回答者の8割がB2B統合によってサプライチェーンのパフォーマンスが向上したと報告
※本リリースは、OpenText Corporationが2023年1月24日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、同社が調査を委託したIDCの最新ホワイトペーパーを発表しました。ホワイトペーパーによると、企業間取引におけるモダンなテクノロジーの導入は、サプライチェーンの効率性を生み出す極めて重要な要因となっています。調査によると、企業間取引のデジタルトランスフォーメーションが進展している企業は、そうでない企業に比べて売上高、利益、顧客満足度が優れていることが示唆されます。
主な調査結果
複雑なサプライチェーンの現状、グローバルな事業展開、多様なパートナーやサプライヤーを考慮すると、今日のサプライチェーンで「旧来の」手法が機能しないことは明白です。今回の調査によると、回答者の78%は、B2B統合※1によって、企業のサプライチェーンのパフォーマンス全体が向上したと報告しており、サプライチェーンにおけるデジタルトランスフォーメーションの重要性を示しています。
IDCのプログラム担当バイスプレジデントであるSimon Ellis氏は、次のように述べています。「B2B統合は、デジタルファーストで強靭なサプライチェーンの根幹であり、紙のマニュアルプロセスが負担となっている企業にとっては、最優先事項となるべきです。」
B2B統合は、強靭なサプライチェーンに不可欠
今日の破壊的なビジネス環境では、サプライチェーンの強靭さは極めて重要です。しかし、企業間におけるビジネスケースを十分に説明し、投資対効果を正当化し、そのために必要な社内機能を構築することは、一般的に困難とされています。実際、企業の71%は、自社のサプライチェーン内で投資を拡大している一方、デジタルサプライチェーンの強靭さについて最高レベルの成熟度に到達していると回答した人は、わずか6%に留まりました。そのため、モダンなプロセスとデジタル技術を活用することで、大きな発展と価値を実現できる余地が未だに存在することが分かります。
OpenTextのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高マーケティング責任者であるSandy Onoは、次のように述べています。「デジタルサプライチェーンのデータ連携や利用、そして様々な分析を通じ、ビジネスをより効果的に管理することは、多くの企業にとって極めて重要です。IDCの最新の調査結果からは、サプライチェーンの未来に情報と自動化の融合が欠かせないことが分かります。このような重要なビジネストランスフォーメーションにおいて、OpenTextが企業をリードする役割を果たしていることを光栄に思います。」
競争上の優位性を実現する、サプライチェーン統合
高度なサプライチェーン統合機能は、既存のアプローチをより効果的・効率的にサポートするだけでなく、業績に直結する新たなモデルにも対応できます。調査回答者の80%は、多種多様なコラボレーション文書の自動化によって、自社のサプライチェーンにおける、情報の取り扱いと共有にかかるコスト、人材の効率性、重要業績評価指標(KPI)の改善の項目でそのレベルが向上したことを報告しています。B2B統合機能と処理は、運用・物流コストの削減、市場投入期間の短縮、データの品質と精度の向上、可視性の進化など、ビジネスの最優先事項と合致しています。
OpenTextは、シームレスなB2B統合と将来を見据えたサプライチェーンの高度化の必要性を認識しており、OpenText Business Network Cloudを通じて包括的なソリューションポートフォリオを提供しています。OpenText Business Networkは、ビジネスプロセスを自動化し、人・システム・モノの間で効率的かつセキュリティやコンプライアンスに準拠したコラボレーションを促進し、高度なデジタルバックボーンを確立するための真の基盤として、ビジネスの成長と変革のイニシアチブをサポートします。また、セキュリティ、拡張性、信頼性に優れたクラウドプラットフォームであるOpenText Trading GridとOpenTextのクラウドアプリケーションの強力なスイートを連携させることにより、社内外の関係者は、単一の一元化されたネットワーク上でシームレスなコラボレーションを行いながら、発注書、出荷通知、支払指示などの処理が可能になります。
Co-op GroupのSource to Pay担当責任者であるPaul Wilkins氏は、次のように述べています。「お客様に利便性、スピード、品質、そして豊富な選択肢を与えることが、当社が目指しているアプローチであり、OpenText Trading Gridは、サプライチェーンの主要プロセスを合理化し、管理上の負担を軽減してくれるだけでなく、新規サプライヤーをより迅速に当社のネットワークに接続できるよう支援してくれています。さらに、事前出荷情報通知(ASN)を通じ、サプライヤーは配送商品の情報をオンラインで共有できるため、当社の物流センターのチームは、より効率的にリソースを計画・配分し、紙ベースのコミュニケーションを排除して、在庫精度を向上できます。これにより、お客様の求める商品を、お客様が必要とする時間と場所に高い利便性でお届けできます。」
