新竹市、2023年3月8日 /PRNewswire/ -- 台湾の医療用TPU(熱可塑性ポリウレタン)サプライヤーであるICP DAS - BMP(Biomedical Polymers)は、韓国で開催されるKIMES 2023に初出展します。展示の見どころは、タングステン50%(W50)と硫酸バリウム40%(B40)の放射線増感剤をそれぞれ配合したTPUペレットだという点です。Medical & Hospital Equipment Showは3月23日から26日までソウルで開催されます。
ICP DAS - BMP to partake in KIMES 2023
ICP DAS - BMPは、高安定性医療用TPUペレットであるAlithaneTM(ALPシリーズ)、DurathaneTM(ALCシリーズ)、ArothaneTM(ARPシリーズ)の3シリーズを展示します。すべてのTPUペレットは100%台湾製で、USPクラスVIテストやISO 10993生体適合性試験に合格しています。
配合プロセスと差別化するために、ICP DAS - BMPは医療用カテーテル、癌治療装置、そしてガイドワイヤーコーティングを含む、さまざまな医療用途向けに同社の材料の性能特性を向上させるため、カラーマスターバッチおよび放射線不透過性フィラーを含有するTPUペレットを製造する独自の1段階重合プロセスを開発しました。
また、製造された各バッチに対して徹底的な品質検査を実施し、医療用TPUペレットのロット間の一貫性を保証し、顧客の要求事項、すなわち機械的・物理的特性や加工性を満たしています。
専門家チーム、厳格なテスト、卓越した特性、リードタイムの短縮、これらすべてが世界のメーカーの信頼と信用を築いてきたのです。今年は、中国、インド、欧州、米国でTPUの売上が増加する見込みであり、この分野でグローバルに際立った存在となることを目指します。
3月23日から26日まで、COEX展示会場のホールD、ブースDL130にて専門家チームが皆様のお越しをお待ちしています。
ICP DAS - BMPについて
医療産業におけるTPUの需要が全世界規模で急増する中、ICP DAS は2018年に医療グレードTPUを開発・生産する新ビジネスユニット「ICP DAS - BMP」を設立しました。同社は、製品の安全性と品質を確保するため、TPUについてISO13485の製造認証を取得しています。
ICP DAS - BMPは、重合、物理的・化学的特性分析、機械的試験、細胞毒性試験に対応できる独自の研究所を備えています。また、同社が提供するTPUは、USPクラスVI認定を受けており、ISO10993に準拠しています。その他、血液適合性試験についてはISO 10993-4、細胞毒性試験についてはISO 10993-5、刺激性および皮膚感作性試験についてはISO 10993-10、全身毒性試験についてはISO 10993-11、刺激性試験についてはISO 10993-23の認証を取得しています。また、同社の製品シリーズは、REACHやRoHSにも対応しています。
詳細については、同社ウェブサイトをご覧ください:https://bmp.icpdas.com/