日本国内の企業・団体向けに、高度な通信インフラ構築事業を共同で推進
通信インフラ構築などのICTエンジニアリング事業を展開する、株式会社アドックインターナショナル（本社：東京都立川市、代表取締役：小林 常治／以下ADOC）は、3月3日、スペインで開催中の世界最大級のモバイル技術の見本市であるMWCバルセロナ2023の会場において、 韓国ELUON Corporation（本社：京畿道城南市、代表：リ・ヨンソン／以下ELUON）と、双方が日本国内の企業・団体向けにローカル5GおよびプライベートLTE構築事業を推進することを確認し、各々の役割を定める合意覚書（MOA: Memorandum of Agreement）を締結したことを発表しました。
引き続き両社は、今回のMOAをベースに市場分析と協業内容の検討を重ね、正式契約と共同事業の施行に向けた協議を継続してまいります。
通信インフラ構築などのICTエンジニアリング事業を展開する、株式会社アドックインターナショナル（本社：東京都立川市、代表取締役：小林 常治／以下ADOC）は、3月3日、スペインで開催中の世界最大級のモバイル技術の見本市であるMWCバルセロナ2023の会場において、 韓国ELUON Corporation（本社：京畿道城南市、代表：リ・ヨンソン／以下ELUON）と、双方が日本国内の企業・団体向けにローカル5GおよびプライベートLTE構築事業を推進することを確認し、各々の役割を定める合意覚書（MOA: Memorandum of Agreement）を締結したことを発表しました。
引き続き両社は、今回のMOAをベースに市場分析と協業内容の検討を重ね、正式契約と共同事業の施行に向けた協議を継続してまいります。
調印式の概要
スペインの現地時間3月1日、「MWCバルセロナ2023」会場内の韓国最大の移動体・高速通信サービス事業者であり、ELUONの戦略パートナーであるKT（コリアテレコム）社ブースにおいて、同社のリユン・ギョンモ常務と韓国の行政機関である中小ベンチャー企業部のチョ・ジュヒョン次官の立会いの下、ELUON社のリ・ヨンソン代表とADOCの小林常治代表取締役CEOによる合意覚書書への署名・調印が行われました。
合意覚書の背景について
ADOCは、創業当初から通信事業者・通信機器メーカー向けの事業で培った高度で専門的な知見を活かし、5G領域を含む大手通信キャリアのインフラ構築や技術支援を数多く手掛けてきました。その強みをベースに、さらに5Gのメリットを企業や地域のニーズに応じた特定のエリアで実現するローカル5Gや、プライベートLTEのための自営BWA（2.5GHz帯域を利用するローカル無線通信ネットワーク）の構築、エッジコンピューティング技術の提供といった事業に積極的に取り組み、国内の企業、自治体などへ、高品質な通信環境の整備・導入を目指しています。
一方、ELUONは、情報通信大国といわれる韓国の大手通信事業者向けの5Gコアネットワークシステムの開発や企業・地方公共団体向けのプライベート・ネットワークの構築、さらにはMEC（5G環境におけるエッジコンピューティングの規格）プラットフォーム技術の提供などの先進的なソリューションの開発・導入経験を活かすべく、日本への進出を検討。そのために、通信ソリューションの事業展開や日本市場の開拓を図るうえで、通信分野における技術力を有し経験豊かな現地企業とのパートナーシップを望んでいました。
今回は、こうした互いの状況下で両社の経験や技術、実績を評価し、目標が一致したことから、5Gや6Gなどの最新技術動向の象徴として、世界中の移動体通信事業者、端末メーカー、コンテンツ事業者が出展する世界最大規模の移動通信関連イベントであるMWCバルセロナの場において、両社間の協約を締結することとなりました。
ELUON社 代表 リ・ヨンソン氏のコメント
「 ELUONは韓国で2Gから5Gに至る移動体コアソリューションを開発し、20年以上、通信キャリアに採用されてきました。これらの豊富な実績を背景に、その供給先として韓国はもちろん、諸外国の通信キャリアにもおよび、他社製の様々な機器との連動経験を有するなど、製品に対する高い品質を実現してまいりました。また、MEC/ローカル5G/プライベート5Gに必要なソリューションのフルラインナップも自社で開発・保有しており、現在までに韓国国内の工場・公共機関・軍隊・一般企業などにおける豊富な事例を持っています。
ELUONは、これまでADOCと相互の理解を深めてきました。この理解を基に、このたび共同で日本市場への進出を推進することになり、大変喜ばしく思います。ADOCの持つ日本国内における移動体通信マーケットおよび技術に対する深い理解が、優れたシナジー効果を生むことを期待しています。また将来、移動体通信インフラ製品のみならず、様々なアプリケーションやビッグデータ/AI事業などにおいても両社が共同で臨み、差別化されたサービス展開を可能にするでしょう。これらを通じ、日本企業のDX（デジタルトランスフォーメーション）推進に寄与できるようになることを希望しております」
ADOC 代表取締役CEO 小林 常治のコメント
「ADOCは、通信インフラ構築で培った技術力とノウハウを活かし、大手携帯キャリアの5G領域を含む高度なエンジニアリングサービスを提供してきました。また、高品位な製品サービスやソリューションの提供にあたって、有力なパートナーとシナジーを高め合い、ビジネスネットワークをグローバルに展開しています。
このたび、情報通信インフラが世界最高レベルにある韓国において、先進の5Gやプライベート・ネットワークの構築ソリューションを手掛けるELUON社と提携し、互いの強みをもって補完し合う協力関係を結ぶことができたのは大変意義のあることであり、両社の協業を通じて日本国内の通信環境の高度化を加速し、LTEと5Gを基盤としたIoTや各産業DXの実現を積極的に推進してまいります」
ELUONについて
韓国の京畿道城南市に本社を置くELUON Corporation（KOSDAQ上場）は、1998年4月の設立以来、ソフトウェア開発会社として国内の大手移動体および電気通信事業者であるKT（コリアテレコム）やLGユープラス（旧LGテレコム）などに、5Gコアネットワーク等の通信システムを開発・納入しています。
ELUONは5Gコアシステムの構築ソリューションを中心に、LTE無線ネットワークや企業・軍・公共機関向けのローカル5Gによるプライベート・ネットワークの構築サービスを展開。最近ではMEC（Mobile Edge Computing）プラットフォーム技術や、スマートAIエンジンを基盤に大手キャリアのビッグデータを収集・分析するなど、新たな価値創出に取り組んでいます。
■日本語ホームページURL：http://eluon.com/jp/
アドックインターナショナルについて
株式会社アドックインターナショナルは創立から30年を迎え、主に大手携帯キャリアの5G領域を含む通信インフラ構築・技術支援などのICTエンジニアリング事業を国内外に展開しています。またクラウド環境の統合管理やビックデータ、RPAに関するソリューションに加え、近年はアジャイル、DevOpsといった新たな開発環境におけるソフトウェア品質検証にも注力。 AIによるテスト自動化ツールとして国内外で評価が高まる「Eggplant」の国内代理店として、自動化の設計から実行、運用まで一貫してカバーする、高度なテスティングサービスを提供しています。 ■ホームページURL：https://www.adoc.co.jp/
■テスト自動化サイト「Teslab」URL：https://www.adoc-teslab.com/
※リリース中の企業名や製品サービス名は、一般に各社の商標および登録商標です。
【本リリースと提携に関するお問い合わせ先】
株式会社アドックインターナショナル 担当：社長室／末田（すえだ）、姜（がん）
Mail: pr@adoc.co.jp ／ Tel: 042-528-8733（平日9:00－17:00）
