株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『星霜(せいそう)を渡る』(三枝 幹弥著)を2023年7月28日に発売いたします。
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ジュエリーに宿る想い・物語を次世代につなぐ
ジュエリーの価値とは何か――。そう問われると、美しさや宝石の希少性を挙げる人が多いと思います。しかし著者は、ジュエリーには見た目の美しさや金額で示される価値だけでなく、目には見えない価値が存在すると考えています。
ジュエリーを購入するとき、多くの人は何らかの理由をもっています。恋人への愛の証として、自分や家族が人生の節目を迎えたときの記念としてなど、ジュエリーには強い想いや特別な物語が宿っているのです。
著者がその価値に気づいたのはがんを患い、治療後、再発に怯える日々のなかでした。
著者が経営する貴金属・宝飾品の製造会社では、もともと指輪の空枠(宝石を留める前の状態の枠)の製作などを行っていました。しかし宝飾品市場が縮小し、これまでどおり事業を続けるだけでは生き残ることが難しくなったことから、古いジュエリーを形やデザインを変えて作り直すジュエリーリフォームにも着手するようになります。
そうしたなかで著者は41歳のとき、突然のがん告知を受けます。絶望の淵に立たされた著者がそれを乗り越えるきっかけとなったのは、自身のマリッジリングの存在でした。夫婦の絆・互いの想いが込められたリングが、再発の恐怖に怯える闘病の日々を支えてくれました。その体験のおかげで、心をつなぐジュエリーの本当の価値に気づかされたのです。そして、ジュエリーリフォームはジュエリーに込められた想いを蘇らせ時を越えてつないでいくことができる、非常に意義のある事業だと考えるようになりました。
その後は、それまで以上にジュエリーリフォーム事業に力を入れるようになります。ただ顧客の要望を聞くだけでなく、リフォームを希望する理由やそのジュエリーにまつわる思い出などを丁寧にヒアリングすることを社員たちに徹底したのです。また、ジュエリーに込められた想いを形にできるよう、デザイン力や技術力の向上にも注力しました。そのような取り組みが顧客の信頼を得ることにつながり、著者は顧客数を増やして事業を成長させていくことができたのです。
本書では著者がジュエリーリフォーム事業を始め、その後がん闘病を経て事業の価値を見直した経緯や、どのように事業を発展させてきたのかなど、これまでの歩みをまとめています。
ジュエリーやジュエリーリフォームのもつ価値と魅力を伝えるとともに、宝飾品業界に限らず成長を目指して奮闘する経営者にとって新たな展開へ踏み出すためのヒントが得られる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『星霜(せいそう)を渡る』
著 者:三枝幹弥(サイグサ ミキヤ)
発売日:2023年7月28日
定 価:1600円(税込価格 1760円)
体 裁:四六判・並製/192ページ
ISBN :978-4-344-94696-5
【目次】
第1章 ステージIVのがんとの闘いで気づいた 「想いをつなぐ」ジュエリーの価値
第2章 顧客の想いを汲み取り、世界で一つの特別なジュエリーを届ける
ジュエリーリフォーム事業に見出した意義とやりがい
第3章 ジュエリーに宿る想い・物語を次世代につなぐ
強い理念と使命感が築いた事業発展の礎
第4章 ブランディング強化、新たな出店計画、物販の開始……
すべては多くの人にジュエリーリフォームの価値を伝えるために
第5章 ジュエリーリフォームにしかできないことがある
人々の想いを形にし、つないでいく喜び
【著者プロフィール】
三枝幹弥(サイグサ・ミキヤ)
1969年山梨県生まれ、1993年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。ニチメン株式会社(現双日株式会社)貴金属部勤務を経て、1998年に貴金属宝飾品の加工・製造全般を行う株式会社ダイアート三枝へ入社し、営業に従事する。2010年、41歳にして中咽頭がんステージIVaを宣告されるが、化学放射線治療、頸部リンパ節郭清術を受け生還。2016年11月に株式会社ダイアート三枝と、インターネットジュエリーコンシェルジュサービス「J-navi」の運営など各種サービスを展開する株式会社オリエント4C’s の代表取締役社長に就任。ジュエリーリフォーム事業に注力し、宝飾品業界においてニッチトップを確立している。
