2022年11月8日、スイス、タルウィル - スイスのu-blox ＡＧ（日本法人：ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表入山鋭士）は、Wi-Fiスタンドアロン・モジュールのポートフォリオを拡張するNORA-W3モジュール・シリーズを発表しました。これにより、この小型フォーム・ファクターで初のデュアルバンド機能が利用可能になります。このシリーズは、医療、HVAC、エネルギー管理、EV充電、プロフェッショナル・グレードの電動工具、産業用センシング/モニタリング・アプリケーションなどの市場を対象としています。
さまざまなアプリケーション分野でコネクティビティの重要性が高まる中、2.4GHz帯のWi-Fiチャネルの飽和状態、サイズの制約、インフラストラクチャやバックエンド・システム、センサー、モバイル・デバイスと接続するためにWi-FiとBluetooth Low Energy（LE）を連携させる必要性など、設計者が直面する課題は増え続けています。さらに、コストと機能のトレードオフが常に存在し、この分野に新規参入する多くの企業では、高度なWi-Fi接続の知識がなくてもソリューションを構成できることが求められています。
新しいNORA-W3モジュールは、Realtek Amebaチップセットを搭載し、デュアルバンドWi-Fi 4（IEEE 802.11a/b/g/n）とBluetooth LE 5で構成されます。このモジュールは、統合作業を簡素化するu-connectXpressを搭載しているため、設計者はハイレベルのATコマンドを使用するだけで統合作業が行えます。また、小型ながら2つのマイクロコントローラー（MCU）を搭載しており、メインMCUはArm（R） Cortex（R）-M33互換（200MHz）、低消費電力動作用はArm（R） Cortex（R）-M23互換（20MHz）となっています。これにより、完全な通信ファームウェアをモジュール上で動作させることができます。統合作業をさらに円滑化するため、NORA-W3には組み込みアンテナを使用するためのオプションも用意されています。
u-blox NORA-W3モジュールは、デュアルバンドWi-Fi & Bluetooth LEを提供することにより、比較的混雑していない5GHz帯を使用できるためフィールドでの堅牢なWi-Fi接続を確保するとともに、Bluetooth LEの使いやすさと設置の容易性を提供します。u?connectXpressの搭載により組み込み型Wi-FiおよびBluetooth LEに関する専門知識が不要なためソフトウェアの作業量が大幅に削減され、ソリューションをより迅速に市場に投入することが可能になります。
最近は、あらゆる接続のセキュリティを確保することが不可欠になっています。このモジュールは、セキュア・ブート、暗号化、信頼できる実行環境、認証、ストレージなど、機密データを保護し不正アクセスを防ぐ幅広いセキュリティ機能を提供します。
NORA-W3は14.3mm x 10.4mm x 1.9mmと小型であり、特に高性能の組み込みアンテナが内蔵されているため、スペースに制約のある設計に適しています。NORA-W3は、u-blox NINA-W15を使用しているお客様にとってはシングルバンドからデュアルバンドへのアップグレードを、ODIN-W2を使用しているお客様にとってはスムーズな移行を可能にします。NORAシリーズはフォーム・ファクターとピン配置が共通なため、NORA-W1およびNORA-B1モジュールをすでに使用しているお客様も移行が容易です。
このモジュール・シリーズは2つのバリエーションで提供されます。u-blox NORA-W36は、最終製品への統合を容易にするu-connectXpressソフトウェアを搭載し、u-blox NORA-W30は、お客様が独自のアプリケーションをモジュール上で実行できるオープンCPUアーキテクチャです。
NORA-W3シリーズは、内蔵アンテナまたは幅広い外付けアンテナでの使用についてグローバル認証を取得し、お客様の設計へのWi-FiおよびBluetooth LEの統合にかかる時間、コスト、労力を削減します。
「Realtekでは、当社のIoT製品ライン、特にインダストリー4.0と医療分野の製品に機能向上をもたらす強力なIoTパートナーを探しています。4MBフラッシュ搭載のu-blox NORA-W3モジュールは、小型で超低消費電力、高セキュリティのIoTソリューションを、簡単でオープンな開発環境でお客様に届けています。デュアルバンドWi-FiとBluetooth接続をグローバルIoTエコシステムに加えることで、お客様に優れたユーザー・エクスペリエンスを提供します。Realtek Ameba IoT SoCと組み合わせることで、NORA-W3モジュールは家電、医療、産業用IoTアプリケーションに最適なソリューションとなっています」とRealtek社バイスプレジデント兼スポークスマンのYee-Wei Huang氏は語っています。
「増え続けるアプリケーションにおいてコネクティビティの重要性はますます高まっていますが、この分野に新規参入する企業は、組み込みワイヤレス通信に関する豊富な経験を持っていない可能性があります。弊社の新しいNORA-W3モジュールは、混雑を回避するデュアルバンド機能を提供するとともにBluetooth LE搭載で利便性を高め、設置を容易にするソフトウェアも搭載しています」とユーブロックスのシニア・プロダクト・マネージャー、Erik Carlbergは語っています。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社（SIX:UBXN）は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラー・ネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT （Internet of Things） の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
