日本うま味調味料協会(所在地:東京都中央区/会員企業:味の素株式会社、三菱商事ライフサイエンス株式会社、ヤマサ醤油株式会社、株式会社新進)は、今年で8回目となる「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト」2023の受賞作品を発表しました。
今年も、栄養学・調理学を学ぶ学生(大学生から中学生まで)や、管理栄養士、栄養士、調理師、ご家族などの多岐にわたるチームから合計102件ものエントリーがありました。厳正な審査のもと、宮城県農業大学校アグリビジネス学部1年チーム<もぐもぐ隊>の「はらこ飯」(宮城県)が優勝作品として選ばれました。また、準優勝には、親子3世代チーム<鷹島屋>の「角寿司」(長崎県)が選ばれました。どの受賞作品もその地域で愛される郷土料理を、新しい発想で上手にうま味を活かして減塩することで、次世代に向けて健康的に継承されるレシピとなっています。なお、受賞作品の平均減塩率は37.7%でした。
第8回「うま味調味料協会 郷土料理コンテスト」2023 受賞作品一覧
【優勝】 宮城県 「はらこ飯」 もぐもぐ隊(宮城県農業大学校アグリビジネス学部1年)
【準優勝】 長崎県 「角寿司」 鷹島屋 (親子3世代)
【アレンジ賞】 秋田県 「馬かやき」 秋田栄養短期大学 田中ゼミナール
【郷土愛賞】 長野県 「根曲がり竹のみそ汁」 のこのこ(長野県立大学健康発達学部食健康学科3・4年)
【減塩サクセス賞】 愛媛県 「ひゅうが飯」 南予をもっと知らせ隊 (愛媛県南予地方局八幡浜支局)
【SDGs賞】 沖縄県 「中身汁」 South Kitchen (家族)
本コンテストは、素材の味を引き立てる働きのあるうま味調味料の活用により、「おいしく減塩」された郷土料理レシピを募集し、毎年、受賞作品を全国へ発信しながら、郷土料理の食文化や味わい等を、健康的に次世代へ継承していくことを目指しています。
なお、本コンテストの表彰式は、2023年12月16日(土)に行われ、その様子を後日当協会ホームページで公開する予定です。https://www.umamikyo.gr.jp/contest/2023/index.html
【お問い合わせ】日本うま味調味料協会 | TEL:03-3551-8368 | E-mail:office@umamikyo-jp.com
第8回「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト2023」 受賞作品の概要
2023年11月18日最終選考
【優勝】宮城県「はらこ飯」
チーム名:もぐもぐ隊(宮城県農業大学校アグリビジネス学部1年)
減塩率:31%
作品概要:
買って食べるのが当たり前になりつつある、宮城県を代表する郷土料理「はらこ飯」を「家庭で作って食べる郷土料理」にするため、学生チームが全校をあげて取り組み、少人数家庭でも作りやすくおいしいレシピと調理方法を提案。次世代に伝えていく視点から「作って食べる」ことの意義を伝えた。
鮭の煮汁とはらこをほぐすお湯にうま味調味料を加えることで生ぐさみを抑え、うま味を付与し「おいしい減塩」を実現。鮭は電子レンジを利用して煮るなど、次世代を担う自分たちが作りたくなるレシピを目指した。残りご飯の利用やはらこの冷凍保存の提案など、食材を無駄にしないSDGsの視点も。
今年も、栄養学・調理学を学ぶ学生(大学生から中学生まで)や、管理栄養士、栄養士、調理師、ご家族などの多岐にわたるチームから合計102件ものエントリーがありました。厳正な審査のもと、宮城県農業大学校アグリビジネス学部1年チーム<もぐもぐ隊>の「はらこ飯」(宮城県)が優勝作品として選ばれました。また、準優勝には、親子3世代チーム<鷹島屋>の「角寿司」(長崎県)が選ばれました。どの受賞作品もその地域で愛される郷土料理を、新しい発想で上手にうま味を活かして減塩することで、次世代に向けて健康的に継承されるレシピとなっています。なお、受賞作品の平均減塩率は37.7%でした。
第8回「うま味調味料協会 郷土料理コンテスト」2023 受賞作品一覧
【優勝】 宮城県 「はらこ飯」 もぐもぐ隊(宮城県農業大学校アグリビジネス学部1年)
【準優勝】 長崎県 「角寿司」 鷹島屋 (親子3世代)
【アレンジ賞】 秋田県 「馬かやき」 秋田栄養短期大学 田中ゼミナール
【郷土愛賞】 長野県 「根曲がり竹のみそ汁」 のこのこ(長野県立大学健康発達学部食健康学科3・4年)
【減塩サクセス賞】 愛媛県 「ひゅうが飯」 南予をもっと知らせ隊 (愛媛県南予地方局八幡浜支局)
【SDGs賞】 沖縄県 「中身汁」 South Kitchen (家族)
本コンテストは、素材の味を引き立てる働きのあるうま味調味料の活用により、「おいしく減塩」された郷土料理レシピを募集し、毎年、受賞作品を全国へ発信しながら、郷土料理の食文化や味わい等を、健康的に次世代へ継承していくことを目指しています。
なお、本コンテストの表彰式は、2023年12月16日(土)に行われ、その様子を後日当協会ホームページで公開する予定です。https://www.umamikyo.gr.jp/contest/2023/index.html
