日本・東京、2023年8月23日 - 産業用通信およびネットワーキングのリーダーであるMoxaと、世界最大の総合エネルギー・化学企業であるAramco傘下のサウジアラムコ・テクノロジーズ・カンパニー(Saudi Aramco Technologies Company)は本日、両社が共同開発した「インテリジェント統合ノード(IIN)技術」について、同技術のさらなる開発と商業化を目的として、世界規模の商業化契約を締結したことを明らかにしました。IIN技術は、複数ベンダーが提供する多数のデバイスを1台の単一故障許容デバイスに統合するもので、このデバイスに置き換えることで、計測制御、監視、エッジコンピューティングといった機能を1台で実現します。
この統合ノード技術は、資産集約型の運用施設において、コンピューティング速度の向上、CAPEX(資本的支出)とOPEX(運用コスト)の削減、および運用効率と安全性の向上に寄与します。この技術は、2018年のサウジアラビア国王賞インベンター部門(Custodian of Two Holy Mosques Prize for Inventors)や2020年の国際自動制御学会(ISA)の優秀イノベーション賞(Excellence-in-Innovation Award)など、複数の賞を受賞しています。
Aramcoのエンジニアリングサービス担当シニアバイスプレジデントであるMotaz Al Mashouk氏は、次のように述べています。「この技術がもつ独自のセールスポイントは、最大5台の異なるデバイスを、信頼性が高くパワフルな1台のコンピューティング自動化デバイスにリプレイスできることです。資産集約型の運用施設において、この技術はコスト削減、柔軟性、俊敏性、運用効率、そして最も重要な点として運用上の安全性向上に直結します。このIIN技術は、AramcoのDX戦略に合致するものです。Moxaは産業用ネットワーキング、コンピューティング、接続ソリューションのリーディングカンパニーです。私たちはMoxaと協力し、このIIN技術を世界中のあらゆる技術分野で商業化できることを非常に嬉しく思います」
Moxaの共同CEOであるMichael Linは次のように述べています。「私たちは、IIN技術の商業化におけるパートナーとしてMoxaを選んでいただいたサウジアラムコ・テクノロジーズ・カンパニーに感謝いたします。このライセンス・ソリューションは、複数デバイスからデータを取得し分析する能力を高めることで、より高度な制御、セキュリティ、信頼性、および優れた効率性を実現します。IIN技術は、石油・ガス、電力・公益事業、再生可能エネルギー、水や運輸といったさまざまな分野において高度なアプリケーションを実現することができます。私たちは、この共同開発した技術を提供することができ大変嬉しく思います」
サウジアラムコ・テクノロジーズ・カンパニーのCEOであるAbdullah S. Dhuwaihi氏は次のように述べています。「私たちは、Moxaと今回の重要なコラボレーションを実現できたことを嬉しく思います。このライセンス契約は、これまでのMoxaとの共同作業を基盤として、今後さらに技術開発を進めていくことを目的としています。私たちは、この技術の商業化が成功することを楽しみにしています」
今後Moxaは、IIN技術を最大限に活用し、次世代RTUコントローラにおいて完全統合型ノードの開発を進め、さまざまな接続機能、エッジコンピューティング、クラウド機能を備えたオールインワン設計を実現します。これによって統合に関する複雑な課題を解決し、フィールドツークラウドのデータ収集、制御ロジック、データ送信、プロトコル統合、高度なセキュリティ、エッジインテリジェンスに対して、システム全体の制御、監視、接続性を最適化します。
Moxaについて
Moxaは、産業用IoT(Industrial Internet of Things, IIoT)を実現可能にするエッジコネクティビティ、産業用コンピューティング、ネットワーク・インフラ・ソリューションのリーディングプロバイダです。業界における35年以上の経験から、全世界中にて8,200万以上ものデバイスを接続し、80ヶ国以上のお客様へのサービスネットワークを持ちます。産業用通信インフラに信頼性の高いネットワークと誠実なサービスを提供することで持続的なビジネス価値をお届けします。Moxa製品に関する情報は、Moxa企業サイト(https://www.moxa.com/jp/)をご参照ください。
この統合ノード技術は、資産集約型の運用施設において、コンピューティング速度の向上、CAPEX(資本的支出)とOPEX(運用コスト)の削減、および運用効率と安全性の向上に寄与します。この技術は、2018年のサウジアラビア国王賞インベンター部門(Custodian of Two Holy Mosques Prize for Inventors)や2020年の国際自動制御学会(ISA)の優秀イノベーション賞(Excellence-in-Innovation Award)など、複数の賞を受賞しています。
Aramcoのエンジニアリングサービス担当シニアバイスプレジデントであるMotaz Al Mashouk氏は、次のように述べています。「この技術がもつ独自のセールスポイントは、最大5台の異なるデバイスを、信頼性が高くパワフルな1台のコンピューティング自動化デバイスにリプレイスできることです。資産集約型の運用施設において、この技術はコスト削減、柔軟性、俊敏性、運用効率、そして最も重要な点として運用上の安全性向上に直結します。このIIN技術は、AramcoのDX戦略に合致するものです。Moxaは産業用ネットワーキング、コンピューティング、接続ソリューションのリーディングカンパニーです。私たちはMoxaと協力し、このIIN技術を世界中のあらゆる技術分野で商業化できることを非常に嬉しく思います」
Moxaの共同CEOであるMichael Linは次のように述べています。「私たちは、IIN技術の商業化におけるパートナーとしてMoxaを選んでいただいたサウジアラムコ・テクノロジーズ・カンパニーに感謝いたします。このライセンス・ソリューションは、複数デバイスからデータを取得し分析する能力を高めることで、より高度な制御、セキュリティ、信頼性、および優れた効率性を実現します。IIN技術は、石油・ガス、電力・公益事業、再生可能エネルギー、水や運輸といったさまざまな分野において高度なアプリケーションを実現することができます。私たちは、この共同開発した技術を提供することができ大変嬉しく思います」
サウジアラムコ・テクノロジーズ・カンパニーのCEOであるAbdullah S. Dhuwaihi氏は次のように述べています。「私たちは、Moxaと今回の重要なコラボレーションを実現できたことを嬉しく思います。このライセンス契約は、これまでのMoxaとの共同作業を基盤として、今後さらに技術開発を進めていくことを目的としています。私たちは、この技術の商業化が成功することを楽しみにしています」
今後Moxaは、IIN技術を最大限に活用し、次世代RTUコントローラにおいて完全統合型ノードの開発を進め、さまざまな接続機能、エッジコンピューティング、クラウド機能を備えたオールインワン設計を実現します。これによって統合に関する複雑な課題を解決し、フィールドツークラウドのデータ収集、制御ロジック、データ送信、プロトコル統合、高度なセキュリティ、エッジインテリジェンスに対して、システム全体の制御、監視、接続性を最適化します。
Moxaについて
Moxaは、産業用IoT(Industrial Internet of Things, IIoT)を実現可能にするエッジコネクティビティ、産業用コンピューティング、ネットワーク・インフラ・ソリューションのリーディングプロバイダです。業界における35年以上の経験から、全世界中にて8,200万以上ものデバイスを接続し、80ヶ国以上のお客様へのサービスネットワークを持ちます。産業用通信インフラに信頼性の高いネットワークと誠実なサービスを提供することで持続的なビジネス価値をお届けします。Moxa製品に関する情報は、Moxa企業サイト(https://www.moxa.com/jp/)をご参照ください。