累計会員数106万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)は、flier法人版の導入企業を対象に ” 自発的に学ぶ企業文化 ” を醸成する取り組みを2023年6月12日より開始しました。
人材育成の課題や目標をヒアリングし、各企業に適切な「学び文化」を醸成するためのサポートをいたします。
今回、先行第1弾として大樹生命保険株式会社の従業員様を対象とした取り組みを5月12日に開始しました。リスキリングやキャリアなどの書籍を執筆した著者による双方向型ウェビナーや、企業内読書会を定期開催することで、学びの風土醸成を図り、従業員のリスキリングを促します。
人材育成の課題や目標をヒアリングし、各企業に適切な「学び文化」を醸成するためのサポートをいたします。
今回、先行第1弾として大樹生命保険株式会社の従業員様を対象とした取り組みを5月12日に開始しました。リスキリングやキャリアなどの書籍を執筆した著者による双方向型ウェビナーや、企業内読書会を定期開催することで、学びの風土醸成を図り、従業員のリスキリングを促します。
■サポート背景
2019年にリリースしたflier法人版は、書籍の要約を通じた知識のインプット・アウトプットを従業員に促進できることから、社員教育・人材育成サービスの一環として多くの企業に導入いただいています。特に最近の「社会人の学び直し」や「リスキリング」ニーズの高まりにより、導入企業が急増し、2023年5月に累計導入企業数が800社を突破しました。
しかしミッションである「ヒラメキ溢れる世界をつくる」を実現するには、要約サービスの提供にとどまらず、 ” 好奇心を持って従業員が自発的に学ぶ企業文化 ” の創出が必要だと考えています。そのため、flier法人版の導入企業を対象に、人材育成の課題や目標をヒアリングし、各企業に適切な「学び文化」を醸成するソリューションを提案しています。
今回、第一弾としてサポートさせていただいた大樹生命保険株式会社では、「(みんなで)学ぶ風土づくり」をキャッチコピーとして従業員の自発的な学びを促進しています。その一環として2020年から希望者を対象にご利用いただいているflier法人版は、導入時と比較して希望者が3倍に増加しました。
さらなる「リスキリング(学び直し)」「自律的なキャリア形成」を加速させたい、という要望から、従業員が ” 自発的に学ぶ企業文化 ” を創出するサポートを実施することになりました。
■大樹生命保険株式会社での取り組み
下記の取り組みにより、参加者一人ひとりが「学ぶことに対する自分なりの意義」に気づき、「学ぶ楽しみ」や「自己成長」へのモチベーションを感じる機会を創出しています。さらに短時間で習慣的な学びを連続的に体験することで、会社全体として従業員のリスキリングを促し、学びの風土醸成を図ります。
(1)スキマ時間に著者から学びを得る「グローアップ・カフェ」
フライヤーの担当者とゲスト登壇者が、特定のテーマに合わせてトークセッションを行う双方向型ウェビナーをランチタイムに定期開催しています。
ゲスト登壇者は、flier法人版で要約を公開している書籍の筆者。リスキリングやキャリアな「学びの醸成」をテーマに書籍を執筆されている方をお招きし、従業員からの質問に答えつつ、自らが実践しているプロセスをフレームワークとして解説します。
・第1回(5月開催)
テーマ:「自分の頭で考える学び」のすすめ
登壇者:株式会社 学びデザイン代表/武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 教授 荒木 博行 氏
・第2回(7月開催)
テーマ:今の環境を活かしきる「あなた流キャリア」の歩み方
登壇者:株式会社We Are The People 代表取締役 安田 雅彦 氏
・第3回(8月開催)
テーマ:「相手を”動かす”提案力」
登壇者:TORiX株式会社 代表取締役 高橋 浩一 氏
・第4回(10月開催)
テーマ:女性リーダーから学ぶ「わたしらしく働く」とは
登壇者:ジュエリーブランドHASUNA Founder&CEO/武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 教授 白木 夏子 氏
(2)本で学びをつなぐ「ブック・カフェ」
コロナ禍で広がったリモートワークにより、従業員間の「相互啓発」の意識が薄らぐという問題が発生しました。そこでflier法人版を活用した「企業内読書会」を開催しています。
「企業内読書会」では、下記のような取り組みを行うことで、職制や職位、部署・勤務地を超えた従業員同士の「学びの交流」を促しています。
・指定の書籍の要約を読み、感想や考察をその場でディスカッション
・特定のテーマに関連する書籍の中から各自好きな要約を読み、感想をシェアする
*大樹生命保険株式会社
人事部人材開発室
審議役 高橋 俊哉様 コメント
弊社人材育成のあらゆるステージに関わる中で、従業員のキャリアアップ・自己成長につながる制度や施策のあり方・運用方法を探求するため、現状の枠組みにとらわれず、常にアンテナを張って日々の業務に取り組んでいます。
その中で、フライヤー法人版は、自己研鑽に最も広く利用されているサービスとして、各種研修や社内図書館と連動を図るなど、要約だけではない様々な形で連携・活用をさせていただいておりました。そのうえで、さらにVUCA(予測困難)の時代を生き抜くうえで、「本」という本物の教養や知見をもっと広く深く従業員と共有できないか、かねてからフライヤーと意見交換していたことから、今回の第1弾に参加させていただくことになりました。
