IDTechEx（先進技術調査会社: 本社英国 ケンブリッジ）は、『小さくても強力：小型モジュール式原子炉の成長の可能性』と題したウェビナーを、2023年5月25日（木）に開催します。
ネットゼロ義務の達成とエネルギー安全保障の強化のため、世界中のステークホルダーがエネルギーミックスの構成を再検討する中、原子力への関心が20年ぶりに復活しています。原子力発電所を小型化し、その建設を可能な限り組立ラインで行う小型モジュール炉（SMR）は、この低迷を招いた問題解決の可能性を持っています。再生可能エネルギー源は非常に低コストである一方、高価なエネルギー貯蔵システムと併用しなければ、断続的になりがちです。SMRはこの点で競合できると考えられており、サプライチェーンの効率化、立地集約、工場生産に伴う学習率を利用した設備投資削減により、MWh当たりの平準化コストを下げたベースロードと需要対応型のグリッド容量を提供することで、それを実現しようとしています。SMRはすでにロシアと中国で稼働しており、他の国々も近い将来追随することを目論んでいます。
本ウェビナーは、IDTechExのテクノロジ- アナリストSam Daleが最新調査をもとに小型モジュール式原子炉の現状を解説します。
＜開催概要＞
テーマ：『小さくても強力：小型モジュール式原子炉の成長の可能性』
（Small but Mighty: The Growth Potential of Nuclear Small Modular Reactors）
開催日時： 2023年5月25日（木） 10時もしくは18時から 30分間
開催方法：オンライン
言語：英語
参加費：無料（事前登録制）
https://www.idtechex.com/ja/webinar/23567-12373-12367-12390-12418-24375-21147-65306-23567-22411-12514-12472-12517-12540-12523-24335-21407-23376-28809-12398-25104-38263-12398-21487-33021-24615/499
当日カバーする内容（予定）
- SMRはいかにして原子力の新たなユースケースを開拓し、その過程で問題のある産業を脱炭素化できるのか？
- SMRが現在発展しているのはどこか？また、SMRが最も大きな成功を収めると期待されているのはどこか？
- 原子炉設計への漸進的アプローチと革新的アプローチ、世界のSMR炉群において成功する可能性が高いのはどちらか？
- SMR の設置に対する主な障壁は何か、またそれをどのように克服することができるのか？
- ロシアと中国以外で SMR に取り組んでいるプレーヤーと、その実現に最も近い位置にいるのは誰か？
IDTechExは、関連する調査レポートを4月に発行しました。
『小型モジュール式原子炉（SMR）2023-2043年』
https://www.idtechex.com/ja/research-report/nuclear-small-modular-reactors-smrs-2023-2043/934
本無料ウェビナー（英語）は、本調査レポートからの抜粋で行われます。
後日、使用した資料も提供します。
IDTechExは、その他にも先進技術に関連するウェビナーを開催しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
https://www.idtechex.com/ja/research/webinars
【本件に関するお問合せは、下記まで】
アイディーテックエックス株式会社 （IDTechEx日本法人）
100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
URL: https://www.idtechex.com/ja
担当：村越美和子 m.murakoshi@idtechex.com
電話 : 03-3216-7209
