オックスフォード・インストゥルメンツは2023年7月25日、希釈冷凍機シリーズの最新機種である ProteoxS を発売しました。ProteoxSは急速冷却、高速ターンアラウンド、低温性能に妥協のないコンパクトな希釈冷凍機です。ProteoxSは、最も小型で低価格のシステムですが、このシリーズの他の冷凍機と同様にベース温度が 10 mK 以下に到達することができ、現在市場にある他のシステムとは一線を画しています。
世界トップレベルの冷凍機をコンパクトなパッケージに収め、ボタンを押すだけでユーザーと研究ワークフローの双方にメリットをもたらします。このことは、コストや専門的な設備が必要となってしまうという懸念から、これまで希釈冷凍機のようなシステムを購入してこなかった大学の研究室においても、低温物理学の実験的研究を行うことが可能となります。ProteoxS は一般的な研究室に収まる高さで設計され、ユーザー 1 人で扱うことが可能です。
素早いサンプル交換と迅速なデバイス特性評価により、ProteoxSは日常的に異なる実験を行う必要のあるポスドク研究室のようなマルチユーザー施設に理想的な冷凍機となるでしょう。この新しい希釈冷凍機システムは、様々なケーブル機能を持ち、低温エレクトロニクスと光ファイバーを統合するオプションも用意されています。ベクター6/1/1 Tおよび最大12 Tのソレノイドマグネットに対応し、またオックスフォード・インストゥルメンツのナノサイエンスのボトムローディング機構により、サンプルの冷却時間を8時間に短縮することが可能です。ProteoxMXと同様に、このシステムはマグネットを作動させながら30 Kに達することができ、電子輸送測定に適しています。
ProteoxSは、一般的な研究、フォトニクス、センサーアプリケーションに対応しており、量子コンピューティングのスケールアップを目的としない、高磁場や低温環境を必要とするお客様に適しています。また、超伝導量子コンピューティングを始めたばかりで、数個の量子ビットを扱う場合や、大きなプレートサイズを必要としないスピンベースの量子コンピューティングにも適しています。
オックスフォード・インストゥルメンツのナノサイエンスの Matt Martin (マネージング・ディレクター)は、次のようにコメントしています。「ProteoxS は、既存の研究者やポスドクにとって大きな可能性を秘めています。現在の研究費が低予算であっても、画期的な低温研究を行う上で、そのことが障壁になるべきではありません。様々なマーケット、様々なアプリケーション、様々なタイプのユーザー向けのシステムです。そして、ターゲットとする分野で大きな可能性を秘めた小型高性能システムだと言えるでしょう」。
オックスフォード・インストゥルメンツは、今年9月16日から19日まで東北大学 (仙台市) で開催される日本物理学会第78回年次大会に参加します。9月17日にはランチョンセミナーを開催し、新型希釈冷凍機ProteoxSについて説明いたします。
詳しい製品情報は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://nanoscience.oxinst.jp/products/proteoxs
本製品 についてのお問い合わせ
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
低温・超電導事業部
Tel:03-6732-8966
nanoscience.jp@oxinst.com
https://nanoscience.oxinst.jp/
世界トップレベルの冷凍機をコンパクトなパッケージに収め、ボタンを押すだけでユーザーと研究ワークフローの双方にメリットをもたらします。このことは、コストや専門的な設備が必要となってしまうという懸念から、これまで希釈冷凍機のようなシステムを購入してこなかった大学の研究室においても、低温物理学の実験的研究を行うことが可能となります。ProteoxS は一般的な研究室に収まる高さで設計され、ユーザー 1 人で扱うことが可能です。
素早いサンプル交換と迅速なデバイス特性評価により、ProteoxSは日常的に異なる実験を行う必要のあるポスドク研究室のようなマルチユーザー施設に理想的な冷凍機となるでしょう。この新しい希釈冷凍機システムは、様々なケーブル機能を持ち、低温エレクトロニクスと光ファイバーを統合するオプションも用意されています。ベクター6/1/1 Tおよび最大12 Tのソレノイドマグネットに対応し、またオックスフォード・インストゥルメンツのナノサイエンスのボトムローディング機構により、サンプルの冷却時間を8時間に短縮することが可能です。ProteoxMXと同様に、このシステムはマグネットを作動させながら30 Kに達することができ、電子輸送測定に適しています。
ProteoxSは、一般的な研究、フォトニクス、センサーアプリケーションに対応しており、量子コンピューティングのスケールアップを目的としない、高磁場や低温環境を必要とするお客様に適しています。また、超伝導量子コンピューティングを始めたばかりで、数個の量子ビットを扱う場合や、大きなプレートサイズを必要としないスピンベースの量子コンピューティングにも適しています。
オックスフォード・インストゥルメンツのナノサイエンスの Matt Martin (マネージング・ディレクター)は、次のようにコメントしています。「ProteoxS は、既存の研究者やポスドクにとって大きな可能性を秘めています。現在の研究費が低予算であっても、画期的な低温研究を行う上で、そのことが障壁になるべきではありません。様々なマーケット、様々なアプリケーション、様々なタイプのユーザー向けのシステムです。そして、ターゲットとする分野で大きな可能性を秘めた小型高性能システムだと言えるでしょう」。
