この度、テクノツリーでは、2023年1月下旬、帳票電子化クラウドサービス「XC-Gate.V3(エクシーゲートブイスリー)」と、連携ツール「XC-Connect(エクシーコネクト)」を経由してPLCやデータベースなど、様々な機器/ツールとの連携が可能になりました。今回、様々なPLCからの情報取得が可能となる、たけびし社の「デバイスエクスプローラ OPCサーバー」とXC-Gate.V3/XC-Connectとの連携についてご紹介いたします。
デバイスエクスプローラ OPCサーバーとは?
デバイスエクスプローラ OPCサーバー(以下、OPCサーバー)はPLCや工作機械、ロボットなど製造現場で稼働する制御機器を接続するOPCサーバーソフトウェアです。様々な機器との通信規格に対応し、400種類以上の制御機器にアクセスすることができます。
デバイスエクスプローラ OPCサーバー 製品サイト
https://www.faweb.net/product/opc/
XC-Gate.V3 製品サイト
https://product.technotree.com/xc-gate/
製造業,建設業,食品業など様々な業界に対応し、簡単にペーパーレス化できる電子帳票システムです。
OPCサーバーとXC-Gate.V3の連携について
連携ツールのXC-Connectを経由して、XC-Gate.V3では製造現場の稼働状況や生産実績など様々なデータを取得することができます。
とはいえ連携したい機器の種類は現場によって千差万別。そんな時にOPCサーバーを中継することにより、様々な機器からのデータをスムーズにXC-Connect側へ取り込むことができるようになります。
連携によりできること
XC-Gate.V3ではOPCサーバーを介して様々な制御機器からの情報を取得することにより、生産設備の稼働進捗をモニター表示したり、生産実績のデータを取得するなど、現場の稼働状況を見える化することができます。
一例として、複数台のPLCを1台のOPCサーバーに接続し、XC-Gate.V3上ではそれらの稼働状況を1画面に表示させることにより、ラインのどこで異常停止が発生しているのかを一目でわかるように見える化できます。
画面はブラウザ上で表示され、かつ一定間隔で自動更新されるため、作業者/管理者は事務所の大型モニターから現場で使っているタブレットまで、端末や場所を問わずに最新の情報へアクセスできます。ラインで異常が発生した場合は、いつ/誰が/どんな対応をして/どのような結果だったかという内容を電子帳票上で記録しておくことで、設備からの情報に加えて人の動きも合わせて見える化し、作業改善に役立てることができます。
OPCサーバーとの接続により、このような運用があらゆるPLCの機種に対して実現可能となりました!
デバイスエクスプローラ OPCサーバーが対応しているPLC機種一覧
https://www.faweb.net/product/opc/plc/supportlist
XC-Connect
XC-Connectはテクノツリーデベロッパーサイトから無料でダウンロードできるので、気になった方はぜひそちらもチェックしてみてください。
https://www.developer.technotree.com/
※XC-Connectインストール後、XC-Connect用の「OPC-UA」プラグインを別途インストールする必要があります。「OPC-UA」プラグインもテクノツリーデベロッパーサイトからダウンロードできます。
■本件に関するお問い合わせ先
ご不明点などございましたら、下記フォームにてお問い合わせください。
テクノツリー お問い合わせフォーム
https://support.technotree.co.jp/techno_support/
■会社概要
商号 : 株式会社 テクノツリー
代表者 : 代表取締役 木下 武雄
所在地 : 〒674-0074 兵庫県明石市魚住町清水534-7
設立 : 1996年7月
事業内容 : マニュアルなどのコンテンツ作成、パッケージソフト開発
資本金 : 5,000万円
URL : https://www.technotree.com