累計会員数105万人を突破した本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する株式会社フライヤー(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 大賀康史)は、著作権フリーの古典作品に限定し、AI(ChatGPT Plus)を活用した要約作成を行う「クラシックコレクション」を2023年5月25日より開始します。
■クラシックコレクションとは
本の要約サービス「flier」は、出版社や著者から許諾を得た書籍を専門ライターと編集者が要約し、10分で読めるコンテンツとして配信するサービスです。
「クラシックコレクション」では、著作権フリーの古典作品に限定し、AI(ChatGPT Plus)を活用した要約作成を行い、「flier」のオリジナルコンテンツとして配信していきます。「flier」で要約作成にAIを活用することは初の試みです。
現段階ではAIによる要約に、flier編集部がリライト・編集を加えて作成しています。今後のAI技術の発展とともに、AI要約の精度を高めていきます。
近日のクラシックコレクションにおける要約配信は以下の3冊です。
【クラシックコレクション 近日配信作品】
(1)坊っちゃん/夏目漱石 2023年5月25日配信
(2)コモン・センス/トマス・ペイン 2023年6月2日配信予定
(3)平家物語/不明 2023年6月9日配信予定
本の要約サービス「flier」は、出版社や著者から許諾を得た書籍を専門ライターと編集者が要約し、10分で読めるコンテンツとして配信するサービスです。
「クラシックコレクション」では、著作権フリーの古典作品に限定し、AI(ChatGPT Plus)を活用した要約作成を行い、「flier」のオリジナルコンテンツとして配信していきます。「flier」で要約作成にAIを活用することは初の試みです。
現段階ではAIによる要約に、flier編集部がリライト・編集を加えて作成しています。今後のAI技術の発展とともに、AI要約の精度を高めていきます。
近日のクラシックコレクションにおける要約配信は以下の3冊です。
【クラシックコレクション 近日配信作品】
(1)坊っちゃん/夏目漱石 2023年5月25日配信
(2)コモン・センス/トマス・ペイン 2023年6月2日配信予定
(3)平家物語/不明 2023年6月9日配信予定
■AI要約の現状の技術的課題
今後、AI要約を進化させていくにあたり、下記の3点が技術的課題として残っています。
(1)長文の入力
(2)全体の文脈を汲んだ要約の作成
(3)出力される文章のクオリティ
(1)については、AIが今後長文に対応していくかどうかがまだ明確になっていないところもあり、引き続きウォッチしていきます。
(2)(3)については要約のクオリティ自体に関わってくる問題として、現状は編集者のリライトでカバーしています。書籍の文体に忠実な要約が作成できるようになるには、AIの進歩が待たれます。
AIの著しい進歩を体感する一方で、AIだけで高いクオリティを目指すにはまだ距離があり、人の手による要約の価値の高さを改めて知ることができました。
この「クラシックコレクション」を通じて、AIがどう要約に生かせるかを引き続き追求していきます。
■クラシックコレクション実施背景・今後の活用について
今後、AI要約を進化させていくにあたり、下記の3点が技術的課題として残っています。
(1)長文の入力
(2)全体の文脈を汲んだ要約の作成
(3)出力される文章のクオリティ
(1)については、AIが今後長文に対応していくかどうかがまだ明確になっていないところもあり、引き続きウォッチしていきます。
(2)(3)については要約のクオリティ自体に関わってくる問題として、現状は編集者のリライトでカバーしています。書籍の文体に忠実な要約が作成できるようになるには、AIの進歩が待たれます。
AIの著しい進歩を体感する一方で、AIだけで高いクオリティを目指すにはまだ距離があり、人の手による要約の価値の高さを改めて知ることができました。
この「クラシックコレクション」を通じて、AIがどう要約に生かせるかを引き続き追求していきます。
■クラシックコレクション実施背景・今後の活用について
株式会社フライヤー 代表取締役CEO 大賀康史 コメント:
2023年3月のGPT-4を搭載したChat-GPT Plusの登場以来、あらゆる仕事にAIを活用できる可能性がイメージしやすくなりました。AIを活かして利用者の利便性を上げる方法について、現在全社的に検討を進めています。その第一弾として要約作成にAIを活かす可能性を追求するため、法律の専門家を交えて検討を進め、著作権が切れた本の要約の原稿作成に試験的にAI(GPT-4)を活用しました。本に相当する長文を要約するには商用水準では発展途上という結果でしたが、AIは日進月歩の領域ですので、今後も取り組みを継続してまいります。
