株式会社イオマガジン(本社:東京都港区、代表取締役:成家勉 ※以下、イオマガジン)は、世界240カ国以上、約3億2千万人が利用するeラーニングシステム「Moodle(ムードル)」を、一般企業・大学・高等専門機関等へ導入・カスタマイズ・運用するサポートを行っております。
この度、弊社が継続的にサポートをしている神奈川工科大学様にインタビューを実施いたしました。インタビューの内容をまとめた記事を2023年7月14日(金)より公開したことをお知らせいたします。
インタビューでは、Moodle(ムードル)を導入することにした当時の状況や、導入後の変化、Moodle(ムードル)を選んだ理由、活用方法など、神奈川工科大学様の経験談として具体的に答えてくださいました。
導入を検討している方、まだ迷われている方の参考になる内容です。ぜひご覧ください。
【事例インタビューの詳細はこちら】https://www.io-maga.com/2023/07/news20230714/
【資料ダウンロードはこちら】https://www.io-maga.com/document_request/
【詳細はこちら】https://www.io-maga.com/news20230718/
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事例インタビュー:神奈川工科大学様
────────────────────
大学名 神奈川工科大学様
設立 1976年設立
生徒数 4,800人(1学年/1,200人)
専門領域 機械系、情報、バイオ、医療系など、理工系13学科編成
URL https://www.kait.jp/
この度、弊社が継続的にサポートをしている神奈川工科大学様にインタビューを実施いたしました。インタビューの内容をまとめた記事を2023年7月14日(金)より公開したことをお知らせいたします。
インタビューでは、Moodle(ムードル)を導入することにした当時の状況や、導入後の変化、Moodle(ムードル)を選んだ理由、活用方法など、神奈川工科大学様の経験談として具体的に答えてくださいました。
導入を検討している方、まだ迷われている方の参考になる内容です。ぜひご覧ください。
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事例インタビュー:神奈川工科大学様
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大学名 神奈川工科大学様
設立 1976年設立
生徒数 4,800人(1学年/1,200人)
専門領域 機械系、情報、バイオ、医療系など、理工系13学科編成
URL https://www.kait.jp/
教育目標として、「社会で活躍し、考え行動する人材の育成」を掲げ、その達成に向けて「学生本位主義」を大切にしている神奈川工科大学様。今回、学生たちの理解度の差に寄り添った教育実現のため、eラーニングシステム「Moodle(ムードル)」を導入したところ、学生主体で「教え合う」という変化が生まれたという。今回は、「Moodle(ムードル)」を選んだ理由や、どのように活用しているのかについて、数学を担当されている土谷洋平先生(以下、土谷先生)に話を聞いた。
▲今回インタビューに答えてくださった、数学を担当されている土谷先生
--「神奈川工科大学」について教えてください
土谷先生:1963年に工業高等専門学校として発足し、1976年に大学を開校いたしました。生徒数は1学年1200人、理工系13学科で編成されています。機械系、情報、バイオ、医療系などありますから、理工系の総合大学と言えるのではないでしょうか。
--「神奈川工科大学」について教えてください
土谷先生:1963年に工業高等専門学校として発足し、1976年に大学を開校いたしました。生徒数は1学年1200人、理工系13学科で編成されています。機械系、情報、バイオ、医療系などありますから、理工系の総合大学と言えるのではないでしょうか。
--eラーニングを導入しようと考えたきっかけや、当時の課題は何でしょうか?
土谷先生:学生によって数学や物理の学力に差がある現状に対して、個人の差に寄り添って学習を進める方法はないのか、というニーズから導入をしようと思いました。学習ツールのひとつであるe-ドリルは、eラーニングシステムによって、個人のペースで進められますしね。今後、問題のストックが増えていけば、難易度も個人に合わせて調整できる点もポイントです。
--数あるeラーニングシステムの中で「Moodle(ムードル)」を選んだのはどんな理由からですか?
