株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『アジア新興国マーケティング』(成川哲次 著)を2023年10月6日に発売いたします。
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豊富な実地調査の経験をもつアジア新興国マーケティングの専門家が語る、アジアマーケットの現状と進出戦略とは
海外進出を図る日本企業にとって、アジア新興国は魅力的なエリアの一つです。アジア新興国各地には多くの日本企業が製造業を中心に進出を果たしており、大規模な産業集積、サプライチェーンを形成しています。また、特にASEANにおける中間層、富裕層の増加によって、生産拠点としてだけでなく、消費市場としての魅力も増してきています。しかしそれだけに、海外の競合による進出競争が激しさを増しているのも事実です。
著者はアジア新興国への進出を目指す企業の支援をするマーケティング会社の代表です。以前勤めていたマーケティング会社での経験も含め、長年にわたってアジア新興国の500件を超える市場調査に携わってきました。
現地の市場を専門的に分析してきた著者は、アジア新興国と日本とでは商習慣やマーケットの動きが異なるため、現地のリアルな情報に着目したマーケティングを行う必要があるといいます。
例えばアジア新興国の所得水準は年々上がりつつあるものの日本に比べるとまだまだ低く、特にベトナムの家電市場ではシェアを拡大するうえで機能面の充実より低価格を重視したほうが市場のニーズにマッチする場合があります。一方タイでは、新機能について信頼できるものか懐疑的である消費者が多く、機能についての明確な説明がなければ消費者は離れてしまいます。
またアジア新興国におけるEC市場は非常に動きが活発で、2018年から2021年の3年間で売上上位3位が激しく入れ替わっています。特にEC市場が活発なシンガポールやベトナム、タイではLazadaやshopeeという日本では無名のECモールが売上トップを争っているということも、押さえておくべきポイントの一つです。
発展著しい地域であるだけに、その変化のスピード感、規模感は日本国内のものとは大きく異なっています。このような地域ごとのその時々のリアルな情報をつかみ、それに対応したマーティングを行うことが重要となるのです。
本書では、著者が実践してきたアジア新興国マーケティングの成功例を挙げながら、それぞれの国の最新事情と調査、分析のノウハウを中心に解説します。アジア新興国でのビジネス展開で成果を上げようと志す経営者にとって、リアルな現地情報の重要性とその活かし方を知ることのできる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『アジア新興国マーケティング』
著 者:成川哲次(ナリカワ テツジ)
発売日:2023年10月6日
定 価:1600円(税込価格 1760円)
体 裁:四六版・並製/198ページ
ISBN :978-4-344-94722-1
【目次】
第1章 アジア新興国へ進出するも撤退を余儀なくされる日本企業の現状
第2章 なぜ日本企業は後れを取るのか?欧米・中国・韓国 ──諸外国企業にあって日本企業にはない 〝強み〟
第3書 市場規模の把握、競合他社の調査、製品開発・販路確保……アジア新興国で事業展開するために日本企業がすべきこと
第4章 アジア新興国進出に成功している企業に学ぶマーケティング戦略
第5章 調査会社の活用で緻密な市場調査を実現 スピード感のあるマーケティングでアジア進出を成功させよ
【著者プロフィール】
成川哲次(ナリカワ テツジ)
株式会社エーレポート代表取締役社長
2003年甲南大学卒業後、出版社での勤務を経たのち2007年にマーケティングリサーチや市場予測を行う会社に入社。家電全般、エネルギー、住宅、消費財分野を中心に500件以上の調査を担当してきた。海外調査のため中国や東南アジアをはじめとし10カ国以上に赴くなど、豊富な実地調査の経験をもつ。調査業務にあたるなかで、自分の思う調査や十分なインプットとアウトプットを行うために独立を決意。 2019年5月、株式会社エーレポートを設立。現在に至る。
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豊富な実地調査の経験をもつアジア新興国マーケティングの専門家が語る、アジアマーケットの現状と進出戦略とは
海外進出を図る日本企業にとって、アジア新興国は魅力的なエリアの一つです。アジア新興国各地には多くの日本企業が製造業を中心に進出を果たしており、大規模な産業集積、サプライチェーンを形成しています。また、特にASEANにおける中間層、富裕層の増加によって、生産拠点としてだけでなく、消費市場としての魅力も増してきています。しかしそれだけに、海外の競合による進出競争が激しさを増しているのも事実です。
著者はアジア新興国への進出を目指す企業の支援をするマーケティング会社の代表です。以前勤めていたマーケティング会社での経験も含め、長年にわたってアジア新興国の500件を超える市場調査に携わってきました。
現地の市場を専門的に分析してきた著者は、アジア新興国と日本とでは商習慣やマーケットの動きが異なるため、現地のリアルな情報に着目したマーケティングを行う必要があるといいます。
例えばアジア新興国の所得水準は年々上がりつつあるものの日本に比べるとまだまだ低く、特にベトナムの家電市場ではシェアを拡大するうえで機能面の充実より低価格を重視したほうが市場のニーズにマッチする場合があります。一方タイでは、新機能について信頼できるものか懐疑的である消費者が多く、機能についての明確な説明がなければ消費者は離れてしまいます。
またアジア新興国におけるEC市場は非常に動きが活発で、2018年から2021年の3年間で売上上位3位が激しく入れ替わっています。特にEC市場が活発なシンガポールやベトナム、タイではLazadaやshopeeという日本では無名のECモールが売上トップを争っているということも、押さえておくべきポイントの一つです。
発展著しい地域であるだけに、その変化のスピード感、規模感は日本国内のものとは大きく異なっています。このような地域ごとのその時々のリアルな情報をつかみ、それに対応したマーティングを行うことが重要となるのです。
本書では、著者が実践してきたアジア新興国マーケティングの成功例を挙げながら、それぞれの国の最新事情と調査、分析のノウハウを中心に解説します。アジア新興国でのビジネス展開で成果を上げようと志す経営者にとって、リアルな現地情報の重要性とその活かし方を知ることのできる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『アジア新興国マーケティング』
著 者:成川哲次(ナリカワ テツジ)
発売日:2023年10月6日
定 価:1600円(税込価格 1760円)
体 裁:四六版・並製/198ページ
ISBN :978-4-344-94722-1
【目次】
第1章 アジア新興国へ進出するも撤退を余儀なくされる日本企業の現状
第2章 なぜ日本企業は後れを取るのか?欧米・中国・韓国 ──諸外国企業にあって日本企業にはない 〝強み〟
第3書 市場規模の把握、競合他社の調査、製品開発・販路確保……アジア新興国で事業展開するために日本企業がすべきこと
第4章 アジア新興国進出に成功している企業に学ぶマーケティング戦略
第5章 調査会社の活用で緻密な市場調査を実現 スピード感のあるマーケティングでアジア進出を成功させよ
【著者プロフィール】
成川哲次(ナリカワ テツジ)
株式会社エーレポート代表取締役社長
2003年甲南大学卒業後、出版社での勤務を経たのち2007年にマーケティングリサーチや市場予測を行う会社に入社。家電全般、エネルギー、住宅、消費財分野を中心に500件以上の調査を担当してきた。海外調査のため中国や東南アジアをはじめとし10カ国以上に赴くなど、豊富な実地調査の経験をもつ。調査業務にあたるなかで、自分の思う調査や十分なインプットとアウトプットを行うために独立を決意。 2019年5月、株式会社エーレポートを設立。現在に至る。