あらゆるジェンダーの平等な権利は、基本的人権としてのみならず、より平和で持続可能な世界を構築するために不可欠なものです。
目覚ましい進歩に反し、世界の地政学的状況によって、こうした歩みはさらに弱められています。
女性や性的少数者は、自分たちの権利のために主張を続けなければならず、社会によって支えられなくてはなりません。芸術の世界ではどのような注目すべき例があるのでしょうか?
そして、どのようにして私たちは女性たちの願いや自主性を後押しすることができるのでしょうか?
ドイツ人監督 Steffi Niederzollによるドキュメンタリーを上映後、外交・学術・芸術など、多様な経歴を持つパネリストを招いてラウンドテーブルを行います。
「ジェンダー平等への個人的アプローチ - ドキュメンタリー上映とラウンドテーブル」
パネリスト :
・サンドリン・ムシェ Sandrine Mouchet / 在京都フランス総領事、関西日仏学館館長 :
JETRO(日本貿易振興機構)等で数年間、国際貿易の分野に携わった後、1999年にフランス外務省に入省。パリ以外にも、中国、オーストラリアや、近年ではギリシャといった諸外国で多数の職務を歴任してきた。日本には2023年9月に着任し、女性としては初の在京都フランス総領事となる。管轄区域は西日本全域(47都道府県のうち27府県)である。
・クッキ・チュー Kukhee Choo / 法政大学グローバル教養学部兼任准教授:
東京大学大学院学際情報学環博士課程修了、博士(学術)。メディア社会学、映画学、批判理論を中心に研究。大衆文化メディアにおける身体(人宗・民族・ジェンダー)の表象とナショナリズムに関する学術論文を多数出版。
・ツォーラ・ルックス Zora Rux / 映画監督、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川招聘アーティスト:
ツォーラ・ルックスはドイツ映画テレビアカデミーと、ニューヨークのコロンビア大学で映画監督を学んだ。大学で学ぶ前には、ロイ・アンダーソン監督作品「ホモ・サピエンスの涙」や「さよなら、人類」でキャスティング・ディレクターを務めた。短編映画「Geschützter Raum」と「What happens in your brain when you see a german word like…?」が数々の賞を受賞した後、初の長編映画「Ich Ich Ich」が、チューリヒ映画祭、サンパウロ国際映画祭、台北映画祭、マックス・オフュルス賞映画祭等で招待作品に選出された。
ペトコヴァとルックスは、ドイツ映画テレビアカデミー在籍中に知り合い、様々なプロジェクトに共に携わった後、母親になる女性に対する社会的期待をテーマにした長編映画「Akiko」の脚本・演出チームとして活動している。
モデレーター : 石井潤一郎(いしい じゅんいちろう)
美術作家 / ICA 京都 レジデンシーズ・コーディネーター / KIKA gallery プログラム・マネージャー
1975年生まれ。美術作家。2004年よりアジアから中東、ヨーロッパの「アートの周縁 / インターローカルな場」を巡りながら20カ国以上で作品を制作・発表。2020年よりICA 京都(Institute of Contemporary Arts Kyoto)で、レジデンシーズ・コーディネーター としてAIRのネットワーク作りを行う一方、KIKA galleryのプログラム・マネージャーと してアーティストの展覧会作りにも関わっている。京都精華大学非常勤講師。
日時:12月7日(木)18時45分~21時30分
会場:関西日仏学館(京都) 稲畑ホール
入場無料
※事前のお申込みをお勧めします(お申込みはオンラインhttps://eunic-genderequalityevent.peatix.com/または関西日仏学館(京都)の受付にて)
スケジュール:
18:15 開場
18:45 イントロダクション
19:00 ドイツ人監督 Steffi Niederzollによるドキュメンタリー「Seven Winters in Teheran」上映
20:40 ラウンドテーブル:ジェンダー平等について、外交や芸術、学問の分野における様々な経験を考察し、参加者の個人的なアプローチを探る
21:20 来場者との意見交換
21:30 終了
上映作品「Seven Winters in Teheran」
乱暴しようと襲ってきた男を殺害した19歳のイラン人女性レイハネ・ジャバリと、彼女の絞首刑の中止をめぐる激しい闘いを描いたドキュメンタリー作品。日本語・英語字幕付き。
同時開催:「女性、命、自由」展
女性の自由を求めるイランでのデモに続いて世界中のアーティストやクリエイターが創作したポスターのうち、いくつかの作品を館内のレストラン「レ・ドゥ・ギャルソン」に展示します。
主催:EUNIC関西(関西日仏学館、ヴィラ九条山、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、駐日オランダ王国大使館)
協力:Movies that Matter、パリ市立近代美術館
※:EUNIC(欧州連合文化機関)は、欧州の政府公式文化機関や国境を越えて文化活動に携わる国家機関のネットワークで。
目覚ましい進歩に反し、世界の地政学的状況によって、こうした歩みはさらに弱められています。
女性や性的少数者は、自分たちの権利のために主張を続けなければならず、社会によって支えられなくてはなりません。芸術の世界ではどのような注目すべき例があるのでしょうか?