土谷先生:教員がカスタマイズできる自由度が高いところです。Moodle(ムードル)は、ちょっとしたことから奇抜な使い方まで、創意工夫を盛り込むことができるのが、便利で魅力的でした。
昔ながらの黒板ベースの授業の雰囲気が先生ごとに違うのと同じように、「Moodle(ムードル)」のコース画面は、先生ごとに雰囲気が違います。味が出てくる、という感じです。
しかし、機能が固定された多くのLMSではこうはいきません。商用LMSの多くは、作り込まれ、固定された機能が現場でのニーズに合わなかったり、一時のニーズに合っていても時間と共にずれてくることを感じていました。
2017年頃から「Moodle(ムードル)」を使い始めて、今でも作り込みができる点については他のLMSとMoodle(ムードル)には大きな差があると感じています。
そして「Moodle(ムードル)」は、作り込むための技術や知識が難し過ぎるということはありません。理系の教員が平均的に持っている背景知識にちょうどフィットしていて、使いやすいのが「Moodle(ムードル)」だと思います。
--イオマガジンのサービスを選んだ理由を教えてください
土谷先生:まず、「Moodle(ムードル)」を扱っている会社の中で、実績とWeb検索などでの露出度が一定以上ある国内の会社…となると、2020年頃では数社に限られていました。さらに、お値段もちょうど良かったのがイオマガジン社でした。
このちょうど良いというのがポイントで、いきなり全学的に導入するのではなく、教員たちが経費を持ち寄り、試験的に始める小規模体制での導入に応じていただけました。これがイオマガジン社のサービスを選んで導入した理由です。
しかし、イオマガジン社の「Moodle(ムードル)」を使い始めてみて、もっと重要な理由があるように感じていまして、それは私たちの要望に寄り添おうとしてくれる姿勢ですね。
過去に利用したLMSサービスや、展示会/広告などを見る限り、多くの会社は、自社LMSの機能が売りだと思っている節があるように思います。商用LMSの展示会などでは、「このような機能はありますか?」という相談はあまり熱心には応じてもらえない印象を持ちました。また、ある商用LMSを利用していたときのこと、課題公開後に問題文を修正する機能を付けられないかと尋ねたら、「私たちは、公開後は問題文を変えるべきではないと考えています。」などと返されて、冷めた気持ちになったことがありました。
イオマガジン社とのやりとりの中では、できる限り柔軟に、要望を理解して対応しようとしていただけるのが感じられて、大変快適です。
--現在、「Moodle(ムードル)」は主にどのようなことに利用していますか?
土谷先生:物理、数学、化学の1、2年次の授業と入学前教育で使っています。いわゆる一般教養科目と、学科専門科目の橋渡しとなる部分の科目です。入学前教育では英語でも「Moodle(ムードル)」を使っています。
--「Moodle(ムードル)」を導入して、どのような変化(結果)がありましたか?
土谷先生:まず、良い意味で、学生間での「教え合い」が促進されています。
「Moodle(ムードル)」のSTACK問題では、数値や問題文をランダムに変えることが容易にできるので、学生自身で「似ているけれど答えが違う問題」を簡単に作れます。答えが同じ問題だと、他人の答えを写すことが可能ですが、ランダム問題では「考え方を友達に教える」、あるいは、そこまでのことが期待できない場合でも「解答に至るまでの手順を友達に説明する」という形でのコミュニケーションが生まれます。
授業改善を考える時、「先生の教え方を工夫する」という視点で議論されることが多いのですが、私の周りで「Moodle(ムードル)」を使っている教員達は、学生を変える力を一番持っているのは学生だと考えています。大学に一番多くいるのは学生ですから、彼ら彼女らの活動と意識を変える方が、先生が一人で奮闘するよりもずっと効果が大きいのです。
また、動画資料や自動採点小テストを設定することで、独習用教材の質と量の向上と、授業にまつわる事務的な仕事が効率化されました。さらに、ウィークリーフォーマット、トピックフォーマットなど、コース上に教材の配置にも、自由度もあります。
これにより、反転授業を実施したり、記述式の課題に対して口頭や手書きコメントでフィードバックする時間が増え、まさに「人対人でやらなければ実現しない教育」に力を入れて取り組むことができるようになりました。
--今後の展開はどのようにお考えですか?
