IDTechEx(先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ)は、『レドックスフロー電池の需要は高いか?』と題したウェビナーを、2023年10月19日(木)に開催します。
IDTechExは、2034年までにレドックスフロー電池(RFB)市場は28億米ドルになると予測しています。RFBは、リチウムイオンと比較すると、低い均等化貯蔵原価でより長い時間エネルギーを貯蔵でき、これは主にそのサイクル寿命の長さによるものです。RFBをはじめとする長時間エネルギー貯蔵技術の需要は、変動性再生可能エネルギーの普及を促進するために増加が予想されています。
そのため、材料サプライヤー、RFB開発者、公益事業会社など、バリューチェーン中のプレーヤーにビジネスチャンスが生まれます。例えば、さまざまなプレーヤーが開発・商用化を進めている各種RFBは、市場全体の成長に一役買うことになるでしょう。このような代替のバッテリーケミストリーの一部は、商用化されているバナジウムRFBよりも安価になり、顧客にとって魅力的な選択肢になるでしょう。
しかし、レドックスフロー電池の需要は高まるのでしょうか?今後数年間のレドックスフロー電池の導入率には、参入企業の活動、材料コスト、技術的課題、市場での応用など、いくつかの要因が絡んでことになるでしょう。
本ウェビナーでは、IDTechExのテクノロジーアナリストの Conrad Nicholsが、最新調査をもとに各疑問に答えつつ、解説します。
<開催概要>
テーマ:『レドックスフロー電池の需要は高いか?』
(Are Redox Flow Batteries in High Demand?)
開催日時: 2023年10月19日(木) 10時もしくは18時から 30分間
開催方法:オンライン
言語:英語
参加費:無料(事前登録制)
https://www.idtechex.com/ja/webinar/12524-12489-12483-12463-12473-12501-12525-12540-38651-27744-12398-38656-35201-12399-39640-12356-12363-65311/536
当日カバーする内容(予定)
- レドックスフロー電池紹介およびその動作原理
- エネルギーと電力のデカップリング説明
- 均等化貯蔵原価(LCOS)をリチウムイオンと比較
- RFBケミストリーベンチマークの紹介
- RFBの現在および今後の市場用途(長期エネルギー貯蔵の考察)
- レドックスフロー電池に使用される膜およびその他のコンポーネントの紹介
- 市場分析と主要企業による最近のRFB導入の概要
- IDTechExによる見通しと結論
IDTechExは、関連する調査レポートを9月に発行しました。
『レドックスフロー電池市場 2024-2034年』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/redox-flow-batteries-market-2024-2034-forecasts-technologies-markets/963
本無料ウェビナー(英語)は、本調査レポートからの抜粋で行われます。
後日、使用した資料も提供します。
IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars
【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 (IDTechEx日本法人)
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当:村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209