株式会社インターナショナルスワングループが運営する、大きいサイズの通販サイト『ゴールドジャパン』。
大谷利恵社長のスタート地点は、不用品を転売して家計の足しにするというネットオークションから。
大谷利恵社長のスタート地点は、不用品を転売して家計の足しにするというネットオークションから。
手軽に始められる主婦の副業から、どのような道のりを経て会社を設立、現在に至るまでとなったのか。
毎日新聞内のコラム「滋賀のワザ」でも取り上げられた、ごく普通の主婦のストーリー。
※毎日新聞2022年9月19日掲載
憧れだった専業主婦も、いざふたを開けてみると順風満帆とは言えなかった。
「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ!」
仕事に疲れて帰ってきた夫から浴びせられた心ない言葉に、悔しい思いをした。
どうにかして、自分でお金を稼ぎたい。
でも、生まれたばかりの我が子と手のかかる三歳児の世話に追われていては、働きに出るのは難しい。
そこで、自宅でできる副業として、不用品をネットオークションに出品したのが始まりだった。
毎日新聞内のコラム「滋賀のワザ」でも取り上げられた、ごく普通の主婦のストーリー。
※毎日新聞2022年9月19日掲載
憧れだった専業主婦も、いざふたを開けてみると順風満帆とは言えなかった。
「誰のおかげで生活できていると思ってるんだ!」
仕事に疲れて帰ってきた夫から浴びせられた心ない言葉に、悔しい思いをした。
どうにかして、自分でお金を稼ぎたい。
でも、生まれたばかりの我が子と手のかかる三歳児の世話に追われていては、働きに出るのは難しい。
そこで、自宅でできる副業として、不用品をネットオークションに出品したのが始まりだった。
サイズアウトした子供服や日用品、絵本などを売るという、いわば家の中の断捨離を兼ねたスタートだから、元手はゼロのようなもの。
コツコツやるうちに通帳の残高が少しずつ増えるのがうれしく、身の周りに売るものが無くなるとアパレル量販店へ仕入れに足を運ぶようになった。
当時はビジネスをしているという感覚はなく、それは税務署の職員が自宅に訪れるまで続いた。
税務署の職員に従って税金を支払い、個人事業主としての届け出を済ませ、商いのまち大阪・船場で洋服の仕入れを開始。
コツコツやるうちに通帳の残高が少しずつ増えるのがうれしく、身の周りに売るものが無くなるとアパレル量販店へ仕入れに足を運ぶようになった。
当時はビジネスをしているという感覚はなく、それは税務署の職員が自宅に訪れるまで続いた。
税務署の職員に従って税金を支払い、個人事業主としての届け出を済ませ、商いのまち大阪・船場で洋服の仕入れを開始。
しかしここでも順風満帆とはいかず、幾重もの紆余曲折を経たのちに彼女が目を付けたのは、大きいサイズの服だった。
「妊娠期に着られるおしゃれな服がない」という、子供を持つ母親ならばみな一度は味わった思い。
実体験をビジネスへと転換させ、大きいサイズの販売に特化した「GOLD JAPAN」の誕生へとついに漕ぎつけた。
女性用のLLサイズから11Lまでの幅広い大きいサイズ展開に加え、下着からスカート、スーツに至るまで、今や日本一の規模を誇る品揃え。
2012年の株式会社化からは従業員を雇い入れ、個人事業の時とは違った責任と緊張感のさなかで、常に『いま以上』を目指し続けている。
そんな経緯を経て事業を継続させてきた大谷社長は、さぞ上昇志向の強そうな「やり手女社長」なのだろう。
…と思いきや、その実は、ふわっとした雰囲気でおだやかな口調で話す、2人の子供を持つママだ。
「妊娠期に着られるおしゃれな服がない」という、子供を持つ母親ならばみな一度は味わった思い。
実体験をビジネスへと転換させ、大きいサイズの販売に特化した「GOLD JAPAN」の誕生へとついに漕ぎつけた。
女性用のLLサイズから11Lまでの幅広い大きいサイズ展開に加え、下着からスカート、スーツに至るまで、今や日本一の規模を誇る品揃え。
2012年の株式会社化からは従業員を雇い入れ、個人事業の時とは違った責任と緊張感のさなかで、常に『いま以上』を目指し続けている。
そんな経緯を経て事業を継続させてきた大谷社長は、さぞ上昇志向の強そうな「やり手女社長」なのだろう。
…と思いきや、その実は、ふわっとした雰囲気でおだやかな口調で話す、2人の子供を持つママだ。
総勢11人の女所帯となる社内でも、常にコミュニケーションを欠かさず気を配る。
スタッフが更新するブログには、差し入れを分け合う微笑ましい様子もアップされている。
そういった気配り・心配りは、社内のみにとどまらない。
顧客との直接のコミュニケーションを図るべく、ランチ会やコスプレ大会といったイベントの数々も催されているとのこと。
─当たり前のことを継続して、歴史を積み上げていくこと。─
─「いま以上」を目指していくには、ウルトラCのような近道はない。─
大谷利恵社長自身が実感を持って、誰よりもそう感じてきたからこそできること=当たり前のことを、これからも継続していく。
等身大の思いを形にし、ビジネスとして育て上げてきた大谷利恵社長。
「GOLD JAPAN」に引き続き、40代以上の女性を対象としたブランド「sawa a la mode」も、もう一つの柱として新たに名を連ねている。
ごく普通の主婦から始まった彼女のストーリーは、これからも続いていく。
スタッフが更新するブログには、差し入れを分け合う微笑ましい様子もアップされている。
そういった気配り・心配りは、社内のみにとどまらない。
顧客との直接のコミュニケーションを図るべく、ランチ会やコスプレ大会といったイベントの数々も催されているとのこと。
─当たり前のことを継続して、歴史を積み上げていくこと。─
─「いま以上」を目指していくには、ウルトラCのような近道はない。─
大谷利恵社長自身が実感を持って、誰よりもそう感じてきたからこそできること=当たり前のことを、これからも継続していく。
等身大の思いを形にし、ビジネスとして育て上げてきた大谷利恵社長。
「GOLD JAPAN」に引き続き、40代以上の女性を対象としたブランド「sawa a la mode」も、もう一つの柱として新たに名を連ねている。
ごく普通の主婦から始まった彼女のストーリーは、これからも続いていく。