常州市(中国江蘇省)、2023年4月12日 /PRNewswire/ -- Trina Solar(トリナ・ソーラー)社(上海証券取引所:688599)傘下のスマート・トラッカー・ソリューション・プロバイダー、TrinaTracker(トリナ・トラッカー)社は、最新のマルチモーター制御システムを備えたVanguard 2P太陽追尾システム第2世代の世界同時発売を発表しました。
この2P構成と、より少ない杭打ち設計といった特徴により、汚染と杭打ちにより厳しい要件が課される案件において、周辺機器(BOS)コストの大幅な低減に実績を有しています。太陽光発電に適した平坦な土地の減少に伴い、このような過酷な環境での運用が世界的に広がっています。2021年の発売以来、Vanguard 2P(単軸2インポートレート太陽追尾システム)はTrinaTracker社の主力製品です。特許を取得した球面ベアリングは、ズレを防ぎ、摩擦を最小限に抑えることで設置にかかる時間とコストを低減します。モジュールと太陽追尾システムに対するトリナ・ソーラー社の弛まぬ研究開発によって超高出力モジュールとの完全な互換性を実現し、太陽光による発電量を最大化できます。2022年末までに、TrinaTracker社が世界各国で納入したVanguard 2P太陽追尾システムは3GWにものぼります。
第2世代のVanguard 2Pは、当初の機械式に代わりマルチモーター制御システムを採用しています。新しい駆動方式では、メインコントローラーがコマンドを発し、二次コントローラーがコマンドを受信してモーターを駆動します。自社開発によるインテリジェント機構を用いて複数のモーターを同期させることで構造的な不具合を回避でき、運用やメンテナンスにかかる時間やコストを削減できます。
マルチモーター制御システム以外にも、Vanguard 2Pの第2世代は、大型モジュールへの構造互換性を最大695Wまで向上しています。このような改善によるシステムおよび平準化電気コスト(LCOE)の低減により、最も困難な場所により適合できるようになりました。
新製品発表会に出席したTrina Solar Asia Pacific社の公益・商業・産業ソリューション担当のAndrew Gilhooly氏は、「ここ数年、傾斜地や砂漠、沿岸地域近辺での案件が増えています。そのため、太陽光発電設備はより厳しい品質基準を満たし、過酷な条件下での運用に向けて、さらに革新的な開発が欠かせません。Vanguard 2Pの第2世代は、このような課題の克服を目指しています」述べました。
TrinaTracker社は、太陽追尾システムの開発および製造において19年の経験を有しており、欧州とアジアの両方に研究開発センターを持つ唯一の太陽追尾ブランドです。より信頼性の高い構造とスマートプラットフォームに加え、製品寿命全般にわたる専門的なサービスにより、お客様へ優れた価値を継続的に提供することに専念しています。