株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『よみがえる限界集落』(細羽 雅之著)を2023年3月28日に発売いたしました。
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売上や効率ばかりを追い続けてきた経営者が、
これまでの自分の考え方に疑問を抱き
人口270人、コンビニエンスストアもない限界集落で
あらためて生き方を問う。
2019年末に見つかった新型コロナウイルスによって、その後の私たちの世界は一変しました。既存の経済社会システムのひずみが浮き彫りになり、一人ひとりの生き方が改めて問われています。
著者はそんなポストコロナ時代を生き抜くための新たな価値観を四国の限界集落で、村の人たちとの交流や農業、自然との対話から模索していきます。
新型コロナウイルスが猛威を振るう直前、ホテル経営者である著者は経営の再建を請け負った四万十川源流の景勝地、愛媛県の滑床渓谷にあるホテルに泊まり込み、リニューアルオープンの準備を進めていました。しかし、突如起こったパンデミックによって再建を期したホテルばかりか、それ以外に経営するすべてのホテルを営業停止とせざるを得ない状況に陥ってしまいます。事業をいつ再開すべきか見通しも立たない不安のなか、著者は都市から離れたこのホテルがある村で時を過ごします。
ホテルの営業停止中は特にやるべき仕事がなく、近くの田んぼや畑を手伝ったり、地元の人に無農薬農法や周辺の自然について話を聞いたりするのが日課となりました。すると都市から離れた限界集落での生活は、むしろ新たな価値観や生き方のヒントが詰まっていることに気づかされます。
そこで著者は、村の人たちにとっては当たり前のことだった農業や自然体験を観光資源として、宿泊客へ提供するツアーを企画します。営業再開後に始めた農業と自然体験プログラムが呼び水となり、全国からたくさんの宿泊予約が入るようになります。また、このプログラムに興味を持った学生たちが、インターンシップで次々と参加を希望するようになったのです。
著者やその取り組みに共鳴した人たちが見た限界集落の可能性とは何だったのか? 本書は、自然とともに生きる暮らしや人と人とのつながりで成り立つ村の生活を通じて、経済成長至上主義に縛られないオルタナティブな生き方を提示する一冊です。
【書籍情報】
書 名:『よみがえる限界集落』
著 者:細羽 雅之(ホソバ マサユキ)
発売日:2023年3月28日
定 価:1,600円(税込価格 1,760円)
体 裁:四六判・並製/228ページ
ISBN :978-4-344-94183-0
【目次】
プロローグ 2020年4月7日――生き方を見つめなおす転機となったコロナ禍
第1章 時間と数字に追われ続けたホテル経営時代 都会で働くこと、生きることに疑問を覚える
第2章 限界集落のホテル再生プロジェクトで人口270人の町に移り住む 大自然と暮らすことで教わった人間が生きる意味
第3章 大自然でクリエイティブな生き方を見つける 限界集落だからこそできる「自分らしい生き方」とは
第4章 資本主義から「森の人間主義」へ――「森の国リパブリック構想」で地方創生を目指す
【著者プロフィール】
細羽 雅之(ホソバ マサユキ)
岡山県出身。慶應義塾大学理工学部卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にてエンジニア職に従事。25歳のときに破綻した実家の事業再生を通して、経営の本質は人であると体感。その後、ホテルマネジメント事業を創業。2015年、株式会社サン・クレア設立。同社CEO就任。神戸大学大学院経営学修士(MBA)。
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売上や効率ばかりを追い続けてきた経営者が、
これまでの自分の考え方に疑問を抱き
人口270人、コンビニエンスストアもない限界集落で
あらためて生き方を問う。
2019年末に見つかった新型コロナウイルスによって、その後の私たちの世界は一変しました。既存の経済社会システムのひずみが浮き彫りになり、一人ひとりの生き方が改めて問われています。
著者はそんなポストコロナ時代を生き抜くための新たな価値観を四国の限界集落で、村の人たちとの交流や農業、自然との対話から模索していきます。
新型コロナウイルスが猛威を振るう直前、ホテル経営者である著者は経営の再建を請け負った四万十川源流の景勝地、愛媛県の滑床渓谷にあるホテルに泊まり込み、リニューアルオープンの準備を進めていました。しかし、突如起こったパンデミックによって再建を期したホテルばかりか、それ以外に経営するすべてのホテルを営業停止とせざるを得ない状況に陥ってしまいます。事業をいつ再開すべきか見通しも立たない不安のなか、著者は都市から離れたこのホテルがある村で時を過ごします。
ホテルの営業停止中は特にやるべき仕事がなく、近くの田んぼや畑を手伝ったり、地元の人に無農薬農法や周辺の自然について話を聞いたりするのが日課となりました。すると都市から離れた限界集落での生活は、むしろ新たな価値観や生き方のヒントが詰まっていることに気づかされます。
そこで著者は、村の人たちにとっては当たり前のことだった農業や自然体験を観光資源として、宿泊客へ提供するツアーを企画します。営業再開後に始めた農業と自然体験プログラムが呼び水となり、全国からたくさんの宿泊予約が入るようになります。また、このプログラムに興味を持った学生たちが、インターンシップで次々と参加を希望するようになったのです。
著者やその取り組みに共鳴した人たちが見た限界集落の可能性とは何だったのか? 本書は、自然とともに生きる暮らしや人と人とのつながりで成り立つ村の生活を通じて、経済成長至上主義に縛られないオルタナティブな生き方を提示する一冊です。
【書籍情報】
書 名:『よみがえる限界集落』
著 者:細羽 雅之(ホソバ マサユキ)
発売日:2023年3月28日
定 価:1,600円(税込価格 1,760円)
体 裁:四六判・並製/228ページ
ISBN :978-4-344-94183-0
【目次】
プロローグ 2020年4月7日――生き方を見つめなおす転機となったコロナ禍
第1章 時間と数字に追われ続けたホテル経営時代 都会で働くこと、生きることに疑問を覚える
第2章 限界集落のホテル再生プロジェクトで人口270人の町に移り住む 大自然と暮らすことで教わった人間が生きる意味
第3章 大自然でクリエイティブな生き方を見つける 限界集落だからこそできる「自分らしい生き方」とは
第4章 資本主義から「森の人間主義」へ――「森の国リパブリック構想」で地方創生を目指す
【著者プロフィール】
細羽 雅之(ホソバ マサユキ)
岡山県出身。慶應義塾大学理工学部卒業後、日本アイ・ビー・エム株式会社にてエンジニア職に従事。25歳のときに破綻した実家の事業再生を通して、経営の本質は人であると体感。その後、ホテルマネジメント事業を創業。2015年、株式会社サン・クレア設立。同社CEO就任。神戸大学大学院経営学修士(MBA)。