2022年09月09日 11:00

九州発・家族葬のパイオニア『家族葬のファミーユ』が熊本市内に20号店「南熊本ホール」をオープン。”1日1組貸切”の家族葬ホールでゆっくりと過ごせるプライベートな空間をご提供。

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株式会社きずなホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 グループCEO:中道 康彰、東証上場7086)傘下の株式会社家族葬のファミーユ(本社:東京都港区、代表取締役:中道 康彰)は、熊本市内20店舗目、グループ累計113店舗目となる家族葬専用ホール「家族葬のファミーユ 南熊本ホール(所在地:熊本県熊本市中央区)」を2022年9月17日(土)にオープンします。

     (写真左)外観イメージ。式場と家族専用スペースを別フロアに配した2階建てのホール
     (写真中)光壁で暖かみのたる式場(イメージ)
     (写真右)2階は家族控室の他にもゆったり過ごせるラウンジスペースも配置(イメージ)


<熊本1号店出店の16年前、熊本では「家族葬なんて初耳」と言われていた>


家族葬のファミーユが熊本に1号店をオープンしたのは2006(平成18)年です。
当時は熊本だけではなく、全国的に「一般葬」が圧倒的な主流で、葬儀とは故人がこの世に執着を残さないための「念仏供養」の儀式と捉えられる傾向が強くありました。
ところがこの年の紅白歌合戦で歌われた「千の風になって」が、翌年にかけて中高年の間で大ヒット。
「私は死んでなんかいない、墓になんかいない」という、ある意味仏教の教えとは相反するようにも聞こえる歌詞が広く共感されたことから、現代における葬儀の意味合いが、元々の「念仏供養」から大切な人を失った「喪失感を癒す」家族のためのものへと拡がっていったと言われています。
(参考:新谷尚紀「お葬式-死と慰霊の日本史-」吉川弘文館 2009年)

「熊本1号店の花立ホール(東区)がオープンした当時は、まだ『家族葬』という言葉すら初耳、という方が多くて…。」

熊本支社設立時からこの地の葬送に携わってきた原田浩司(熊本支社 葬祭部長)は、当時をこう振り返ります。

「家族葬と聞くと、家族以外は参列が許されない、窮屈な会場、貸切は高額…というイメージを持つ方もいらっしゃいました。ところが実際にファミーユホールの見学会や事前相談にお越しになると、見慣れた葬儀よりも温かい雰囲気でできそうだと感じて頂くことができて。喪主様に『いいお式だったから私の時もお願いね』と言われたときは、心からホッとしたことを覚えています(原田)。」

<10年前の政令指定都市移行、6年前の熊本地震。常に地域と共に歩んできた>

その後、2010(平成22)年に熊本市の人口は73万人を突破。2012(平成24)年には政令指定都市に移行し、九州中央における中核都市として益々の発展に向けた取り組みを本格化させていきました。
その間『家族葬のファミーユ』も、南区・西区・北区にも店舗網を広げて10店舗にまで拡大。熊本市の地域の皆さんに「家族葬」という新たな選択肢をご提案し続け、少しずつ知られるようになっていました。

そんな矢先、2016(平成28)年には、熊本地震が地域を襲います。4か月に渡る震災対応を現地で統括した藍田哲也(前 熊本支社長)が支社長着任のために熊本空港に降り立ったのは、奇しくもその前震当日でした。

「震災前には中央区にも出店を果たし、当時は市内14店舗体制でした。我々自身も当然ながら被災し、天井が落ちたり駐車場が地割れしてしまったホールもありました(藍田)。」

しかし葬祭業は社会生活の基盤のサービスを提供する事業であることを強く認識し、すぐに『災害対策室』が立ち上がり、被害が少なく安全に利用できそうなホールをピックアップして、即興の『被害者支援プラン』も用意。

「その時ばかりは1日1組貸切、というわけにはいきませんでしたが、1人でも多くの地域住民をお助けする、という一点に集中しました。わずか2日後に宮崎支社から5人の応援スタッフが駆けつけてくれたときは、全国展開ならではの組織力が地域の皆さんの安心に繋がることを痛感しました(藍田)。」
(写真左)熊本1号店「花立ホール(東区)」
(写真右)熊本地震の直後に全国の支社から集まった救援物資

熊本地震においては、電気の復旧が早かったこともあり、情報収集・発信に自治体ホームページやSNSなどのインターネット手段が活用されました(総務省 平成29年版情報通信白書)。それでも、病院や施設などには、自社スタッフが直接、開業情報を伝えに回りました。
また、熊本市内の市営墓地では全体の6割にあたる約1万基の墓石が倒壊し(毎日新聞 2016年5月28日)、それにより骨壺が割れてしまったというご相談も多く寄せられたため、約80個の新しい骨壺の無償提供にも踏み切りました。

<時代は令和へ、3年にわたるコロナ禍で変化する熊本の葬送文化>

令和に突入して間もなく、新型コロナウイルス感染症による外出自粛要請により、熊本のみならず全国的に一般葬から家族葬への移行が顕著となり、2022(令和4)年にはついに逆転し、過半数に(下記グラフ)。
葬儀のスタンダードは、今や「家族葬」となりました。

