ロンドン, 2023年5月12日 /PRNewswire/ -- 流のグローバル支払いインフラストラクチャー企業のテラペイ(TerraPay)は本日、デジタル支払いの世界的リーダーであるVisaから戦略的なエクイティ投資を受けることを発表しました。 さらに両企業は提携し、Visaのソリューションをテラペイのネットワークにつなげて、消費者および中小企業のデジタルクロスボーダーコマースの効率化を支援します。 世界中の対象カード、銀行口座、ウォレットへの直接送金を促進するVisa Directは、テラペイのウォレットプロバイダーのネットワークに参加する初のソリューションとなります。
VISA
テラペイのモバイルウォレットと銀行口座のグローバルパートナー統合にVisa Directが加わることで、108の受け取り国においてシームレスで迅速な個人間の送金ならびに中小企業のビジネス支払いが強化されます。
グローバルなクロスボーダー取引は、特に新興市場で安定して成長しています。 2025年までに、クロスボーダー取引は8兆米ドル規模に到達することが予想されています[1]。こうした世界的なブームやデジタル支払いの成長にもかかわらず、クロスボーダービジネス支払いは、特に中小企業にとって複雑で課題だらけのままです。 中小企業の送金プロセスには遅延、高いコスト、標準化の不足、非効率性を伴うことがよくあります。
テラペイとVisaの提携により総合的な支払いソリューションへの道が切り開かれ、中小企業の対象商用カードの利用が強化され、カード、口座、ウォレットなど、その他の資金の移動機能も改善されるでしょう。同時に、事業者はテラペイのRequest-to-Payウォレットソリューションをグローバルに使用できます。
この発表について、テラペイの創設者兼CEOであるAmbar Sur氏は、「テラペイとVisaの関係は単なるコラボレーションではないと、誇りを持って言うことができます。 Visaが主要な投資家として加わり、この戦略的な提携にはグローバルなデジタル支払いへの大きな前進が反映されています。 デジタル支払いの世界のつながりを構築し、強化していくという共同のビジョンを実現していけることが本当に楽しみです。」
Visa Directのグローバル責任者であるRuben Salazar Genovez氏は、次のように述べています。「テラペイへの投資とコラボレーションにより、Visa Directのリーチが広がり、金融のインクルージョンを促進できることを楽しみにしています。世界中の非銀行利用者や十分なサービスを受けていないコミュニティなど、多くの人々や中小企業がモバイルデバイスでインバウンドのデジタルクロスボーダー支払い機能にアクセスできるようになります。」
Ambar Sur氏は次のように付け加えています。「Visaの規模と当社のグローバル支払いインフラストラクチャーを組み合わせることで、Visaのお客様の支払い体験の向上とビジネスの迅速な拡大をサポートすることができます。 このコラボレーションは個人の生活やビジネスのあり方を向上させるという大きな目的にもかなっており、よりアクセシブルなグローバル支払いエコシステムでそれらを実現します。」
テラペイ(TerraPay)について
英国に本社を置くテラペイは、小額決済も大きな額の決済と同じように安全なボーダーレスに値すると信じています。グループでは、決済の大小にかかわらず決済が中断されることなく、安全かつリアルタイムのグローバル送金を確保し、企業が透明性の高い顧客体験を実現できるようペイメント・ハイウェイの拡大に取り組んで来ました。世界27の市場で登録・規制されているテラペイは、銀行、モバイルウォレット、送金業者、加盟店、金融機関の主要なグローバルパートナーで、より広い範囲の包括的な国際金融エコシステムのパートナーです。テラペイは75億以上の銀行口座のネットワーク、21億以上のモバイルウォレット、108の受け取り国と205の送金国といった幅広いネットワークにアクセスすることができ、テラペイのパートナーはグローバルな金融インクルージョンの導き手となることができます。
[1] https://knowledge.uneca.org/atpc/node/1646
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Anwesha Mukherjee
anwesha@terrapay.com
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