◆嗜好するフレーバーテイスト
食べ物や飲み物のベースになる「風味や味」は数多くあります。スナック菓子や清涼飲料の「風味」、料理の「味付けや調味料」などを”フレーバーテイスト”と呼び、どのようなフレーバーテイストが好まれているか、明らかにします。
消費者調査『好きな風味・素材:フレーバーテイスト』です。
◆調査したフレーバーテイストの分野
フレーバーテイストは大きく、フルーツ・野菜系、洋風系、和・エスニック系の3つの分野に分けています。
2022年に調査したアイテム数は、全部で261アイテム。3分野では次のようなアイテム数になります。
〇フルーツ・野菜系:101
〇洋風系:81
〇和・エスニック系:79
この調査は、全国の一般の男女を対象者にして、2006年から行ってきました。ここでは、2018年から2022年の時系列分析を中心に調査結果をご紹介します。時系列の分析対象アイテムは、分析対象の期間に調査し続けてきたアイテムに限定します。
食べ物や飲み物のベースになる「風味や味」は数多くあります。スナック菓子や清涼飲料の「風味」、料理の「味付けや調味料」などを”フレーバーテイスト”と呼び、どのようなフレーバーテイストが好まれているか、明らかにします。
消費者調査『好きな風味・素材:フレーバーテイスト』です。
◆調査したフレーバーテイストの分野
フレーバーテイストは大きく、フルーツ・野菜系、洋風系、和・エスニック系の3つの分野に分けています。
2022年に調査したアイテム数は、全部で261アイテム。3分野では次のようなアイテム数になります。
〇フルーツ・野菜系:101
〇洋風系:81
〇和・エスニック系:79
この調査は、全国の一般の男女を対象者にして、2006年から行ってきました。ここでは、2018年から2022年の時系列分析を中心に調査結果をご紹介します。時系列の分析対象アイテムは、分析対象の期間に調査し続けてきたアイテムに限定します。
◆フルーツ・野菜系の意向
「シャインマスカット」が急アップ
「桃」「みかん」がダウン
フルーツ・野菜系で、意向が最も高いのは「いちご」、次いで2位「シャインマスカット」、3位も「マスカット」です。この「マスカット」はほぼ「シャインマスカット」を指していると言えます。
4位は同じぶどうの「巨峰」、5位と6位は「桃」と「白桃」です。”桃”では「黄桃」は24位と低く、「桃」はほぼ「白桃」を指していると言えます。
大きなカテゴリーで順位をみると、「いちご」、「シャインマスカット」と「巨峰」の「ぶどう」、次いで「桃」の順、これがフルーツ・野菜系のトップ3、続いて、「りんご」「オレンジ」「パイナップル」「みかん」となります。
フルーツ・野菜系のランキングは大きく変化、「シャインマスカット」が2018年の18位から2022年は2位と劇的にアップです。
フルーツ・野菜系のトップは、ここ数年、「いちご」か「桃」でした。そのうち、「いちご」は一位を維持していますが、「桃」は「シャインマスカット」「巨峰」に抜かれ、順位を落としています。
◆品種名とカテゴリー名
品種「シャインマスカット」は「ぶどう」を超え、
品種「あまおう」は「いちご」の枠内にいる
フレーバーテイストのアイテムはカテゴリーを表す普通名詞を原則としています。ただ、広く認知が浸透している「品種名」も調査しています。
品種名がカテゴリー名を上回って浸透しているのが、“ぶどう”です。なかでも 「シャインマスカット」「巨峰」は、「ぶどう」「白ぶどう」「赤ぶどう」という普通名詞よりも高い意向があります。品種名の認知がカテゴリー名から自立して広がっていると言うことができます。
そのため、「シャインマスカット」「巨峰」は、普通名詞のように使われていると考え、フルーツ・野菜系のアイテムに入れ、ランキング表などで使っています。
「品種名」が浸透して、認知が高いフルーツ・野菜には、”いちご“や”さつまいも“があります。
“いちご”は、「あまおう」「とちおとめ」 が抜きんでて高く、「あまおう」は「シャインマスカット」よりも高い意向があり、品種名では最大の”ブランド”と言えます。
ただ、「あまおう」はカテゴリー名の「いちご」には及びません。「いちご」は品種によって多様な品種を抱えていますが、明確な輪郭をもって品種名を括って、認知され続けています。
◆洋風系の意向
「バニラ」がトップ維持
「キャラメル」「モッツァレラチーズ」が順位アップ
洋風系アイテムで意向が最も高いのは「バニラ」、2018年から洋風系のトップを続けています。
次いで2位は乳系の「生クリーム」です。
「生クリーム」 の他に、”クリーム”がついたアイテムがトップ20に3つあります。6位「チョコクリーム」、12位「クリームチーズ」、18位「キャラメルクリーム」です。
3位は「ミルクチョコレート」です。同じ”チョコ・ココア” 系では「ミルクチョコレート」に次いで、6位「チョコクリーム」、 8位「ココア」、13位「ビターチョコレート」、17位「ホワイトチョコレート」がトップ20入りです。
4位は「キャラメル」です。「キャラメル」は2019年に比べて大きく順位アップしています