熊本地震での支援活動を経験した後、2018(平成30)年に熊本支社長として着任した内田一平は、今までの当たり前の生活が一変し、行きたいところに行けず、会いたい人にも会えないという孤独感を抱える方々のために、新しいファミーユホールの活用法を提案。
ご葬儀のない日は、住民やNPO団体のイベントにファミーユホールを無料で開放し、終活相談や子ども劇場の開催など、地域のコミュニケーションの場として利用できるようにしました。直近では、校区社協との連携協定や、熊本市と防災協定も締結し、官民協働での支援体制を整えています。

「ほんの10数年前まで熊本ではなじみのなかった『家族葬』の専用ホールでありながら、市内最多の葬祭ホール数にまで発展できたのは、関係者や地域の皆様による数えきれないほどのご支援があってのことと実感しています。ますます進む超高齢化や予測のつかない災害など、今後も数々の困難に遭遇するでしょうが、地域の皆様と共に乗り越えていきたい。そして、そうした活動を通じて地域に無くてはならない存在として認めていただけるよう、支社一丸となって尽力したいと思います(内田)。」


■「家族葬のファミーユ 南熊本ホール」概要

7月にオープンした藤崎宮前ホールに続き、中央区5店舗目となる南熊本ホールは、1階に約10名ほどでご利用いただけるコンパクトな式場、2階にはご家族専用の控室とラウンジスペースを配置。プライベートなひとときをゆっくりと過ごしていただけます。
JR南熊本駅からほど近く、熊本市を南北に結ぶ浜線バイパスと東西に横断する白山・琴平通りがクロスする、熊本市のほぼ中央部にあたります。近隣には、南熊本ホールを囲むようにファミーユホールが複数あり、それぞれのニーズに合ったご提案が可能です。

  店舗名:家族葬のファミーユ 南熊本ホール
オープン日:2022年9月17日(土)
   住所:熊本市中央区南熊本1丁目10-3
  駐車場:9台
 建築構造:鉄骨造
 敷地面積:422.61m2
 建築面積:150.43m2
 施設内容:式場10席、遺族控室2室、導師控室
 電話番号:0120-365-024
 アクセス:<電車>JR豊肥本線「南熊本」駅より徒歩7分
     <バス>熊本バス・熊本都市バス「春竹町」バス停より徒歩1分

■オープニング記念イベント詳細
オープン当日は、尾ノ上校区社会福祉協議会会長の吉田健一氏(熊本市議会議員)と、春竹校区自治協議会会長の南茂司氏をお招きし、テープカットセレモニーを行うほか、ご予約不要でどなたでもご見学が可能な内覧会を開催します。生花祭壇を飾りますので、新しいホールとともに是非ご覧ください。来館特典として、「レモンケーキ(8個入り)」をプレゼント(一組につき一つ。無くなり次第終了)。

 ・9月17日(土)  10:00~10:30 オープニングセレモニー/10:30~15:00 内覧会
 ・9月18日(日)  10:00~15:00 内覧会
 ・9月19日(月・祝)10:00~15:00 内覧会

オープニング記念イベントおよび内覧会はご取材可能です。ご希望の方は広報担当者までお問い合わせください。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、内容変更または中止となる場合がございます。

■会社概要

株式会社家族葬のファミーユ
【設立】 2000年7月
【代表】 代表取締役 中道 康彰
【所在地】 東京都港区芝4-5-10 EDGE芝四丁目ビル7階
【従業員】 491名(2022年5月31日現在)  ※正社員・契約社員・パート(派遣社員除く)
【資本金】 100百万円
【売上高】 8,138百万円(2022年5月期 日本基準)
【事業内容】 葬儀葬祭に関する一切の業務
【URL】 https://www.famille-kazokusou.com/

株式会社きずなホールディングス
【設立】 2017年6月
【代表】 代表取締役社長 兼 グループCEO 中道 康彰
【所在地】 東京都港区芝4-5-10 EDGE芝四丁目ビル7階
【従業員】 624名(グループ連結、2022年5月31日現在、臨時雇用者含む)
【証券コード】 東京証券取引所グロース市場7086
【資本金】 153,360千円
【売上収益】 9,270百万円(グループ連結、2022年5月期 IFRS基準)
【事業内容】 グループ全体の経営戦略に関する立案、推進ならびに管理
【URL】 https://www.kizuna-hd.co.jp/

※記載内容(リンク先を含む)のサービスや表現の適法性について、ドリームニュースでは関知しておらず確認しておりません。

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会社概要

商号
株式会社家族葬のファミーユ(カブシキガイシャカゾクソウノファミーユ)
代表者
岡崎 仁美(オカザキ ヒトミ)
所在地
〒105-0013
東京都港区浜松町2-2-12 JEI浜松町ビル2階
TEL
03-5843-7032
業種
その他
上場先
未上場
従業員数
500名未満
会社HP
https://www.famille-kazokusou.com/

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