AIと高度な分析機能は、B2B統合に必須
今回の調査では、人口知能(AI)と高度な分析機能がB2B統合の成熟度に重大な役割を担っている点も浮き彫りになりました。企業の44%は現在、AIや機械学習(ML)の使用を通じ、自社のサプライチェーン業務を対象により予測可能なインサイトを導き出しています。一方、回答者の17%は、基本的な分析機能の使用に留まっています。B2Bの情報共有に特化した場合やより広範なサプライチェーンを対象とする場合でも、利用可能なすべてのデータを活用する機能は急速に必須要件となっており、これに遅れを取ることは、企業の競争力を低下させることにつながります。
IDCの最新の調査と、グローバルサプライチェーンのデジタル化を支援するOpenTextの取り組みについては、以下(英文)をご覧ください。
https://www.opentext.com/digitize-supply-chains
調査方法
今回の調査は、OpenTextの委託により、IDCが2022年第3四半期に実施したもので、北米、西欧、アジア太平洋の10カ国の製造、ライフサイエンス、小売の業界の回答者811人が調査対象となりました。
※1:B2B統合とは組織間での取引やビジネスプロセスをデジタル的に統合、自動化、最適化することを指しています。
OpenText Japan Blog:
サプライチェーンの成熟と最適化には、エコシステムへの注力が必要
https://blogs.opentext.jp/supply-chain-optimization-and-ecosystem-jp/
B2B統合とは何か
https://blogs.opentext.jp/b2b-integration-solution_ot_jp_blog/
■OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、世界をリードするソフトウェア&クラウドサービスを活用した情報管理ソリューションの提供を通じて、企業がデータから価値あるインサイトを獲得できるよう支援しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。
【オープンテキスト株式会社について】
オープンテキスト株式会社は、情報活用の変革を促す「企業情報DX」の推進に向けて、ビジネスに不可欠な情報やプロセスを自動化するビジネスコンテンツ&プロセス管理をはじめ、企業間取引の情報を可視化しコントロールするB2B/EDI連携・サプライチェーン統合やFAXソリューション、Web&デジタルメディア管理、データ保護やサイバーセキュリティ、フォレンジックツール、AIを用いた各種の分析・可視化ツールなど、多種多様な業界・業種のお客様へ最適なソリューションを提供しています。
https://www.opentext.jp/
※本リリースは、OpenText Corporationが2023年1月24日(北米時間)に発表したリリースの抄訳です。
OpenText(NASDAQ:OTEX、TSX:OTEX、日本法人:東京都千代田区、代表取締役社長:反町浩一郎)は本日、同社が調査を委託したIDCの最新ホワイトペーパーを発表しました。ホワイトペーパーによると、企業間取引におけるモダンなテクノロジーの導入は、サプライチェーンの効率性を生み出す極めて重要な要因となっています。調査によると、企業間取引のデジタルトランスフォーメーションが進展している企業は、そうでない企業に比べて売上高、利益、顧客満足度が優れていることが示唆されます。
主な調査結果
複雑なサプライチェーンの現状、グローバルな事業展開、多様なパートナーやサプライヤーを考慮すると、今日のサプライチェーンで「旧来の」手法が機能しないことは明白です。今回の調査によると、回答者の78%は、B2B統合※1によって、企業のサプライチェーンのパフォーマンス全体が向上したと報告しており、サプライチェーンにおけるデジタルトランスフォーメーションの重要性を示しています。
IDCのプログラム担当バイスプレジデントであるSimon Ellis氏は、次のように述べています。「B2B統合は、デジタルファーストで強靭なサプライチェーンの根幹であり、紙のマニュアルプロセスが負担となっている企業にとっては、最優先事項となるべきです。」
B2B統合は、強靭なサプライチェーンに不可欠
今日の破壊的なビジネス環境では、サプライチェーンの強靭さは極めて重要です。しかし、企業間におけるビジネスケースを十分に説明し、投資対効果を正当化し、そのために必要な社内機能を構築することは、一般的に困難とされています。実際、企業の71%は、自社のサプライチェーン内で投資を拡大している一方、デジタルサプライチェーンの強靭さについて最高レベルの成熟度に到達していると回答した人は、わずか6%に留まりました。そのため、モダンなプロセスとデジタル技術を活用することで、大きな発展と価値を実現できる余地が未だに存在することが分かります。
OpenTextのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高マーケティング責任者であるSandy Onoは、次のように述べています。「デジタルサプライチェーンのデータ連携や利用、そして様々な分析を通じ、ビジネスをより効果的に管理することは、多くの企業にとって極めて重要です。IDCの最新の調査結果からは、サプライチェーンの未来に情報と自動化の融合が欠かせないことが分かります。このような重要なビジネストランスフォーメーションにおいて、OpenTextが企業をリードする役割を果たしていることを光栄に思います。」
競争上の優位性を実現する、サプライチェーン統合
高度なサプライチェーン統合機能は、既存のアプローチをより効果的・効率的にサポートするだけでなく、業績に直結する新たなモデルにも対応できます。調査回答者の80%は、多種多様なコラボレーション文書の自動化によって、自社のサプライチェーンにおける、情報の取り扱いと共有にかかるコスト、人材の効率性、重要業績評価指標(KPI)の改善の項目でそのレベルが向上したことを報告しています。B2B統合機能と処理は、運用・物流コストの削減、市場投入期間の短縮、データの品質と精度の向上、可視性の進化など、ビジネスの最優先事項と合致しています。
OpenTextは、シームレスなB2B統合と将来を見据えたサプライチェーンの高度化の必要性を認識しており、OpenText Business Network Cloudを通じて包括的なソリューションポートフォリオを提供しています。OpenText Business Networkは、ビジネスプロセスを自動化し、人・システム・モノの間で効率的かつセキュリティやコンプライアンスに準拠したコラボレーションを促進し、高度なデジタルバックボーンを確立するための真の基盤として、ビジネスの成長と変革のイニシアチブをサポートします。また、セキュリティ、拡張性、信頼性に優れたクラウドプラットフォームであるOpenText Trading GridとOpenTextのクラウドアプリケーションの強力なスイートを連携させることにより、社内外の関係者は、単一の一元化されたネットワーク上でシームレスなコラボレーションを行いながら、発注書、出荷通知、支払指示などの処理が可能になります。
Co-op GroupのSource to Pay担当責任者であるPaul Wilkins氏は、次のように述べています。「お客様に利便性、スピード、品質、そして豊富な選択肢を与えることが、当社が目指しているアプローチであり、OpenText Trading Gridは、サプライチェーンの主要プロセスを合理化し、管理上の負担を軽減してくれるだけでなく、新規サプライヤーをより迅速に当社のネットワークに接続できるよう支援してくれています。さらに、事前出荷情報通知(ASN)を通じ、サプライヤーは配送商品の情報をオンラインで共有できるため、当社の物流センターのチームは、より効率的にリソースを計画・配分し、紙ベースのコミュニケーションを排除して、在庫精度を向上できます。これにより、お客様の求める商品を、お客様が必要とする時間と場所に高い利便性でお届けできます。」
AIと高度な分析機能は、B2B統合に必須
今回の調査では、人口知能(AI)と高度な分析機能がB2B統合の成熟度に重大な役割を担っている点も浮き彫りになりました。企業の44%は現在、AIや機械学習(ML)の使用を通じ、自社のサプライチェーン業務を対象により予測可能なインサイトを導き出しています。一方、回答者の17%は、基本的な分析機能の使用に留まっています。B2Bの情報共有に特化した場合やより広範なサプライチェーンを対象とする場合でも、利用可能なすべてのデータを活用する機能は急速に必須要件となっており、これに遅れを取ることは、企業の競争力を低下させることにつながります。
IDCの最新の調査と、グローバルサプライチェーンのデジタル化を支援するOpenTextの取り組みについては、以下(英文)をご覧ください。
https://www.opentext.com/digitize-supply-chains
調査方法
今回の調査は、OpenTextの委託により、IDCが2022年第3四半期に実施したもので、北米、西欧、アジア太平洋の10カ国の製造、ライフサイエンス、小売の業界の回答者811人が調査対象となりました。
※1:B2B統合とは組織間での取引やビジネスプロセスをデジタル的に統合、自動化、最適化することを指しています。
OpenText Japan Blog:
サプライチェーンの成熟と最適化には、エコシステムへの注力が必要
https://blogs.opentext.jp/supply-chain-optimization-and-ecosystem-jp/
B2B統合とは何か
https://blogs.opentext.jp/b2b-integration-solution_ot_jp_blog/
■OpenTextについて
OpenTextグループは、The Information Company(TM) をブランドスローガンに掲げ、世界をリードするソフトウェア&クラウドサービスを活用した情報管理ソリューションの提供を通じて、企業がデータから価値あるインサイトを獲得できるよう支援しています。OpenText(NASDAQ: OTEX、TSX: OTEX)の詳細についてはopentext.comをご覧ください。
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https://www.opentext.jp/