そして、どのようにして私たちは女性たちの願いや自主性を後押しすることができるのでしょうか?
ドイツ人監督 Steffi Niederzollによるドキュメンタリーを上映後、外交・学術・芸術など、多様な経歴を持つパネリストを招いてラウンドテーブルを行います。
「ジェンダー平等への個人的アプローチ - ドキュメンタリー上映とラウンドテーブル」
パネリスト :
・サンドリン・ムシェ Sandrine Mouchet / 在京都フランス総領事、関西日仏学館館長 :
JETRO(日本貿易振興機構)等で数年間、国際貿易の分野に携わった後、1999年にフランス外務省に入省。パリ以外にも、中国、オーストラリアや、近年ではギリシャといった諸外国で多数の職務を歴任してきた。日本には2023年9月に着任し、女性としては初の在京都フランス総領事となる。管轄区域は西日本全域(47都道府県のうち27府県)である。
・クッキ・チュー Kukhee Choo / 法政大学グローバル教養学部兼任准教授:
東京大学大学院学際情報学環博士課程修了、博士(学術)。メディア社会学、映画学、批判理論を中心に研究。大衆文化メディアにおける身体(人宗・民族・ジェンダー)の表象とナショナリズムに関する学術論文を多数出版。
・ツォーラ・ルックス Zora Rux / 映画監督、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川招聘アーティスト:
ツォーラ・ルックスはドイツ映画テレビアカデミーと、ニューヨークのコロンビア大学で映画監督を学んだ。大学で学ぶ前には、ロイ・アンダーソン監督作品「ホモ・サピエンスの涙」や「さよなら、人類」でキャスティング・ディレクターを務めた。短編映画「Geschützter Raum」と「What happens in your brain when you see a german word like…?」が数々の賞を受賞した後、初の長編映画「Ich Ich Ich」が、チューリヒ映画祭、サンパウロ国際映画祭、台北映画祭、マックス・オフュルス賞映画祭等で招待作品に選出された。
ペトコヴァとルックスは、ドイツ映画テレビアカデミー在籍中に知り合い、様々なプロジェクトに共に携わった後、母親になる女性に対する社会的期待をテーマにした長編映画「Akiko」の脚本・演出チームとして活動している。
モデレーター : 石井潤一郎(いしい じゅんいちろう)
美術作家 / ICA 京都 レジデンシーズ・コーディネーター / KIKA gallery プログラム・マネージャー
1975年生まれ。美術作家。2004年よりアジアから中東、ヨーロッパの「アートの周縁 / インターローカルな場」を巡りながら20カ国以上で作品を制作・発表。2020年よりICA 京都(Institute of Contemporary Arts Kyoto)で、レジデンシーズ・コーディネーター としてAIRのネットワーク作りを行う一方、KIKA galleryのプログラム・マネージャーと してアーティストの展覧会作りにも関わっている。京都精華大学非常勤講師。
日時:12月7日(木)18時45分~21時30分
会場:関西日仏学館(京都) 稲畑ホール
入場無料
※事前のお申込みをお勧めします(お申込みはオンラインhttps://eunic-genderequalityevent.peatix.com/または関西日仏学館(京都)の受付にて)
スケジュール:
18:15 開場
18:45 イントロダクション
19:00 ドイツ人監督 Steffi Niederzollによるドキュメンタリー「Seven Winters in Teheran」上映
20:40 ラウンドテーブル:ジェンダー平等について、外交や芸術、学問の分野における様々な経験を考察し、参加者の個人的なアプローチを探る
21:20 来場者との意見交換
21:30 終了
上映作品「Seven Winters in Teheran」
乱暴しようと襲ってきた男を殺害した19歳のイラン人女性レイハネ・ジャバリと、彼女の絞首刑の中止をめぐる激しい闘いを描いたドキュメンタリー作品。日本語・英語字幕付き。
同時開催:「女性、命、自由」展
女性の自由を求めるイランでのデモに続いて世界中のアーティストやクリエイターが創作したポスターのうち、いくつかの作品を館内のレストラン「レ・ドゥ・ギャルソン」に展示します。
主催:EUNIC関西(関西日仏学館、ヴィラ九条山、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川、駐日オランダ王国大使館)
協力:Movies that Matter、パリ市立近代美術館
※:EUNIC(欧州連合文化機関)は、欧州の政府公式文化機関や国境を越えて文化活動に携わる国家機関のネットワークで。