また、人材育成のあらゆる文脈でリスキリングが取り上げられる昨今、この観点からも「本」を介した大樹生命らしい学び直しの仕組みができるのではないか、という思いも反映していただいております。
今回の取組みを通じて、多様な人材が自発的・自律的に学び合う風土が育まれ、個人レベル・組織にも良い化学反応や行動変容が生まれることを期待しています。
■今後の展開
ミッションである「ヒラメキ溢れる世界をつくる」を実現するためには、企業のあらゆる従業員が「自発的に学ぶ」企業文化を醸成する必要があると考えています。その一環として、大樹生命保険株式会社にて「グローアップ・カフェ」と「ブック・カフェ」を開催しました。
今後、フライヤーは本サポートによる”学ぶ文化”の醸成に加え、成果を測る指標の開発を行う予定です。実際にflier法人版の導入企業から「リスキリングの成果を図る指標がない」という悩みをよく耳にします。リスキリングは取り組みが明確に定められておらず、定量的に成果を評価することが難しいという課題が発生しています。
より多くの企業が「自発的に学ぶ文化」の醸成、さらには「学ぶ文化」の成果指標としてお役立ていただけるよう、引き続きサービスの改善・拡大を行ってまいります。
※本プランは人材育成サービス「flier法人版」を導入している企業を対象としたサービスです。ご興味をお持ちの企業様は下記よりご相談ください
問い合わせフォーム:https://www.flierinc.com/inquire
■flier法人版とは
flierは、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供している人材育成サービス。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけることができる。
2019年に「自ら学ぶ社員が育つ」人材育成ツールとして、flier法人版を提供開始。下記のような理由から導入する企業が増え、現在の累計導入企業数は800社を突破。
■特徴
(1)10分で読める本の要約コンテンツを毎日公開
「ビジネスパーソンが今読むべき本」を厳選し、1冊あたり10分で読める要約形式で提供。移動時間などのスキマ時間で読了できる。音声機能(聞く要約)もあるため、”ながらインプット”も可能。
(2)組織の学びを促進する「学びメモ」機能
各書籍ページには読了後に要約から得た学びや気づきをメモできる「学びメモ」機能がある。自分の言葉でアウトプットすることで、思考を言語化する力が身につく。また、学びを社内でシェアし合えるため、同僚や先輩の学びメモを通じて学びが深まるメリットも。
(3)「管理画面」で利用状況が一目でわかる
管理画面は、権限を付与された「管理者」のみが確認できる画面。ユーザー管理、利用状況の確認、おすすめ要約の通知による利用促進が可能。
■実績
・「BOXIL SaaS AWARD Spring 2023」eラーニング部門で「Good Service」に選出
https://www.dreamnews.jp/press/0000276831/
・「HRアワード2021」のプロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で最優秀賞を受賞
https://www.dreamnews.jp/press/0000247341/
累計会員数106万人突破
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、本の要約サービス「flier(フライヤー)」
要約は3,200冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
株式会社フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「flier」には、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日要約文をアップ。現在3,200冊超(2023.5)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
サービスは、出版社や書店からも好評です。要約を読み終えた人の15~20%がアマゾンなどのECサイトへアクセスします。多くの出版社から「書籍の売り上げが上がった」「増刷になった」といった評価を得ています。
書店チェーンでは、書籍のPOPに付くQRコードから、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる施策を展開し、対象書籍の売り上げを伸ばしています。この実績が評価され、大手書店と「フライヤー棚」を設置したフェアを協業しています。
利用者は、通勤や休憩時といったスキマ時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたい知的好奇心の旺盛なビジネスパーソンです。
最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。日本の人事部「HRアワード2021」ではプロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で「flier法人版」が最優秀賞を受賞しました。