土谷先生:とても便利なので、「Moodle(ムードル)」の利用が学内でもっと広がっていけばいいと思います。まあ、このようなことが言えるのも、小規模で導入できる「Moodle(ムードル)」の良さですよね。一般的には、ドカンと全学導入しないといけないようなLMSが多いですから。
それから、学生ごとに履修している授業全体で、どのようなパフォーマンスを見せているのかを調査するラーニングアナリティクスの実施を考えている教員もいるようです。
また、今は仲の良い教員の間で教材や問題を、問題バンクを使って共有しあっていますが、もっと組織的に問題バンクを活用していきたいですね。問題集の図書館のようなものがあれば、使いやすいと思います。
--ありがとうございました。
土谷先生:学生によって数学や物理の学力に差がある現状に対して、個人の差に寄り添って学習を進める方法はないのか、というニーズから導入をしようと思いました。学習ツールのひとつであるe-ドリルは、eラーニングシステムによって、個人のペースで進められますしね。今後、問題のストックが増えていけば、難易度も個人に合わせて調整できる点もポイントです。
--数あるeラーニングシステムの中で「Moodle(ムードル)」を選んだのはどんな理由からですか?
土谷先生:教員がカスタマイズできる自由度が高いところです。Moodle(ムードル)は、ちょっとしたことから奇抜な使い方まで、創意工夫を盛り込むことができるのが、便利で魅力的でした。
昔ながらの黒板ベースの授業の雰囲気が先生ごとに違うのと同じように、「Moodle(ムードル)」のコース画面は、先生ごとに雰囲気が違います。味が出てくる、という感じです。
しかし、機能が固定された多くのLMSではこうはいきません。商用LMSの多くは、作り込まれ、固定された機能が現場でのニーズに合わなかったり、一時のニーズに合っていても時間と共にずれてくることを感じていました。
2017年頃から「Moodle(ムードル)」を使い始めて、今でも作り込みができる点については他のLMSとMoodle(ムードル)には大きな差があると感じています。
そして「Moodle(ムードル)」は、作り込むための技術や知識が難し過ぎるということはありません。理系の教員が平均的に持っている背景知識にちょうどフィットしていて、使いやすいのが「Moodle(ムードル)」だと思います。
--イオマガジンのサービスを選んだ理由を教えてください
土谷先生:まず、「Moodle(ムードル)」を扱っている会社の中で、実績とWeb検索などでの露出度が一定以上ある国内の会社…となると、2020年頃では数社に限られていました。さらに、お値段もちょうど良かったのがイオマガジン社でした。
このちょうど良いというのがポイントで、いきなり全学的に導入するのではなく、教員たちが経費を持ち寄り、試験的に始める小規模体制での導入に応じていただけました。これがイオマガジン社のサービスを選んで導入した理由です。
しかし、イオマガジン社の「Moodle(ムードル)」を使い始めてみて、もっと重要な理由があるように感じていまして、それは私たちの要望に寄り添おうとしてくれる姿勢ですね。
過去に利用したLMSサービスや、展示会/広告などを見る限り、多くの会社は、自社LMSの機能が売りだと思っている節があるように思います。商用LMSの展示会などでは、「このような機能はありますか?」という相談はあまり熱心には応じてもらえない印象を持ちました。また、ある商用LMSを利用していたときのこと、課題公開後に問題文を修正する機能を付けられないかと尋ねたら、「私たちは、公開後は問題文を変えるべきではないと考えています。」などと返されて、冷めた気持ちになったことがありました。
イオマガジン社とのやりとりの中では、できる限り柔軟に、要望を理解して対応しようとしていただけるのが感じられて、大変快適です。
--現在、「Moodle(ムードル)」は主にどのようなことに利用していますか?
土谷先生:物理、数学、化学の1、2年次の授業と入学前教育で使っています。いわゆる一般教養科目と、学科専門科目の橋渡しとなる部分の科目です。入学前教育では英語でも「Moodle(ムードル)」を使っています。
--「Moodle(ムードル)」を導入して、どのような変化(結果)がありましたか?
