医療機器の製造・設計に関する国内唯一の展示会・セミナー「Medtec Japan(メドテック ジャパン、主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社)」は4月19日に開幕し、同日会場内で行われた第11回「Medtecイノベーション大賞」表彰式にてアイリス株式会社による日本初のAI医療機器「nodoca」が大賞を受賞いたしました。
14回目を迎えた「Medtec Japan」では、昨年から大幅増となる440の企業・団体が出展し、医療機器業界のサプライヤー、国内外の医療機器メーカー開発・研究関係者など多くの方々にご来場いただいております。(東京ビッグサイト東2・3ホールにて、21日(金)まで開催)。
14回目を迎えた「Medtec Japan」では、昨年から大幅増となる440の企業・団体が出展し、医療機器業界のサプライヤー、国内外の医療機器メーカー開発・研究関係者など多くの方々にご来場いただいております。(東京ビッグサイト東2・3ホールにて、21日(金)まで開催)。
受賞者記念撮影
■ 日本発の革新的な医療機器を表彰する「Medtecイノベーション大賞」
「Medtecイノベーション大賞」は、医療機器の設計・製造において、国内企業による革新的な医療機器を表彰する目的で、2012年に創設され、今年で11回目を迎えました。受賞製品は、世界に誇れる日本発の革新的な医療機器や部材・部品、加工技術・製造装置等の製品として、国内外に広く伝えていきます。
なお「Medtecイノベーション大賞」は、「日本の技術をいのちのために委員会」の協力を得て創設したものです。
■ 日本発の革新的な医療機器を表彰する「Medtecイノベーション大賞」
「Medtecイノベーション大賞」は、医療機器の設計・製造において、国内企業による革新的な医療機器を表彰する目的で、2012年に創設され、今年で11回目を迎えました。受賞製品は、世界に誇れる日本発の革新的な医療機器や部材・部品、加工技術・製造装置等の製品として、国内外に広く伝えていきます。
なお「Medtecイノベーション大賞」は、「日本の技術をいのちのために委員会」の協力を得て創設したものです。
■ 「Medtecイノベーション大賞」受賞企業・製品
● Medtec大賞
アイリス株式会社/日本初のAI医療機器「nodoca」
● 優秀賞
奈良精工株式会社/先端湾曲回転鉗子
● チャレンジ賞
高島産業株式会社/脳生検針「ボーリングバイオプシーニードル」
● チャレンジ賞
株式会社HACARUS/子宮頸がんの検査支援AIソフトウェア HACARUS MD for Colposcopy
● 努力賞
株式会社ユニオンシンク/QMS支援ソフト・クラウドサービス「品質デザイナーfor GxP」
● 期待賞
株式会社eP/筋電計「Myo Works プラス」
■ 「Medtecイノベーション大賞」受賞 アイリス株式会社 日本初のAI医療機器「nodoca」
【企業概要】
アイリスは、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に医師である沖山翔が創業したスタートアップ企業です。
日本の医療・ものづくり・ ITの技術と知見を結集し、新医療機器のカテゴリで日本第一号のAI医療機器となったnodocaを開発しました。
また、nodocaはC2(新機能・新技術)区分で保険適用となった日本初のAI医療機器でもあります。
【製品の特長】
nodocaは、『産官学の叡智を集約した純国産の AI』・『新医療機器かつ保険適用 』・『単一の医療機器として ハードウェアとAIを組み合わせた数少ない品目』といった特徴を有しています。 臨床現場で、今冬(2022年12月)よりインフルエンザ診断に活用されています。従来のAI医療機器の多くが、大学病院や先端医療機関を対象としていたところ、 nodocaの主な活用現場は開業医であり町の診療所です。AI医療機器の裾野が全国に広がることを願い開発・上市しています。
本品は AUC 89% と、インフルエンザの判定において既存検査法に劣らぬ判定精度を有しています。アイリスは、世界で唯一の大規模咽頭画像データセットを収集し、感染症ごとに異なる口腔内の炎症パターンを識別することに成功しました。このデータセットは、日本国内で、のべ100以上の医療機関が参加する臨床研究(特定臨床研究)によって収集された、約50万枚以上の咽頭画像から構成されています。
nodocaの特徴は、下記2点です。
(1)既存検査法(イムノクロマト法)と比較して、特に発症後早期の感度が高い傾向にあり、また 上市後も継続的な精度向上が見込まれること。既存検査法の実臨床での感度は、手技のバラツキや患者の協力が得られるかによって大きく上下し、直近のメタアナリシス 3編では、いずれも 50-60%台と報告されています。nodocaの感度は76%であり、また、特に患者の発症後早期において高い傾向にあります。