オックスフォード・インストゥルメンツは、今年9月16日から19日まで東北大学 (仙台市) で開催される日本物理学会第78回年次大会に参加します。9月17日にはランチョンセミナーを開催し、新型希釈冷凍機ProteoxSについて説明いたします。
詳しい製品情報は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://nanoscience.oxinst.jp/products/proteoxs
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低温・超電導事業部
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オックスフォード・インストゥルメンツについて
オックスフォード・インストゥルメンツ(Oxford Instruments)は、産業用・研究用の高度な技術ソリューションを開発・製造し、グローバルに販売やサポートを展開しています。その歴史は、英国のオックスフォード大学から独立し創業を果たした1959年に遡ります。以来60年以上にわたり、イノベーションは当社の成長と成功の原動力となってきました。次世代半導体・新世代通信・高機能材料・ヘルスケア・ライフサイエンス・量子技術・宇宙科学と、多岐にわたるアプリケーションを通じて、よりグリーンな世界への喫緊の課題解決に、当社のコア技術が採用されています。物性物理研究用の極低温無冷媒希釈冷凍機や超電導マグネットをはじめ、電子顕微鏡用の元素分析装置、レーザーや光学式イメージング装置、更には原子レベルでの半導体プロセス用プラズマ技術でのデポジション・エッチングシステムなど、様々な先端テクノロジー製品を提供しています。
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社について
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社(Oxford Instruments KK)は、Oxford Instrumentsが日本における事業推進を目的として設立した日本法人です。分析機器事業部、アンドール・テクノロジー事業部、アサイラム・リサーチ事業部、低温・超電導事業部、ビーテック事業部、プラズマテクノロジー事業部、マグネティック・レゾナンス事業部、MRI事業部で構成されています。
社名:オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
資本金:2億2016万1020円
代表者:代表取締役社長 合田 豊治
主要取引先:国公立及び民間企業の研究開発機関、半導体デバイスメーカー、電子顕微鏡メーカー
事業内容:科学研究機器、半導体プロセス装置、分析機器の輸入販売・修理・買取
設立:1991年6月27日
会社概要URL:https://www.oxinst.jp/corporate-profile
本プレスリリースのお問い合わせ
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
マーケティング・コミュニケーションズ
〒140-0002
東京都品川区東品川3丁目32番42号 ISビル
TEL:03-6732-8961
E-mail:info.jp@oxinst.com
オックスフォード・インストゥルメンツ(Oxford Instruments)は、産業用・研究用の高度な技術ソリューションを開発・製造し、グローバルに販売やサポートを展開しています。その歴史は、英国のオックスフォード大学から独立し創業を果たした1959年に遡ります。以来60年以上にわたり、イノベーションは当社の成長と成功の原動力となってきました。次世代半導体・新世代通信・高機能材料・ヘルスケア・ライフサイエンス・量子技術・宇宙科学と、多岐にわたるアプリケーションを通じて、よりグリーンな世界への喫緊の課題解決に、当社のコア技術が採用されています。物性物理研究用の極低温無冷媒希釈冷凍機や超電導マグネットをはじめ、電子顕微鏡用の元素分析装置、レーザーや光学式イメージング装置、更には原子レベルでの半導体プロセス用プラズマ技術でのデポジション・エッチングシステムなど、様々な先端テクノロジー製品を提供しています。
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社について
オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社(Oxford Instruments KK)は、Oxford Instrumentsが日本における事業推進を目的として設立した日本法人です。分析機器事業部、アンドール・テクノロジー事業部、アサイラム・リサーチ事業部、低温・超電導事業部、ビーテック事業部、プラズマテクノロジー事業部、マグネティック・レゾナンス事業部、MRI事業部で構成されています。
社名:オックスフォード・インストゥルメンツ株式会社
資本金:2億2016万1020円
代表者:代表取締役社長 合田 豊治
主要取引先:国公立及び民間企業の研究開発機関、半導体デバイスメーカー、電子顕微鏡メーカー
事業内容:科学研究機器、半導体プロセス装置、分析機器の輸入販売・修理・買取
設立:1991年6月27日
会社概要URL:https://www.oxinst.jp/corporate-profile
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マーケティング・コミュニケーションズ
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E-mail:info.jp@oxinst.com