7位は「カフェラテ」、10位「カフェオレ」です。
9位は「モッツァレラチーズ」、2019年から大きく順位アップです。チーズは他に、12位「クリームチーズ」、20位「カマンベールチーズ」があります。
「バニラ」がトップ維持
「キャラメル」「モッツァレラチーズ」が順位アップ
洋風系アイテムで意向が最も高いのは「バニラ」、2018年から洋風系のトップを続けています。
次いで2位は乳系の「生クリーム」です。
「生クリーム」 の他に、”クリーム”がついたアイテムがトップ20に3つあります。6位「チョコクリーム」、12位「クリームチーズ」、18位「キャラメルクリーム」です。
3位は「ミルクチョコレート」です。同じ”チョコ・ココア” 系では「ミルクチョコレート」に次いで、6位「チョコクリーム」、 8位「ココア」、13位「ビターチョコレート」、17位「ホワイトチョコレート」がトップ20入りです。
4位は「キャラメル」です。「キャラメル」は2019年に比べて大きく順位アップしています
7位は「カフェラテ」、10位「カフェオレ」です。
9位は「モッツァレラチーズ」、2019年から大きく順位アップです。チーズは他に、12位「クリームチーズ」、20位「カマンベールチーズ」があります。
◆和・エスニック系の意向
トップは「はちみつ」から「カレー」に
「明太子」「ごま油」「にんにく」が順位アップ
和・エスニック系アイテムで意向が最も高いのは「カレー」です。2018年から2021年まで、和・エスニック系のトップは、「はちみつ」でしたが、今回、「はちみつ」は5位、大きく順位ダウンしました。
2位は「明太子」。「明太子」は昨年大きく順位アップして2位、今年も2位を維持しています。
3位は「きなこ」、4位は「抹茶」です。
同じ和スイーツ系の餡の「こしあん」は11位、「つぶあん」は14位。ともに、ダウン傾向です。
6位には「ごま油」、7位「にんにく」、9位「海苔」。いずれも順位アップです。
トップは「はちみつ」から「カレー」に
「明太子」「ごま油」「にんにく」が順位アップ
和・エスニック系アイテムで意向が最も高いのは「カレー」です。2018年から2021年まで、和・エスニック系のトップは、「はちみつ」でしたが、今回、「はちみつ」は5位、大きく順位ダウンしました。
2位は「明太子」。「明太子」は昨年大きく順位アップして2位、今年も2位を維持しています。
3位は「きなこ」、4位は「抹茶」です。
同じ和スイーツ系の餡の「こしあん」は11位、「つぶあん」は14位。ともに、ダウン傾向です。
6位には「ごま油」、7位「にんにく」、9位「海苔」。いずれも順位アップです。
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調査概要は次のようになります。
【調査概要】
調査方法 インターネット調査
対象者 15-69歳の一般男女
サンプル数 1800人
調査期間 2022年5月13日~19日
調査地域 全国
以上は、2018~2022年の順位ランキングで見た動向です。
同じ内容をこちらで見ることができます。
『好きな風味・素材 Flavor Taste 2022』
http://www.bmft.co.jp/publication/reports/flavortaste2022/
株式会社BMFTは、『好きな風味・素材 Flavor Taste 2022』の調査結果を2022年11月22日に発表、11月30日から調査報告書の販売を始めます。
詳細や疑問は、下記問い合わせ先までお願いします。
【問い合せ先】
担当 光岡(ミツオカ) info@bmft.co.jp
株式会社BMFT
http://www.bmft.co.jp/
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-4-7-101
Phone 03-6447-1271/Mobile 080-6638-0234
調査概要は次のようになります。
【調査概要】
調査方法 インターネット調査
対象者 15-69歳の一般男女
サンプル数 1800人
調査期間 2022年5月13日~19日
調査地域 全国
以上は、2018~2022年の順位ランキングで見た動向です。
同じ内容をこちらで見ることができます。
『好きな風味・素材 Flavor Taste 2022』
http://www.bmft.co.jp/publication/reports/flavortaste2022/
株式会社BMFTは、『好きな風味・素材 Flavor Taste 2022』の調査結果を2022年11月22日に発表、11月30日から調査報告書の販売を始めます。
詳細や疑問は、下記問い合わせ先までお願いします。
【問い合せ先】
担当 光岡(ミツオカ) info@bmft.co.jp
株式会社BMFT
http://www.bmft.co.jp/
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-4-7-101
Phone 03-6447-1271/Mobile 080-6638-0234