上市後も撮影ごとに咽頭画像が収集されるため、定期的な精度向上のアップデートを薬事的に行う予定です。
(2)秒単位での迅速な判定と、非侵襲性
AI判定にかかる時間は 10秒程度であり、患者さんに待合室へお戻り頂く必要なくその場で検査結果を伝えられます。狭い鼻咽腔に綿棒を挿入することもないため非侵襲的で痛みがほぼなく、また、くしゃみ反射・せき反射が出ないことから診察室内の飛沫飛散を減ずる効果が期待されます。
■ 「Medtecイノベーション大賞」審査員紹介 (順不同、敬称略)
●審査委員長:
妙中 義之 / 一般社団法人 日本の技術をいのちのために委員会理事長
伊関 洋 / 社会医療法人至仁会 介護老人保健施設 遊 施設長
●副審査委員長:
クリストファー・イブ / インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 代表取締役
●審査委員:
久芳 明 / 一般社団法人 日本医療機器産業連合会 常任理事
俵木 登美子 / 公益財団法人医療機器センター医療機器産業研究所 テクニカルアドバイザー
谷下 一夫 / 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事長 / 学校法人北里研究所
小林 英津子 / 東京大学大学院 工学系研究科 教授
加藤 二子 / 経済産業省 商務・サービスグループ 医療・福祉機器産業室 室長補佐
田村 雄一 / 株式会社カルディオインテリジェンス 代表取締役 CEO *前回受賞企業として参加
■ 「Medtec Japan」開催概要
・展示会名: Medtec Japan (呼称:メドテックジャパン)
・同時開催: 専門性の高い4分野の専門展を同時開催します。
医療用エレクトロニクス展、医療ICT・在宅医療展、メディカルシティ 災害医療・防災安全展、検査キット 完成品&開発展
・会期: 2023年 4月19日(水)~21日(金) 10:00-17:00
・展示会場: 東京ビッグサイト 東2・3ホール (東京都江東区有明3-11-1)
・主催: Medtec Japan 事務局
・後援: 経済産業省
公益財団法人 医療機器センター
一般社団法人 日本医療機器産業連合会
一般社団法人 日本の技術をいのちのために委員会
・協賛: 公益社団法人 日本臨床工学技士会
一般社団法人 日本医工ものづくりコモンズ
・公式HP: http://www.medtecjapan.com/
・来場事前登録フォーム:https://www.medtecjapanreg.com/2023/form.cgi?lang=ja
※ 完全来場事前登録制のお知らせ
本イベントは、来場者の方全てに来場事前登録を行って頂いております。来場ご希望の方は、来場までに来場事前登録を完了の上、出力いただいた入場バッジをご持参いただきますようお願いいたします。
■ 「Medtec Japan」主催者概要
アイリスは、「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に医師である沖山翔が創業したスタートアップ企業です。
日本の医療・ものづくり・ ITの技術と知見を結集し、新医療機器のカテゴリで日本第一号のAI医療機器となったnodocaを開発しました。
また、nodocaはC2(新機能・新技術)区分で保険適用となった日本初のAI医療機器でもあります。
【製品の特長】
nodocaは、『産官学の叡智を集約した純国産の AI』・『新医療機器かつ保険適用 』・『単一の医療機器として ハードウェアとAIを組み合わせた数少ない品目』といった特徴を有しています。 臨床現場で、今冬(2022年12月)よりインフルエンザ診断に活用されています。従来のAI医療機器の多くが、大学病院や先端医療機関を対象としていたところ、 nodocaの主な活用現場は開業医であり町の診療所です。AI医療機器の裾野が全国に広がることを願い開発・上市しています。
本品は AUC 89% と、インフルエンザの判定において既存検査法に劣らぬ判定精度を有しています。アイリスは、世界で唯一の大規模咽頭画像データセットを収集し、感染症ごとに異なる口腔内の炎症パターンを識別することに成功しました。このデータセットは、日本国内で、のべ100以上の医療機関が参加する臨床研究(特定臨床研究)によって収集された、約50万枚以上の咽頭画像から構成されています。
nodocaの特徴は、下記2点です。
(1)既存検査法(イムノクロマト法)と比較して、特に発症後早期の感度が高い傾向にあり、また 上市後も継続的な精度向上が見込まれること。既存検査法の実臨床での感度は、手技のバラツキや患者の協力が得られるかによって大きく上下し、直近のメタアナリシス 3編では、いずれも 50-60%台と報告されています。nodocaの感度は76%であり、また、特に患者の発症後早期において高い傾向にあります。
上市後も撮影ごとに咽頭画像が収集されるため、定期的な精度向上のアップデートを薬事的に行う予定です。