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ジュエリーに宿る想い・物語を次世代につなぐ
ジュエリーの価値とは何か――。そう問われると、美しさや宝石の希少性を挙げる人が多いと思います。しかし著者は、ジュエリーには見た目の美しさや金額で示される価値だけでなく、目には見えない価値が存在すると考えています。
ジュエリーを購入するとき、多くの人は何らかの理由をもっています。恋人への愛の証として、自分や家族が人生の節目を迎えたときの記念としてなど、ジュエリーには強い想いや特別な物語が宿っているのです。
著者がその価値に気づいたのはがんを患い、治療後、再発に怯える日々のなかでした。
著者が経営する貴金属・宝飾品の製造会社では、もともと指輪の空枠(宝石を留める前の状態の枠)の製作などを行っていました。しかし宝飾品市場が縮小し、これまでどおり事業を続けるだけでは生き残ることが難しくなったことから、古いジュエリーを形やデザインを変えて作り直すジュエリーリフォームにも着手するようになります。
そうしたなかで著者は41歳のとき、突然のがん告知を受けます。絶望の淵に立たされた著者がそれを乗り越えるきっかけとなったのは、自身のマリッジリングの存在でした。夫婦の絆・互いの想いが込められたリングが、再発の恐怖に怯える闘病の日々を支えてくれました。その体験のおかげで、心をつなぐジュエリーの本当の価値に気づかされたのです。そして、ジュエリーリフォームはジュエリーに込められた想いを蘇らせ時を越えてつないでいくことができる、非常に意義のある事業だと考えるようになりました。
その後は、それまで以上にジュエリーリフォーム事業に力を入れるようになります。ただ顧客の要望を聞くだけでなく、リフォームを希望する理由やそのジュエリーにまつわる思い出などを丁寧にヒアリングすることを社員たちに徹底したのです。また、ジュエリーに込められた想いを形にできるよう、デザイン力や技術力の向上にも注力しました。そのような取り組みが顧客の信頼を得ることにつながり、著者は顧客数を増やして事業を成長させていくことができたのです。
本書では著者がジュエリーリフォーム事業を始め、その後がん闘病を経て事業の価値を見直した経緯や、どのように事業を発展させてきたのかなど、これまでの歩みをまとめています。
ジュエリーやジュエリーリフォームのもつ価値と魅力を伝えるとともに、宝飾品業界に限らず成長を目指して奮闘する経営者にとって新たな展開へ踏み出すためのヒントが得られる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『星霜(せいそう)を渡る』
著 者:三枝幹弥(サイグサ ミキヤ)
発売日:2023年7月28日
定 価:1600円(税込価格 1760円)
体 裁:四六判・並製/192ページ
ISBN :978-4-344-94696-5
【目次】
第1章 ステージIVのがんとの闘いで気づいた 「想いをつなぐ」ジュエリーの価値
第2章 顧客の想いを汲み取り、世界で一つの特別なジュエリーを届ける
ジュエリーリフォーム事業に見出した意義とやりがい
第3章 ジュエリーに宿る想い・物語を次世代につなぐ
強い理念と使命感が築いた事業発展の礎
第4章 ブランディング強化、新たな出店計画、物販の開始……
すべては多くの人にジュエリーリフォームの価値を伝えるために
第5章 ジュエリーリフォームにしかできないことがある
人々の想いを形にし、つないでいく喜び
【著者プロフィール】
三枝幹弥(サイグサ・ミキヤ)
1969年山梨県生まれ、1993年早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。ニチメン株式会社(現双日株式会社)貴金属部勤務を経て、1998年に貴金属宝飾品の加工・製造全般を行う株式会社ダイアート三枝へ入社し、営業に従事する。2010年、41歳にして中咽頭がんステージIVaを宣告されるが、化学放射線治療、頸部リンパ節郭清術を受け生還。2016年11月に株式会社ダイアート三枝と、インターネットジュエリーコンシェルジュサービス「J-navi」の運営など各種サービスを展開する株式会社オリエント4C’s の代表取締役社長に就任。ジュエリーリフォーム事業に注力し、宝飾品業界においてニッチトップを確立している。