また、著作権が残る本に関しては、本を出版されるまでに関わられた方々へのリスペクトと著作権本来の思想を大切にするため、これまで通り出版社の許諾をいただいた本についてのみ、人の手によって要約を作成していく方針です。
当社はこれからも著作物に関わる方々の想いを重視し、テクノロジーの進化を取り込む努力も続け、三方良しのサービスを目指してまいります。AIの活用については、サービス提供できる形になったものから段階的に発表していきますので、これからの展開にもぜひご期待ください。
■今後の予定
「クラシックコレクション」は、今後1ヶ月に1点の頻度で継続的に配信していきます。
AIを活用した要約は、2~3ヶ月に1点の頻度で配信し、その他は編集者のみによる要約を配信していきます。
本の要約サービス「flier」アプリのダウンロードはこちらから
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1022261165
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.flierinc.flier
対応環境についてはこちらをご覧ください
https://www.flierinc.com/doc/devices
2023年3月のGPT-4を搭載したChat-GPT Plusの登場以来、あらゆる仕事にAIを活用できる可能性がイメージしやすくなりました。AIを活かして利用者の利便性を上げる方法について、現在全社的に検討を進めています。その第一弾として要約作成にAIを活かす可能性を追求するため、法律の専門家を交えて検討を進め、著作権が切れた本の要約の原稿作成に試験的にAI(GPT-4)を活用しました。本に相当する長文を要約するには商用水準では発展途上という結果でしたが、AIは日進月歩の領域ですので、今後も取り組みを継続してまいります。
また、著作権が残る本に関しては、本を出版されるまでに関わられた方々へのリスペクトと著作権本来の思想を大切にするため、これまで通り出版社の許諾をいただいた本についてのみ、人の手によって要約を作成していく方針です。
当社はこれからも著作物に関わる方々の想いを重視し、テクノロジーの進化を取り込む努力も続け、三方良しのサービスを目指してまいります。AIの活用については、サービス提供できる形になったものから段階的に発表していきますので、これからの展開にもぜひご期待ください。
■今後の予定
「クラシックコレクション」は、今後1ヶ月に1点の頻度で継続的に配信していきます。
AIを活用した要約は、2~3ヶ月に1点の頻度で配信し、その他は編集者のみによる要約を配信していきます。
本の要約サービス「flier」アプリのダウンロードはこちらから
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1022261165
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.flierinc.flier
対応環境についてはこちらをご覧ください
https://www.flierinc.com/doc/devices
累計会員数105万人突破
ビジネス書1冊の大筋を10分で理解できる、書籍要約サービス「フライヤー」
要約は3,200冊超え、ビジネスパーソンの“スキマ時間”活用に一役
株式会社フライヤーは、本の要約サービス「flier(フライヤー)」を運営する、ITベンチャー(2013年6月設立)です。最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。フライヤーには、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップ。現在3,200冊超(2023.4)を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
サービスは、出版社や書店からも好評です。要約を読み終えた人の15~20%がアマゾンなどのECサイトへアクセスします。多くの出版社から「書籍の売り上げが上がった」「増刷になった」といった評価を得ています。
書店チェーンでは、書籍のPOPに付くQRコードから、フライヤー内の要約ページを“立ち読み”できる施策を展開し、対象書籍の売り上げを伸ばしています。この実績が評価され、大手書店と「フライヤー棚」を設置したフェアを協業しています。
利用者は、通勤や休憩時といったスキマ時間を有効活用し、効率よくビジネスのヒントやスキル、教養を身につけたい知的好奇心の旺盛なビジネスパーソンです。
最近は、社員教育の一環として法人契約する企業も増え続けています。また、AIの音声読み上げ機能や、ユーザー同士で要約から得た学びを情報交換(シェア)するSNSサービスなど、新たな施策も好調です。日本の人事部「HRアワード2021」ではプロフェッショナル部門の人材開発・育成部門で「flier法人版」が最優秀賞を受賞しました。