【お問い合わせ】日本うま味調味料協会 | TEL:03-3551-8368 | E-mail:office@umamikyo-jp.com
第8回「うま味調味料活用!郷土料理コンテスト2023」 受賞作品の概要
2023年11月18日最終選考
【優勝】宮城県「はらこ飯」
チーム名:もぐもぐ隊(宮城県農業大学校アグリビジネス学部1年)
減塩率:31%
作品概要:
買って食べるのが当たり前になりつつある、宮城県を代表する郷土料理「はらこ飯」を「家庭で作って食べる郷土料理」にするため、学生チームが全校をあげて取り組み、少人数家庭でも作りやすくおいしいレシピと調理方法を提案。次世代に伝えていく視点から「作って食べる」ことの意義を伝えた。
鮭の煮汁とはらこをほぐすお湯にうま味調味料を加えることで生ぐさみを抑え、うま味を付与し「おいしい減塩」を実現。鮭は電子レンジを利用して煮るなど、次世代を担う自分たちが作りたくなるレシピを目指した。残りご飯の利用やはらこの冷凍保存の提案など、食材を無駄にしないSDGsの視点も。
【準優勝】長崎県「角寿司」
チーム名:鷹島屋(親子3世代)
減塩率:40%
作品概要:
長崎県は大村市の「大村寿司」と北松浦地方の「押し寿司」が融合した松浦市鷹島町に伝わる「角寿司」。見た目の美しさや、人との繋がりを思い出させる「角寿司」の魅力を親子三世代で伝えた。うま味調味料をブリの下味に使用することで生ぐさみを抑え、ブリのうま味を引き出し、具それぞれを調理する際にも加え素材のおいしさを引き出した。すし酢にも加えて酸味をまろやかにすることで、大人から魚嫌いの子どもまで幅広くおいしく食べられる減塩レシピに仕上げた。手間のかかるごぼうと人参のささがきは予め切って冷凍する調理の時短アイデアも。子や孫の代への伝承にかける思いの伝わる提案。
チーム名:鷹島屋(親子3世代)
減塩率:40%
作品概要:
長崎県は大村市の「大村寿司」と北松浦地方の「押し寿司」が融合した松浦市鷹島町に伝わる「角寿司」。見た目の美しさや、人との繋がりを思い出させる「角寿司」の魅力を親子三世代で伝えた。うま味調味料をブリの下味に使用することで生ぐさみを抑え、ブリのうま味を引き出し、具それぞれを調理する際にも加え素材のおいしさを引き出した。すし酢にも加えて酸味をまろやかにすることで、大人から魚嫌いの子どもまで幅広くおいしく食べられる減塩レシピに仕上げた。手間のかかるごぼうと人参のささがきは予め切って冷凍する調理の時短アイデアも。子や孫の代への伝承にかける思いの伝わる提案。
【アレンジ賞】秋田県「馬かやき」
チーム名:秋田栄養短期大学 田中ゼミナール
減塩率:30%
作品概要:鉱山労働と関連して栄養価の高い馬肉を食べる習慣が広まったことに由来する、栄養に富む「馬かやき」の魅力を伝えた。加熱すると固くなり臭みもある馬肉を、うま味調味料の活用でよりおいしくするレシピと調理方法を提案。ホイル焼きへのアレンジで「作って食べる」ことにより伝承されていく可能性が広がった。
チーム名:秋田栄養短期大学 田中ゼミナール
減塩率:30%
作品概要:鉱山労働と関連して栄養価の高い馬肉を食べる習慣が広まったことに由来する、栄養に富む「馬かやき」の魅力を伝えた。加熱すると固くなり臭みもある馬肉を、うま味調味料の活用でよりおいしくするレシピと調理方法を提案。ホイル焼きへのアレンジで「作って食べる」ことにより伝承されていく可能性が広がった。
【郷土愛賞】長野県「根曲がり竹のみそ汁」
チーム名: のこのこ(長野県立大学健康発達学部食健康学科3・4年)
減塩率:43%
作品概要:長野県の多雪地方に伝わる、「山開き」のときに登山者にふるまい安全を祈願するために作られた料理でもある「根曲がり竹のみそ汁」。調理の手軽さ、具のアレンジの可能性、栄養に富むことなどの魅力を伝えた。複数種類のうま味調味料を、サバの下味や汁といった用途毎に使い分け、おいしい減塩レシピを追求。
チーム名: のこのこ(長野県立大学健康発達学部食健康学科3・4年)
減塩率:43%
作品概要:長野県の多雪地方に伝わる、「山開き」のときに登山者にふるまい安全を祈願するために作られた料理でもある「根曲がり竹のみそ汁」。調理の手軽さ、具のアレンジの可能性、栄養に富むことなどの魅力を伝えた。複数種類のうま味調味料を、サバの下味や汁といった用途毎に使い分け、おいしい減塩レシピを追求。
【減塩サクセス賞】愛媛県「ひゅうが飯」
チーム名:南予をもっと知らせ隊(愛媛県南予地方局八幡浜支局)
減塩率:58%
作品概要:愛媛県南予地方一帯に伝わる「ひゅうが飯」。漁業と地域の古くからの繋がりなど、魚文化を含めた地域の魅力を発信しており、次世代に残していきたいという思いがひしひしと伝わってくる。魚のおいしさをうま味調味料で引き出し、調味料の配合を工夫することで、58%という非常に高い減塩率を実現させた。
チーム名:南予をもっと知らせ隊(愛媛県南予地方局八幡浜支局)
減塩率:58%
作品概要:愛媛県南予地方一帯に伝わる「ひゅうが飯」。漁業と地域の古くからの繋がりなど、魚文化を含めた地域の魅力を発信しており、次世代に残していきたいという思いがひしひしと伝わってくる。魚のおいしさをうま味調味料で引き出し、調味料の配合を工夫することで、58%という非常に高い減塩率を実現させた。