(2)秒単位での迅速な判定と、非侵襲性
AI判定にかかる時間は 10秒程度であり、患者さんに待合室へお戻り頂く必要なくその場で検査結果を伝えられます。狭い鼻咽腔に綿棒を挿入することもないため非侵襲的で痛みがほぼなく、また、くしゃみ反射・せき反射が出ないことから診察室内の飛沫飛散を減ずる効果が期待されます。
■ 「Medtecイノベーション大賞」審査員紹介 (順不同、敬称略)
●審査委員長:
妙中 義之 / 一般社団法人 日本の技術をいのちのために委員会理事長
伊関 洋 / 社会医療法人至仁会 介護老人保健施設 遊 施設長
●副審査委員長:
クリストファー・イブ / インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 代表取締役
●審査委員:
久芳 明 / 一般社団法人 日本医療機器産業連合会 常任理事
俵木 登美子 / 公益財団法人医療機器センター医療機器産業研究所 テクニカルアドバイザー
谷下 一夫 / 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事長 / 学校法人北里研究所
小林 英津子 / 東京大学大学院 工学系研究科 教授
加藤 二子 / 経済産業省 商務・サービスグループ 医療・福祉機器産業室 室長補佐
田村 雄一 / 株式会社カルディオインテリジェンス 代表取締役 CEO *前回受賞企業として参加
■ 「Medtec Japan」開催概要
・展示会名: Medtec Japan (呼称:メドテックジャパン)
・同時開催: 専門性の高い4分野の専門展を同時開催します。
医療用エレクトロニクス展、医療ICT・在宅医療展、メディカルシティ 災害医療・防災安全展、検査キット 完成品&開発展
・会期: 2023年 4月19日(水)~21日(金) 10:00-17:00
・展示会場: 東京ビッグサイト 東2・3ホール (東京都江東区有明3-11-1)
・主催: Medtec Japan 事務局
・後援: 経済産業省
公益財団法人 医療機器センター
一般社団法人 日本医療機器産業連合会
一般社団法人 日本の技術をいのちのために委員会
・協賛: 公益社団法人 日本臨床工学技士会
一般社団法人 日本医工ものづくりコモンズ
・公式HP: http://www.medtecjapan.com/
・来場事前登録フォーム:https://www.medtecjapanreg.com/2023/form.cgi?lang=ja
※ 完全来場事前登録制のお知らせ
本イベントは、来場者の方全てに来場事前登録を行って頂いております。来場ご希望の方は、来場までに来場事前登録を完了の上、出力いただいた入場バッジをご持参いただきますようお願いいたします。
■ 「Medtec Japan」主催者概要
Informa Markets(インフォーマ マーケッツ)は世界最大のB2Bイベント主催企業です。世界40カ国で5,000人を超えるスタッフが450以上の国際的なB2Bイベントを企画運営し、サプライヤーとバイヤーのマッチングや産業活性化のプラットフォームを提供しています。
Informa Markets Japan(インフォーマ マーケッツ ジャパン)は、世界にネットワークを持つInforma Marketsの日本支社です。当社はこのネットワークを通じて国内外でビジネスを行う企業を支援し、日本市場に参入する海外企業に市場へのアクセスを提供するとともに、海外市場に進出する日本企業の支援も行っています。
私たちはイベント、コンファレンス、セミナー、出版、オンラインメディアからなるポートフォリオを通じて、世界中のサプライヤーとバイヤーのマッチメイキングの場を提供しています。食品、ジュエリー、ヘルスケア&製薬・医療、ビューティー、ファッション&アパレル、海事産業などのビッグイベントを開催するとともに、自社メディアである専門紙・誌を通じてコンテンツと情報を積極的に発信しています。また、今後も新たな分野、産業へもアプローチし、新規事業を展開していきます。
Informa Markets Japan(インフォーマ マーケッツ ジャパン)は、世界にネットワークを持つInforma Marketsの日本支社です。当社はこのネットワークを通じて国内外でビジネスを行う企業を支援し、日本市場に参入する海外企業に市場へのアクセスを提供するとともに、海外市場に進出する日本企業の支援も行っています。
私たちはイベント、コンファレンス、セミナー、出版、オンラインメディアからなるポートフォリオを通じて、世界中のサプライヤーとバイヤーのマッチメイキングの場を提供しています。食品、ジュエリー、ヘルスケア&製薬・医療、ビューティー、ファッション&アパレル、海事産業などのビッグイベントを開催するとともに、自社メディアである専門紙・誌を通じてコンテンツと情報を積極的に発信しています。また、今後も新たな分野、産業へもアプローチし、新規事業を展開していきます。