最新情報は、Facebook、LinkedIn、Twitter @ublox、YouTubeでもご覧いただけます。
さまざまなアプリケーション分野でコネクティビティの重要性が高まる中、2.4GHz帯のWi-Fiチャネルの飽和状態、サイズの制約、インフラストラクチャやバックエンド・システム、センサー、モバイル・デバイスと接続するためにWi-FiとBluetooth Low Energy（LE）を連携させる必要性など、設計者が直面する課題は増え続けています。さらに、コストと機能のトレードオフが常に存在し、この分野に新規参入する多くの企業では、高度なWi-Fi接続の知識がなくてもソリューションを構成できることが求められています。
新しいNORA-W3モジュールは、Realtek Amebaチップセットを搭載し、デュアルバンドWi-Fi 4（IEEE 802.11a/b/g/n）とBluetooth LE 5で構成されます。このモジュールは、統合作業を簡素化するu-connectXpressを搭載しているため、設計者はハイレベルのATコマンドを使用するだけで統合作業が行えます。また、小型ながら2つのマイクロコントローラー（MCU）を搭載しており、メインMCUはArm（R） Cortex（R）-M33互換（200MHz）、低消費電力動作用はArm（R） Cortex（R）-M23互換（20MHz）となっています。これにより、完全な通信ファームウェアをモジュール上で動作させることができます。統合作業をさらに円滑化するため、NORA-W3には組み込みアンテナを使用するためのオプションも用意されています。
u-blox NORA-W3モジュールは、デュアルバンドWi-Fi & Bluetooth LEを提供することにより、比較的混雑していない5GHz帯を使用できるためフィールドでの堅牢なWi-Fi接続を確保するとともに、Bluetooth LEの使いやすさと設置の容易性を提供します。u?connectXpressの搭載により組み込み型Wi-FiおよびBluetooth LEに関する専門知識が不要なためソフトウェアの作業量が大幅に削減され、ソリューションをより迅速に市場に投入することが可能になります。
最近は、あらゆる接続のセキュリティを確保することが不可欠になっています。このモジュールは、セキュア・ブート、暗号化、信頼できる実行環境、認証、ストレージなど、機密データを保護し不正アクセスを防ぐ幅広いセキュリティ機能を提供します。
NORA-W3は14.3mm x 10.4mm x 1.9mmと小型であり、特に高性能の組み込みアンテナが内蔵されているため、スペースに制約のある設計に適しています。NORA-W3は、u-blox NINA-W15を使用しているお客様にとってはシングルバンドからデュアルバンドへのアップグレードを、ODIN-W2を使用しているお客様にとってはスムーズな移行を可能にします。NORAシリーズはフォーム・ファクターとピン配置が共通なため、NORA-W1およびNORA-B1モジュールをすでに使用しているお客様も移行が容易です。
このモジュール・シリーズは2つのバリエーションで提供されます。u-blox NORA-W36は、最終製品への統合を容易にするu-connectXpressソフトウェアを搭載し、u-blox NORA-W30は、お客様が独自のアプリケーションをモジュール上で実行できるオープンCPUアーキテクチャです。
NORA-W3シリーズは、内蔵アンテナまたは幅広い外付けアンテナでの使用についてグローバル認証を取得し、お客様の設計へのWi-FiおよびBluetooth LEの統合にかかる時間、コスト、労力を削減します。
「Realtekでは、当社のIoT製品ライン、特にインダストリー4.0と医療分野の製品に機能向上をもたらす強力なIoTパートナーを探しています。4MBフラッシュ搭載のu-blox NORA-W3モジュールは、小型で超低消費電力、高セキュリティのIoTソリューションを、簡単でオープンな開発環境でお客様に届けています。デュアルバンドWi-FiとBluetooth接続をグローバルIoTエコシステムに加えることで、お客様に優れたユーザー・エクスペリエンスを提供します。Realtek Ameba IoT SoCと組み合わせることで、NORA-W3モジュールは家電、医療、産業用IoTアプリケーションに最適なソリューションとなっています」とRealtek社バイスプレジデント兼スポークスマンのYee-Wei Huang氏は語っています。
「増え続けるアプリケーションにおいてコネクティビティの重要性はますます高まっていますが、この分野に新規参入する企業は、組み込みワイヤレス通信に関する豊富な経験を持っていない可能性があります。弊社の新しいNORA-W3モジュールは、混雑を回避するデュアルバンド機能を提供するとともにBluetooth LE搭載で利便性を高め、設置を容易にするソフトウェアも搭載しています」とユーブロックスのシニア・プロダクト・マネージャー、Erik Carlbergは語っています。
ユーブロックスについて
スイスのユーブロックス社（SIX:UBXN）は、自動車、産業、および消費者市場におけるポジショニングとワイヤレス通信の世界的なテクノロジーリーダーであり、信頼性の高いソリューション、サービスおよび製品により、人や車両、機械の正確な位置を特定、セルラー・ネットワークおよび短距離ネットワークを介してワイヤレスでの通信を可能にします。チップ、モジュール、安全なデータサービスと幅広いポートフォリオを備えたu-bloxは、顧客がIoT （Internet of Things） の革新的で信頼性の高いソリューションを迅速かつコスト効率よく開発できるようにする独自のポジションを築いています。スイスのタールヴィルに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、米国にオフィスを構えています。詳細についてはwww.u-blox.comをご覧ください。
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