ロンドン、, 2023年6月20日 /PRNewswire/ -- Omdiaは2023年6月12日に、「Recorded-Music Retail Sales and Industry Report - 2022-27」というレポートを発表しました。発表された新しい数字によると、世界の録音音楽販売の小売額は、2022年の381億ドルから7.8%増の410億ドルになり、今年、過去最高を記録する見込みであることが明らかになりました。同調査サービスによると、小売売上高が498億ドルに達する2027年まで、毎年の成長が続くと予想されています。
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これは大きな成果ですが、過去最高を記録したのはあくまでも名目的なものであることに留意する必要があります。インフレを考慮すると、1999年の総売上高は2023年には700億ドルといういう膨大な額に相当するとされます。Omdiaの数字は、物理的およびデジタル形式およびサービスによる消費者支出、広告、演奏権、同期からの取引収益で構成されています。
今年および今後の成長の大部分は、定額制のサブスクリプションとストリーミングから生じるでしょう。サブスクリプションの売上高は、今年10.1%増の244億ドルに上昇し、2027年には310億ドルに達する見込みです。デジタル音楽広告からの収入は、2025年には初めて物理的な形式を上回ると予想されています。
「これらの予測において、サブスクリプションとストリーミングの優位性は明白です。ますます多くの消費者がSpotifyやApple Musicなどに登録することに満足しているため、小売販売は引き続き上昇し続けます。ただし、ストリーミングの売上高は5年後も上昇するものの、予測期間の終わりにおける世界の成長率は、開始時点の半分以下になるでしょう」とOmdiaの音楽・デジタルオーディオ担当シニアプリンシパルアナリスト、Simon Dyson は述べています。
Omdiaは昨年正確に予測し、中国が2022年にフランスを追い抜いて世界ランキングで5位になると予測しました。今回、同調査サービスは、世界最大の人口を持つ中国の売上高が2025年にはイギリスとドイツを超え、中国の世界ランキングが3位に上昇すると予測しています。さらに、2026年には中国の小売販売額が30億ドルを超え、中国の世界小売販売シェアは翌年には6.7%に上昇する見込みです。さらに先を見据えて、Omdiaは2030年までに中国が日本から2位の座を奪う可能性があると考えています。
▽OMDIAについて
Informa Tech傘下のOmdiaは、テクノロジー調査・アドバイザリーグループである。同社はテクノロジー市場に関する深い知識と実用的な洞察を組み合わせ、企業がスマートな成長の意思決定を下すことを支援する。より詳しい情報はwww.omdia.com を参照のこと。
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