株式会社幻冬舎のグループ会社、株式会社幻冬舎メディアコンサルティング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田貴幸)は、『介護事業の守り人』(田畑 陽一郎 著)を2023年2月22日に発売いたしました。
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介護ニーズが高まるこれからの時代
介護事業M&Aの重要性はさらに増していく──。
ストーリーで学ぶ介護事業承継の道筋
超高齢社会に突入した日本では介護ニーズが年々高まっており、厚労省によると通所介護事業所は2020年時点で約4万4000施設を数え、10年前と比べておよそ1万施設も増加しています。 しかしその一方で、廃業を余儀なくされる介護事業所が一定数存在するのも事実です。東京商工リサーチによると、介護事業所の倒産数は2015年以降から増加しており、近年では年間100施設以上が廃業しています。
この状況に対して、著者は倒産の大きな理由の一つに国が定めている介護報酬が低いことによる経営の悪循環が挙げられると指摘しています。介護報酬が低いため介護事業で働く人の給与水準はなかなか上げることができず、施設側は安い給料で人材を確保しなければなりません。そのため人手を集められない施設は入居者へのサービスの質も低下し入居者は減っていき、施設の資金繰りが苦しくなります。この負のスパイラルによって廃業を余儀なくされる介護事業所が後を絶たないのです。介護施設を手放したいけれど、入居者を放り出すわけにはいかない。しかし、もう自分の手で運営していくのは限界だ──。こうした苦しみを抱えている介護事業の経営者は少なくありません。その解決策として著者が有効だと考えている手法が、M&Aです。M&Aであれば、新たに介護施設を運営したいと考えている人へ既存の施設を引き継ぐことができ、利用者はもちろん、そこで働く介護スタッフの雇用を守ることもできるのです。
本書では複数の医療法人を運営し、73歳から介護事業のM&Aを手掛けきた著者のM&Aストーリーをつづり、それぞれどのような思いで買収を決意し、その後どのようなエンディングを迎えたのかをまとめています。悩める介護事業者を救い、日本の介護業界の未来を明るく照らすきっかけとなる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『介護事業の守り人』
著 者:田畑 陽一郎(タバタ ヨウイチロウ)
発売日:2023年2月22日
定 価:1,600円(税込価格 1,760円)
体 裁:四六判・並製/192ページ
ISBN :978-4-344-94161-8
【目次】
プロローグ 資金難、人材不足、経営者の高齢化……
介護事業所から聞こえてくる悲鳴に、一人の老人医師が立ち上がった
【STORY1】 資金難の介護付き有料老人ホームから突然届いたSOS――入居率回復に挑んだ買収後の大改革
【STORY2】 深刻な人手不足に陥っていた介護事業所――事業買収で従業員の雇用と利用者の生活を守る
【STORY3】 11施設を運営する社会福祉法人が直面していた後継者不在問題――
〝燃え尽き症候群〟の理事長を救った事業承継
エピローグ 介護ニーズが高まるこれからの時代 介護事業M&Aの重要性はさらに増していく
【著者プロフィール】
田畑 陽一郎(タバタ ヨウイチロウ)
1945年4月鹿児島生まれ。1971年4月千葉大学医学部第二外科へ入局し、1977年社会保険(現JCHO)船橋中央病院の外科へ出向。その後アメリカのイェール大学、カナダのマギル大学へ留学し1年半ほど人工肝臓の研究を行い帰国後、科学技術庁放射線医学総合研究所病院の外科部長を務める。
1983年には千葉大学医学部第二外科に復帰、同時に附属病院人工腎臓部室長を経て、1991年に千葉県東金市に第1号施設となる「東葉クリニック」を開設。1992年には医療法人社団明生会を設立し、現在では医療法人社団明生会をはじめとした複数の医療・福祉法人の理事長を務める。
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介護ニーズが高まるこれからの時代
介護事業M&Aの重要性はさらに増していく──。
ストーリーで学ぶ介護事業承継の道筋
超高齢社会に突入した日本では介護ニーズが年々高まっており、厚労省によると通所介護事業所は2020年時点で約4万4000施設を数え、10年前と比べておよそ1万施設も増加しています。 しかしその一方で、廃業を余儀なくされる介護事業所が一定数存在するのも事実です。東京商工リサーチによると、介護事業所の倒産数は2015年以降から増加しており、近年では年間100施設以上が廃業しています。
この状況に対して、著者は倒産の大きな理由の一つに国が定めている介護報酬が低いことによる経営の悪循環が挙げられると指摘しています。介護報酬が低いため介護事業で働く人の給与水準はなかなか上げることができず、施設側は安い給料で人材を確保しなければなりません。そのため人手を集められない施設は入居者へのサービスの質も低下し入居者は減っていき、施設の資金繰りが苦しくなります。この負のスパイラルによって廃業を余儀なくされる介護事業所が後を絶たないのです。介護施設を手放したいけれど、入居者を放り出すわけにはいかない。しかし、もう自分の手で運営していくのは限界だ──。こうした苦しみを抱えている介護事業の経営者は少なくありません。その解決策として著者が有効だと考えている手法が、M&Aです。M&Aであれば、新たに介護施設を運営したいと考えている人へ既存の施設を引き継ぐことができ、利用者はもちろん、そこで働く介護スタッフの雇用を守ることもできるのです。
本書では複数の医療法人を運営し、73歳から介護事業のM&Aを手掛けきた著者のM&Aストーリーをつづり、それぞれどのような思いで買収を決意し、その後どのようなエンディングを迎えたのかをまとめています。悩める介護事業者を救い、日本の介護業界の未来を明るく照らすきっかけとなる一冊です。
【書籍情報】
書 名:『介護事業の守り人』
著 者:田畑 陽一郎(タバタ ヨウイチロウ)
発売日:2023年2月22日
定 価:1,600円(税込価格 1,760円)
体 裁:四六判・並製/192ページ
ISBN :978-4-344-94161-8
【目次】
プロローグ 資金難、人材不足、経営者の高齢化……
介護事業所から聞こえてくる悲鳴に、一人の老人医師が立ち上がった
【STORY1】 資金難の介護付き有料老人ホームから突然届いたSOS――入居率回復に挑んだ買収後の大改革
【STORY2】 深刻な人手不足に陥っていた介護事業所――事業買収で従業員の雇用と利用者の生活を守る
【STORY3】 11施設を運営する社会福祉法人が直面していた後継者不在問題――
〝燃え尽き症候群〟の理事長を救った事業承継
エピローグ 介護ニーズが高まるこれからの時代 介護事業M&Aの重要性はさらに増していく
【著者プロフィール】
田畑 陽一郎(タバタ ヨウイチロウ)
1945年4月鹿児島生まれ。1971年4月千葉大学医学部第二外科へ入局し、1977年社会保険(現JCHO)船橋中央病院の外科へ出向。その後アメリカのイェール大学、カナダのマギル大学へ留学し1年半ほど人工肝臓の研究を行い帰国後、科学技術庁放射線医学総合研究所病院の外科部長を務める。
1983年には千葉大学医学部第二外科に復帰、同時に附属病院人工腎臓部室長を経て、1991年に千葉県東金市に第1号施設となる「東葉クリニック」を開設。1992年には医療法人社団明生会を設立し、現在では医療法人社団明生会をはじめとした複数の医療・福祉法人の理事長を務める。