株式会社データリソース（東京都港区）はガイドハウス（Guidehouse）が出版した下記英文調査レポートの販売を2022年12月19日に開始いたしました。
タイトル
Building-to-Grid
ビルディング・ツー・グリッド
レポート概要
デジタル化と技術の進歩により、ビルと電力網の関わり方は大きく変化しています。かつては、建物がエネルギーを消費し、系統運用者がエネルギー需要を満たすように供給を調整していました。現在では、太陽光発電、蓄電池、系統連系機器（サーモスタットや給湯器など）などの分散型エネルギー資源（DER）が普及し、ビルと系統の双方向のやり取りができるようになりました。これらの技術により、ビルの所有者は発電と消費をより柔軟にコントロールできるようになり、供給が制限される期間中に負荷を軽減したりシフトしたりするなど、グリッドに利益をもたらすインセンティブを得ることができます。
ビルディング・ツー・グリッド（B2G）の普及を後押ししているのは、グリッドの近代化と脱炭素化、エネルギー消費者の増加、技術の進歩によるハードウェアとソフトウェアの入手容易化、政策や規制の後押しといった市場環境です。しかし、この市場は、技術の成熟度や導入のばらつき、消費者の認識や受容度の低さ、既存のエネルギービジネスモデルや政策、機器の相互運用性やサイバーセキュリティに関する懸念など、いくつかの課題に直面しています。
このレポートでは、需要の柔軟化、太陽光発電、バッテリーエネルギー貯蔵への参加を通じて、電力網と相互作用する世界の建物ストックを分析しています。市場の促進要因と障壁について、建物の所有者、電力会社、規制当局、機器ベンダーなど、さまざまな利害関係者の動機と関連付けて考察しています。グリッドインタラクティブビルの世界市場予測は、建物グループ（商業施設、施設、住宅）および世界地域（北米、欧州、アジア太平洋、その他の地域）別に、2031年までとなっています。
主な質問
● ビルオーナーから電力会社まで、さまざまなステークホルダーがB2G統合からどのような利益を得ることができるのか？
● B2G統合の普及を妨げている課題は何か？
● どのような種類の建物が様々なB2G技術を採用する可能性が高いか？
● 今後10年間、世界の各地域でグリッドインテグレーションのビルディングの数はどのように増加すると予想されるか？
● ユーティリティ企業、ビル設計者、機器メーカー、規制当局はどのようにしてB2G統合の拡大をサポートすることができるか？
本レポートの対象者
● グリッド・インタラクティブビルディング機器ベンダー
● ユーティリティ企業
● エネルギー規制当局
● グリッドインタラクティブビルディングサービスプロバイダー
● 再生可能エネルギーNPO・業界団体
目次抜粋
- エグゼクティブサマリー
- マーケットドライバー
- 市場のバリア
- 市場の展望
- 市場の課題
- デマンドレスポンス
- 分散型電力発電
- 分散型エネルギー貯蔵
- 市場の推進要因
- グリッドの近代化・脱炭素化
- プロシューマーの時代
- 実現可能な技術の普及
- トランザクティブエネルギーの出現
- 政策と規制
- 市場の障壁
- 技術の成熟度と普及度
- 顧客の意識と受容性
- 既存のエネルギービジネスモデルと政策
- 相互運用性とサイバーセキュリティ
- 市場予測
- デマンドレスポンス予測
- 太陽光発電の予測
- バッテリーエネルギー貯蔵の予測
- 地域別市場予測
- 結論と提言
◆このレポートについて
Building-to-Grid
ビルディング・ツー・グリッド
出版日：2022年12月19日
https://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/221219-building-to-grid.html
◆ガイドハウス社（Guidehouse） について
https://www.dri.co.jp/auto/report/nvr/index.html
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