株式会社パテント・リザルトは8月21日、1980年から2023年6月末までに米国特許商標庁で公開された「LIDAR(ライダー)」関連技術について、特許分析ツール「Biz Cruncher」を用いて参入企業に関する調査結果をまとめ、レポートの販売を開始しました。
LIDAR(ライダー)は、レーザー光を使ったリモートセンシング技術の1つで、近年では特に車載向けセンサーとして注目を集めています。日本特許版、中国特許版での調査に引き続き、今調査では米国特許商標庁で公開されている「LIDAR(ライダー)技術」全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計をした結果、「総合力ランキング」は、1位 WAYMO(米)、2位 MICROSOFT(米)、3位 SAMSUNG ELECTRONICS(韓)となりました。
LIDAR(ライダー)は、レーザー光を使ったリモートセンシング技術の1つで、近年では特に車載向けセンサーとして注目を集めています。日本特許版、中国特許版での調査に引き続き、今調査では米国特許商標庁で公開されている「LIDAR(ライダー)技術」全般について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行いました。
集計をした結果、「総合力ランキング」は、1位 WAYMO(米)、2位 MICROSOFT(米)、3位 SAMSUNG ELECTRONICS(韓)となりました。
1位 WAYMOはAlphabet傘下の企業で、権利者スコアが2位以下を大きく引き離しています。同社の注目度の高い特許には、「車外の対象物を検知して状態を決定し、挙動を予測する技術」などが挙げられ、デバイスとしてのLIDARではなく、LIDARを用いた自動運転システムが多く見られます。
2位 MICROSOFTは「Kinect」と呼ばれるデバイスと、それを用いたサービスを展開しています。「Kinect」は深度センサー、空間マイク配列とビデオ カメラ、および方位センサーを備えたオールインワンの小型デバイスで、深度センサーにLIDARの技術が使用されています。同社の注目度の高い特許には、「TOF(Time-of-Flight)カメラによる深さ検出に機械学習を用いる技術」等が挙げられます。
3位 SAMSUNG ELECTRONICSは上位5社の中で唯一アメリカ以外の企業です。同社の注目度の高い特許には、「アバランシェフォトダイオードを用いたLIDAR」等が挙げられます。
6位以下にはFORD(米)、GM(米)といった自動車メーカーやAPPLE(米)などが見られ、SAMSUNG ELECTRONICSを除き、上位を米国企業が占めています。
本分析の詳細については、特許・技術調査レポート『【米国】LIDAR関連技術』にてご覧いただけます。
■価格:100,000円~(税抜)
お申し込みは下記URLをご参照ください。
https://www.patentresult.co.jp/news/2023/08/us-lidar.html
■特許・技術調査レポートについて
https://www.patentresult.co.jp/report/index.html
■特許分析セミナー情報
https://www.patentresult.co.jp/seminar/
■本件に関するお問い合わせ先
株式会社パテント・リザルト 事業本部 営業グループ
ホームページURL:https://www.patentresult.co.jp/
メールアドレス:info@patentresult.co.jp
■会社概要
社名:株式会社パテント・リザルト
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷2-15-13 お茶の水ウイングビル5階