東京、2023年6月15日 /PRNewswire/ -- H3CとSeagate Technology Holdings plc (NASDAQ: STX)は、このたび日本における契約を締結しました。本提携は、SeagateとH3Cのサーバー・ストレージ総合ソリューションを通じて、情報通信技術とストレージなどの分野に焦点を当てるものです。両社は、教育、医療、メディア・エンターテイメントなどの業界のお客様の大容量かつ高密度データストレージのニーズに対応していきます。また、日本の多くの業界におけるデジタル変革の推進に貢献することが期待されます。
H3C日本法人のGMを務めるPeter Pi氏は、「H3CとSeagateは2022年に開催されたインターネットテクノロジーのイベント「Interop Tokyo」で出会い、そこで共通のビジョンを見出して実際的な協力関係を積極的に進めてきました。H3Cは数十年前から情報通信技術を手広く手掛けているデジタルソリューション大手であり、多岐にわたるデジタルソリューションとエンドツーエンドの技術サービスを広く世界に提供しています。クラウド・コンピューティング、ビッグデータ、AIといった当社のサービスは、100を超える国や地域でデジタル変革を促進しています。Seagate社の開発哲学は当社の取り組みに沿うものであり、今回の提携を通じてH3CのサーバーとSeagate社のストレージ製品を組み合わせたワンストップの情報通信ソリューションを提案していくなか、技術を統合し、互いの利点を補完し、地域レベルでの新たなデジタルモデル、シナリオ、業務形態の創造を支援することで、ストレージ分野を中心に、日本のさまざまな産業におけるデジタル変革の推進を目指します。今回の提携は、新たな市場の開拓と成功に向けた革新的な道筋を見つける、かつてない機会となるでしょう」と語っています。
Seagate Technologyは、大容量データ・ストレージ・ソリューションの世界的なイノベーターであり、エッジからクラウドまで幅広いストレージ・デバイス、システム、およびサービスのポートフォリオを提供しています。45年以上の経験に裏打ちされたSeagateは、日本の企業にコスト効率と安全性の高い大容量ストレージ・ソリューションを提供することに焦点を置いています。
H3CサーバーとSeagate社のストレージ製品のワンストップソリューションはH3C社の最先端の消費電力制御技術をベースとしており、非常に革新的な「Smart Flow」省エネルギー型ソリューションと連携されています。これによってシステム消費電力を20%削減可能なインテリジェントエアシステムの採用が可能となり、インテリジェント管理ハブの構築に向けた設計が実現しました。このソリューションにより、インテリジェント・コンピューティング・パワーの包括的な進化と完全なライフサイクル管理が可能になります。RAIDレブルAdaptや自己修復機能(ADR)の搭載により、大容量ハードディスクドライブを使用したソリューションでは、データの冗長性を効率的に処理し、再構築時間を短縮し、ストレージスペースを節約します。このような進化によってシステムのセキュリティと性能の両方が強化されることで、日本におけるあらゆる業界にとって理想的なシステムが実現します。
日本シーゲイト 代表取締役社長の新妻太氏は「日本の企業は、コストを最適化しながらデータ・ストレージを拡張する方法を求めています。SeagateとH3Cは、このような需要に対応するために協力することになりました。Seagateの革新的で簡単に統合できるストレージ・ソリューションとH3Cの柔軟性・信頼性の高いコンピューティング・インフラを提供することで、お客様は多機能なアーキテクチャを実現し、日本のデジタル変革に向けて前進することができるようになります。」と述べっています。
H3Cは、日本のデジタル市場の進化トレンドを踏まえたローカライズ戦略のさらなる進化を追求するとともに、地域要件に合わせて特別に調整した最先端デジタルソリューションの開発を目指しています。Seagate社との提携により、日本におけるさまざまな業界のデジタル変革を支援し、業界独自のニーズに対応した共同ソリューションの提供を目指します。