小満(しょうまん)は木々が青々しく万物の成長する頃を言い、「陽気盛んにして万物しだいに長じて満つる」という意味で、木々が若葉に覆われ青々しく万物の成長する候。
この頃は、真夏日になることもありますが、本格的な梅雨の前の、とても爽やかな季節です。
そんな暑い日は、涼やかな風を感じとり、至福のひとときをもたらしてくれる「極上茶」を愉しみましょう。
「極上茶」 至福のひとときを
駿河湾を望む山間地のお茶所清水でも有数の茶産地 茂畑(もばた)。その地で200年ほど昔から続く農園により、それぞれこだわりの品種や製法で丁寧につくりあげた逸品「極上茶」。
「山吹」「梔子」「時鳥」、三つの特別な日本茶をご紹介します。
白葉茶「山吹」
一番茶のこの季節にしか咲かない花のように、春になると茶畑が黄金色に染まり、その茶葉から作られる、甘く上品な日本茶です。美しい黄金色の水色、キレの良い渋味と豊かな旨味、爽やかな香りが特徴です。
萎凋煎茶 「梔子」
萎凋煎茶とは、収穫後一晩熟成し微発酵させることで、花のような独特の香りをもつお茶です。華やかな香りで知られる静7132を萎凋させ、梔子の香りのような濃厚な香りと旨味が広がります。
手摘み冠茶 「時鳥」
新芽のころ合いを見はかり黒い覆いをかぶせ、半日陰の中で育て一つ一つ丁寧に手摘みすることで、やわらかみのある舌触りと上品なうまみが生まれ、色鮮やかに特別なコクのある旨味と余韻を楽しめます。
氷出しのお茶を宝瓶で
この季節は 宝瓶や蓋碗に入れた茶葉の上に、氷を直接入れていただく「氷出し」のお茶をおすすめします。
「氷出し」とは、溶けた氷によって、ゆっくりとお茶を抽出する方法で、氷が自然に溶けるのを待つので、時間はかかりますが、その分甘みをしっかりと感じられるお茶が淹れることが出来ます。
まさに極上茶など上質なお茶におすすめ。ひんやりとしたのど越しに加え、格別な美味しさをお愉しみいただけます。
個性豊かな旨味と気品ある香り、ひとしずくのお茶が、極上のひとときをもたらしてくれます。
齋藤 有希子さん(陶芸家・茶藝師)の茶器
齋藤 有希子さんは、「器は料理があって初めて完成する」という師から学んだことから、あくまで主役である食事や食卓を囲む人たちと調和する存在であること、自分の器を介して、人がどう関わり楽しんでくれるか、その空間や空気自体を作れるようなモノづくりを大切にしています。
器のかたちも、蹴り轆轤からスッとうまれる形を生かし、あまり削ることなく自然なフォルムを大事に、使う人が使いやすく 使い込むことで馴染んでいく、「用の美」を心がけています。
■開催期間:2023年5月27日(土)~ 6月27日(火)
■年中無休 9am-7pm
■場所:いい日になりますように THE COVER NIPPON 帝国ホテル店
詳細はこちらから
https://iihini.style/article/20230527_shincha_vol7/
【店舗情報】
「いい日になりますように THE COVER NIPPON 帝国ホテル店」
〒100-0011
東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 1階
TEL:03-6811-1372 FAX 03-6811-1373
営業時間:9:00~20:00
【企画・運営】
メイド・イン・ジャパン・プロジェクト株式会社
〒104-0054 東京都中央区勝どき5-5-14-314
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