セイコーソリューションズ株式会社(代表取締役社長:関根 淳、本社:千葉県千葉市、以下 セイコーソリューションズ)は、モバイル通信事業者向け10ギガビット・イーサネット対応PTPグランドマスタークロック「Time Server Pro. TS-2922」を開発し、2023年9月より販売開始します。昨年4月に発表した「TS-2924」とともにネットワークの広帯域化に対応し、国際標準である時刻同期基準に準拠するラインアップの拡充を図ります。
現在、日本および世界のモバイル通信の主流は4Gから5Gへの移行フェーズにあり、ユーザーエクスペリエンスの向上に加えて、他の産業との連携による新たな産業の創出や労働力不足などの社会的課題の解決に対する期待が高まっています。5G基地局は4G以上に多様な要求を満たす必要があり、日本の主要キャリアも含め国際的にO-RAN(Open Radio Access Network)アーキテクチャの採用が進められています。O-RANではインターフェースの標準化に伴い、マルチベンダー接続が可能となり、モバイルオペレーターは基地局の場所や状況に合わせて適切な機器を選択してネットワークを構築することができます。そのため10ギガインターフェースを装備した機器が採用されるケースが多くなることが予測されます。
また、基地局間の連携をするためには高精度な時刻同期が必要であり、5Gモバイルネットワークの構築においてグランドマスターには絶対時刻からの誤差±40ナノ秒以内の精度を維持してPRTC-B*1国際標準に準拠することが求められます。セイコーソリューションズでは、テレコムやIoTなどの広域配備型の高精度時刻同期システム導入に最適なグランドマスターとして「TS-2910シリーズ」を展開しており、日本の主要キャリアを含むさまざまな企業に採用されています。
「TS-2922」はPRTC-Bに準拠する「TS-2910シリーズ」の基本的仕様を踏襲した上で、10ギガ通信をサポートしており、「TS-2924」と併せて屋内外のさまざまな環境に設置することでO-RANを使用する基地局において柔軟な5Gモバイルネットワークを構成することが可能となります。
セイコーソリューションズは今後も、高速・大容量化が進む5Gモバイル通信をはじめ、お客さまのビジネスを支えるセキュアで高精度な時刻同期に関するソリューションを開発、提案していきます。
なお「Time Server Pro. TS-2922」は、2023年6月14日(水)~16日(金)に千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2023」に出展します。また、同イベント内で行われる「Best of Show Award」において、ネットワークインフラ(キャリア / ISP)部門でファイナリストにノミネートされています。
◆Best of Show Awardとは
出展企業各社からエントリーされる選りすぐりの新製品を、有力メディア各社のキーマンと、学術界の識者によって編成される審査委員会が審査し、「今年の一品」を決定するアワードです。会期当日の本審査にて、ファイナリストの中からグランプリが選出されます。
https://www.interop.jp/2023/award/
<PTPグランドマスタークロック Time Server Pro. TS-2922 概要>
【発売日】2023年9月
【販売価格】オープン価格
【主な特長】
・10ギガ対応(10GBASE-R)
・PRTC-B対応
・TS-2910シリーズの機能、スペックを踏襲
*1 PRTC-B:時刻標準装置(PRTC)の精度を定めた国際標準(G.8272)において、UTCに対する時刻誤差40ナノ秒以内を満たしている装置。PRTC-A(時刻誤差100ナノ秒以内)よりも高精度な時刻同期を実現するために必要。
※「Time Server Pro.シリーズ」の詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.seiko-sol.co.jp/products/time_server/time_server_lineup/
※本文中に記載されている製品名などは各社の登録商標または商標です。
お客さまからのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ株式会社
戦略ネットワーク本部 タイミングソリューション営業部
担当:鈴木 tel:043-211-1318 e-mail:support@seiko-sol.co.jp
現在、日本および世界のモバイル通信の主流は4Gから5Gへの移行フェーズにあり、ユーザーエクスペリエンスの向上に加えて、他の産業との連携による新たな産業の創出や労働力不足などの社会的課題の解決に対する期待が高まっています。5G基地局は4G以上に多様な要求を満たす必要があり、日本の主要キャリアも含め国際的にO-RAN(Open Radio Access Network)アーキテクチャの採用が進められています。O-RANではインターフェースの標準化に伴い、マルチベンダー接続が可能となり、モバイルオペレーターは基地局の場所や状況に合わせて適切な機器を選択してネットワークを構築することができます。そのため10ギガインターフェースを装備した機器が採用されるケースが多くなることが予測されます。
また、基地局間の連携をするためには高精度な時刻同期が必要であり、5Gモバイルネットワークの構築においてグランドマスターには絶対時刻からの誤差±40ナノ秒以内の精度を維持してPRTC-B*1国際標準に準拠することが求められます。セイコーソリューションズでは、テレコムやIoTなどの広域配備型の高精度時刻同期システム導入に最適なグランドマスターとして「TS-2910シリーズ」を展開しており、日本の主要キャリアを含むさまざまな企業に採用されています。
「TS-2922」はPRTC-Bに準拠する「TS-2910シリーズ」の基本的仕様を踏襲した上で、10ギガ通信をサポートしており、「TS-2924」と併せて屋内外のさまざまな環境に設置することでO-RANを使用する基地局において柔軟な5Gモバイルネットワークを構成することが可能となります。
セイコーソリューションズは今後も、高速・大容量化が進む5Gモバイル通信をはじめ、お客さまのビジネスを支えるセキュアで高精度な時刻同期に関するソリューションを開発、提案していきます。
なお「Time Server Pro. TS-2922」は、2023年6月14日(水)~16日(金)に千葉・幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2023」に出展します。また、同イベント内で行われる「Best of Show Award」において、ネットワークインフラ(キャリア / ISP)部門でファイナリストにノミネートされています。
◆Best of Show Awardとは
出展企業各社からエントリーされる選りすぐりの新製品を、有力メディア各社のキーマンと、学術界の識者によって編成される審査委員会が審査し、「今年の一品」を決定するアワードです。会期当日の本審査にて、ファイナリストの中からグランプリが選出されます。
https://www.interop.jp/2023/award/
<PTPグランドマスタークロック Time Server Pro. TS-2922 概要>
【発売日】2023年9月
【販売価格】オープン価格
【主な特長】
・10ギガ対応(10GBASE-R)
・PRTC-B対応
・TS-2910シリーズの機能、スペックを踏襲
*1 PRTC-B:時刻標準装置(PRTC)の精度を定めた国際標準(G.8272)において、UTCに対する時刻誤差40ナノ秒以内を満たしている装置。PRTC-A(時刻誤差100ナノ秒以内)よりも高精度な時刻同期を実現するために必要。
※「Time Server Pro.シリーズ」の詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.seiko-sol.co.jp/products/time_server/time_server_lineup/
※本文中に記載されている製品名などは各社の登録商標または商標です。
お客さまからのお問い合わせ先:
セイコーソリューションズ株式会社
戦略ネットワーク本部 タイミングソリューション営業部
担当:鈴木 tel:043-211-1318 e-mail:support@seiko-sol.co.jp