土谷先生:まず、良い意味で、学生間での「教え合い」が促進されています。
「Moodle(ムードル)」のSTACK問題では、数値や問題文をランダムに変えることが容易にできるので、学生自身で「似ているけれど答えが違う問題」を簡単に作れます。答えが同じ問題だと、他人の答えを写すことが可能ですが、ランダム問題では「考え方を友達に教える」、あるいは、そこまでのことが期待できない場合でも「解答に至るまでの手順を友達に説明する」という形でのコミュニケーションが生まれます。
授業改善を考える時、「先生の教え方を工夫する」という視点で議論されることが多いのですが、私の周りで「Moodle(ムードル)」を使っている教員達は、学生を変える力を一番持っているのは学生だと考えています。大学に一番多くいるのは学生ですから、彼ら彼女らの活動と意識を変える方が、先生が一人で奮闘するよりもずっと効果が大きいのです。
また、動画資料や自動採点小テストを設定することで、独習用教材の質と量の向上と、授業にまつわる事務的な仕事が効率化されました。さらに、ウィークリーフォーマット、トピックフォーマットなど、コース上に教材の配置にも、自由度もあります。
これにより、反転授業を実施したり、記述式の課題に対して口頭や手書きコメントでフィードバックする時間が増え、まさに「人対人でやらなければ実現しない教育」に力を入れて取り組むことができるようになりました。
--今後の展開はどのようにお考えですか?
土谷先生:とても便利なので、「Moodle(ムードル)」の利用が学内でもっと広がっていけばいいと思います。まあ、このようなことが言えるのも、小規模で導入できる「Moodle(ムードル)」の良さですよね。一般的には、ドカンと全学導入しないといけないようなLMSが多いですから。
それから、学生ごとに履修している授業全体で、どのようなパフォーマンスを見せているのかを調査するラーニングアナリティクスの実施を考えている教員もいるようです。
また、今は仲の良い教員の間で教材や問題を、問題バンクを使って共有しあっていますが、もっと組織的に問題バンクを活用していきたいですね。問題集の図書館のようなものがあれば、使いやすいと思います。
--ありがとうございました。
▲4万坪の広大な敷地に29の施設が点在。あらたな施設も次々に建築されている
【事例インタビューの詳細はこちら】https://www.io-maga.com/2023/07/news20230714/
【資料ダウンロードはこちら】https://www.io-maga.com/document_request/
本サービスへご興味をお持ちになった方は、以下連絡先までお気軽にお問合せください。お待ちしております。
■「Moodle(ムードル)」とは?
https://www.io-maga.com/service/
eラーニングプラットフォーム「Moodle(ムードル)」は、現在、世界で3.0億人が利用しているeラーニングシステムです。レスポンシブデザイン採用のため、PCやタブレット、スマホなど、デバイスを選ばずに使えるマルチプラットフォーム型になっています。無償で配布されるアプリ(iPhone、アンドロイド)をご利用いただければ、通信環境がないところでも学習可能です。配信コンテンツは、テキスト・PDF・動画・HTML5・SCORMなどにも対応。テストも、○×式・4択式・記述式・穴埋め式など、多彩な形式に対応しています。大学や病院、大企業を中心に日本での導入実績も多く、使いやすいと評判のオンライン学習システムです。
■「Moodle(ムードル)日本語マニュアル(対象バージョン:4.1)」の一部を無料公開中!
https://www.io-maga.com/sample_document/
Moodle(ムードル)には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。
基本的な機能から応用編の便利機能まで、画像付きでわかりやすく解説しているので、この一冊があれば、スムーズに「Moodle(ムードル)」を使いこなすことが可能です。すべての解説を収録した完全版オリジナルマニュアルは、1年間ご契約いただいたお客様の特典としてご提供しています。
■イオマガジンとは?
https://www.io-maga.com/company/
イオマガジンは、ジャスダック上場の「城南進学研究社」のグループ会社であり、また「Moodle(ムードル)」の正式パートナーです。日本の各種法人向けに、「Moodle(ムードル)」の構築・運用・カスタムなどをサポートしています。「何度でもチャレンジできるセカイを」をモットーにしながら、人生100年時代の大人の学び(リカレント教育)をサポートしています。
■本リリースに関するお問合せ■
株式会社イオマガジン:沖田、成家
hp: https://www.io-maga.com
e-mail: sales@io-maga.com
TEL: 03-6384-5740
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Moodle(ムードル)には正式な日本語マニュアルが存在しません。そのため、「この機能はどのように使うの?」というちょっとした疑問を解決するのも大変です。そこで、イオマガジンでは日本語のオリジナルマニュアルを作成しました。
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