土(080-6538-6292)
E-mail: pr@netamoto.co.jp TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788
<セミナー概要>
連続講座 『ホールライフカーボン評価の基礎知識』 第 2 期
~ 建材・設備のカーボン表示の拡充促進に向けて ~
日時 :2023 年 11 月 30 日(木)~2024 年 1 月 31 日(水) 、各回 2 時間、全3回
開催方法:Zoom によるウェビナー方式
主催 :ゼロカーボンビル(LCCO2ネットゼロ)推進会議
一般財団法人 住宅・建築 SDGs 推進センター(IBECs)
共催 :住宅・建築 SDGsフォーラム、一般社団法人 日本サステナブル建築協会(JSBC)
協賛 :一般社団法人 日本建築学会、一般社団法人 日本建設業連合会、
公益社団法人 日本建築家協会、公益社団法人 日本建築士会連合会、
一社団法人 日本建築士事務所協会連合会、 (予定)
一般社団法人 住宅生産団体連合会、 一般社団法人 不動産協会
参加費 :無料 定 員 1000 名
<デコス登壇回>
第3回 2024 年 1 月 31 日(水)16:00~18:00
仕上げ・断熱・設備関連の EPD
●タイルカーペット :小玉 泰史 (株式会社川島織物セルコン)
●断熱材/吹込み用セルローズファイバー:田所 憲一 (株式会社デコス)
●エレベーター :吉岡 真 (東芝エレベータ株式会社)
お申込み先 https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_LlyqQrB7Tia2To76xScvxg
※全プログラムに関してはこちらをご覧ください
https://www.ibec.or.jp/zero-carbon_building/files/continue_lectures_2311-2401_2.pdf
<会社概要>
企業名 :株式会社デコス
代表者 :代表取締役 安成信次
本社所在地 :山口県下関市菊川町田部155-7
設立 :1974年 8月 30日
資本金 :30,000,000 円
従業員数 :31名
事業内容 :断熱材製造販売・施工、FC事業
ホームページ:https://www.decos.co.jp/
【報道関係者 お問い合わせ】
デコス 広報事務局
担当:川崎(090-2401-4914)福土(080-6538-6292)
E-mail: pr@netamoto.co.jp TEL:03-5411-0066 FAX:03-3401-7788