[NASDAQ: MCHP] - 自動車から家庭用電化製品まで幅広い種類の電子システムのメーカーはアプリケーションの自動化とコネクテッド化を進めており、自社製品が安全かつセキュアに稼働する証として機能安全とサイバー セキュリティ保護に関連した業界規格への準拠を強く求めています。ISO 26262機能安全およびISO/SAE 21434サイバー セキュリティ エンジニアリング規格に準拠した部品を実装したMCUソリューションをメーカーに提供するため、Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 吉田洋介 以下Microchip社)は本日、PIC32CM JH MCU(マイクロコントローラ)(https://www.microchip.com/en-us/products/microcontrollers-and-microprocessors/32-bit-mcus/pic32-32-bit-mcus/pic32cm-jh)を発表しました。このデバイスは、AUTOSARサポート、メモリ自動テスト(MBIST: Memory-Built-In Self-Test)、セキュアブートに対応したArm(R) Cortex(R)-M0+アーキテクチャに基づく業界初のMCUです。
PIC32CM JHは、オープン ソフトウェア アーキテクチャであるAUTOSARに対応しています。したがって、サプライヤは、下位レベルのハードウェアに変更が生じても元のアプリケーション コードを維持できるため、異なる設計間での移行が簡単です。AUTOSARへの対応は、開発プロセスを効率化し総コストを低減するためのものです。AUTOSARの採用により、Microchip社は、下位レベルのハードウェアのMCUインターフェイスとして、機能安全アプリケーション向けASIL B MCAL(マイクロコントローラ抽象化層)を提供しています。
自動車産業のOEMは、タッチボタンとタッチホイール、ドア制御とコンソール制御、ADAS(先進運転支援システム)等の車体アプリケーションを含む多くの車載アプリケーションのために機能安全とサイバー セキュリティ保護の両方を求めています。PIC32CM JHは、Microchip社のTrust Anchor TA100 CryptoAutomotiveTMセキュリティICと組み合わせて使う事を前提に、新しい車載用サイバー セキュリティ規格であるISO/SAE 21434に準拠しています。TA100は非常にセキュアなハードウェア ベースの暗号鍵ストレージと、ソフトウェアの脆弱性に起因する潜在的バックドアを排除するための暗号対策を採用しています。
「PIC32CM JH MCUによって、Microchip社は、機能安全とサイバー セキュリティ保護のために設計されたマイクロコントローラ ソリューションへの高まる要求に応えます。この事は自動車産業において特に重要です」とMicrochip社32ビットMCU部門担当副社長のRod Drakeは述べています。「これによりOEMとその他のメーカーは、以前はハイエンドMCUでしか満たせなかった準拠要件を、エントリレベルのArm Cortex-M0+ベースMCUを使って満たす事ができます。」
セキュアブートはハードウェアの一部で、コードを認証する事でそのコードが有効である事を確認し、不正コードがMCUに読み込まれるのを防止します。PIC32CM JH MCUはその他のハードウェア機能として確認用エラーインジェクション付きECC(エラー訂正コード)、通信インターフェイスでのループバック、システムメモリ保護ユニット、MBISTを備えており、それらは全てISO 26262、IEC 61508、IEC 60730規格を満たすための安全機構として使われています。
MBISTは、組み込みメモリをテストするための業界標準の方法です。SRAM(スタティック ランダムアクセス メモリ)の完全性を迅速にテストする事で、SRAMが適切に機能している事を確認してからコードが実行されるため、障害の影響を軽減できます。開発を実装面でサポートするため、PIC32CM JHに対応した安全マニュアル、FMEDA(故障モード影響診断解析)、ISO 26262 ASIL B (Automotive Safety Integrity Level B)の安全性レベルを目標とした診断コード等の機能安全関連資料を提供しています。
また、PIC32CM JHは優れたノイズ耐性と耐水性を発揮する、先進のDriven Shield Plus付きタッチインターフェイスを内蔵しています。この機能は、様々な過酷環境でタッチ機能が使えなければならない家庭用電化製品、産業、車載アプリケーションに不可欠です。
開発ツール
PIC32CM JH MCUはPIC32CM JH01 Curiosity Pro開発キット(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/EV81X90A)(製品番号EV81X90A)でサポートされています。
在庫/供給状況
PIC32CM JH MCUは本日より受注を開始いたします。EV81X90Aも本日より受注を開始いたします。詳細とご購入はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社オンラインストア(http://www.microchipdirect.com/)をご覧ください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/52278044112/sizes/l
Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(www.microchip.com)をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com
PIC32CM JHは、オープン ソフトウェア アーキテクチャであるAUTOSARに対応しています。したがって、サプライヤは、下位レベルのハードウェアに変更が生じても元のアプリケーション コードを維持できるため、異なる設計間での移行が簡単です。AUTOSARへの対応は、開発プロセスを効率化し総コストを低減するためのものです。AUTOSARの採用により、Microchip社は、下位レベルのハードウェアのMCUインターフェイスとして、機能安全アプリケーション向けASIL B MCAL(マイクロコントローラ抽象化層)を提供しています。
自動車産業のOEMは、タッチボタンとタッチホイール、ドア制御とコンソール制御、ADAS(先進運転支援システム)等の車体アプリケーションを含む多くの車載アプリケーションのために機能安全とサイバー セキュリティ保護の両方を求めています。PIC32CM JHは、Microchip社のTrust Anchor TA100 CryptoAutomotiveTMセキュリティICと組み合わせて使う事を前提に、新しい車載用サイバー セキュリティ規格であるISO/SAE 21434に準拠しています。TA100は非常にセキュアなハードウェア ベースの暗号鍵ストレージと、ソフトウェアの脆弱性に起因する潜在的バックドアを排除するための暗号対策を採用しています。
「PIC32CM JH MCUによって、Microchip社は、機能安全とサイバー セキュリティ保護のために設計されたマイクロコントローラ ソリューションへの高まる要求に応えます。この事は自動車産業において特に重要です」とMicrochip社32ビットMCU部門担当副社長のRod Drakeは述べています。「これによりOEMとその他のメーカーは、以前はハイエンドMCUでしか満たせなかった準拠要件を、エントリレベルのArm Cortex-M0+ベースMCUを使って満たす事ができます。」
セキュアブートはハードウェアの一部で、コードを認証する事でそのコードが有効である事を確認し、不正コードがMCUに読み込まれるのを防止します。PIC32CM JH MCUはその他のハードウェア機能として確認用エラーインジェクション付きECC(エラー訂正コード)、通信インターフェイスでのループバック、システムメモリ保護ユニット、MBISTを備えており、それらは全てISO 26262、IEC 61508、IEC 60730規格を満たすための安全機構として使われています。
MBISTは、組み込みメモリをテストするための業界標準の方法です。SRAM(スタティック ランダムアクセス メモリ)の完全性を迅速にテストする事で、SRAMが適切に機能している事を確認してからコードが実行されるため、障害の影響を軽減できます。開発を実装面でサポートするため、PIC32CM JHに対応した安全マニュアル、FMEDA(故障モード影響診断解析)、ISO 26262 ASIL B (Automotive Safety Integrity Level B)の安全性レベルを目標とした診断コード等の機能安全関連資料を提供しています。
また、PIC32CM JHは優れたノイズ耐性と耐水性を発揮する、先進のDriven Shield Plus付きタッチインターフェイスを内蔵しています。この機能は、様々な過酷環境でタッチ機能が使えなければならない家庭用電化製品、産業、車載アプリケーションに不可欠です。
開発ツール
PIC32CM JH MCUはPIC32CM JH01 Curiosity Pro開発キット(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/EV81X90A)(製品番号EV81X90A)でサポートされています。
在庫/供給状況
PIC32CM JH MCUは本日より受注を開始いたします。EV81X90Aも本日より受注を開始いたします。詳細とご購入はMicrochip社の正規代理店にお問い合わせ頂くか、Microchip社オンラインストア(http://www.microchipdirect.com/)をご覧ください。
リソース
高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
● アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/52278044112/sizes/l
Microchip Technology社について
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナ州チャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(www.microchip.com)をご覧ください。
詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com