~視聴者満足度93.1%を獲得~
ビジネススキル・スクール「コミュトレ」を運営している株式会社アイソルート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:野田雄彦)は、熊本大学 教授システム学研究センター教授の鈴木克明氏を招き、「仕事とスキルアップを両立させる”学び方”の新常識」に関する対談イベントを、2022年7月24日に開催いたしました。
ビジネススキル・スクール「コミュトレ」を運営している株式会社アイソルート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:野田雄彦)は、熊本大学 教授システム学研究センター教授の鈴木克明氏を招き、「仕事とスキルアップを両立させる”学び方”の新常識」に関する対談イベントを、2022年7月24日に開催いたしました。
▼イベント実施概要
・イベント名:仕事とスキルアップを両立させる”学び方”の新常識
・開催日時:2022年7月24日(日)14:15~16:05
・会場名:オンライン(Zoom)
・参加費:無料
▼実施内容
今回は、インストラクショナルデザインの日本における第一人者である鈴木克明教授(熊本大学)をお招きし、第1部で「仕事とスキルアップを両立させる”学び方”の新常識」についての対談会を行いました。総勢38名のビジネスパーソンにご参加いただきました。
インストラクショナルデザインとは、「経験」「勘」「度胸」に頼った従来の教育のやり方ではなく、
教育を一連のシステムとして捉え、教育そのものを「効果的」「効率的」「魅力的」にする方法論です。
例えば、学習者による教育効果のばらつきを是正する効果があります。
効果的な教え方として、ビジネススキルアップスクール「コミュトレ」では、カリキュラム設計開発に応用しています。
第1部では、学習時に多くの社会人が感じる3つの課題(下記)への解決策として、学習のポイントをアドバイスいただきました。
<学習における課題点>
■課題点1:インプットした瞬間は分かった気になっても、あとから思い出せない
■課題点2:学んだことをビジネスシーンで実践してみたものの、うまく使いこなせない
■課題点3:学んだことを少しずつ実践できてはいるのですが、自分のなりたい姿に近づいているか分からない
一つ目の課題である「インプットした瞬間は分かった気になっても、あとから思い出せない」に対しては、
・「ビジネス本を読んだり、動画で学んだりしても、時間が経つと内容をほとんど思い出せない」
・「会社の研修を受けたけれど記憶に定着しない」
・「学んだことを実務にうまく生かせない」このような悩みは、コミュトレにも多くの相談が寄せられます。
「そもそも人間は忘れる動物。なるほどと思っても、次の日には半分くらい忘れるのが人間である。なので、聞いただけでは、十分に”学んだ”とは言えない。使い続けることが一番」と即答。多くの学習者が抱える「学んだ内容を忘れてしまうことへの不安感」が払拭されました。
また、動画や書籍などでインプットするときは、明確な目的をもったうえで、「実際に使えるかどうかを即座に試す“練習フェーズ”が必要である」と、“練習の場”をもうける重要性が強調されました。
コミュトレの学習コースのサービス「Web講義」では、視聴日の翌日、3日、1週間後を追跡し、当該講義の理解度を確認する “復習テスト”を設けており、鈴木教授から「よく考えられている」とコメントをいただきました。
二つ目の課題である「学んだことをビジネスシーンで実践してみたものの、うまく使いこなせない」に対しては、
「実践してうまくいかないときに立ち止まってしまう場合は、スモールステップで少しずつ試して、できることを増やし、レベルアップしていくとよい」と回答。
一般的にいわれる「一部分の学習ステップだけを反復して完成度を高める」ではなく、身近なスキルアップ例を挙げながら「一連の学習ステップ全てを最も簡単なシーンで実践する」「少しずつ実践シーンの難易度を上げる」と強調されました。
また、「どうしても失敗はしてしまう」「失敗を恐れてしまう」という声に対しては、「成長するためには失敗が不可欠。失敗を克服することが自信になる」と強調したうえで、「まずは、研修の場など、安心して失敗できる疑似的トレーニングの場が必要」と回答されました。「日本人は失敗すると恥ずかしいという傾向が強い。しかし、失敗しないと本当の学びにはならない。成功で終わることが大切だ」といいます。
鈴木教授が挙げる「学んだことを即座に練習する場」「安心して失敗できる環境」は、まさに「実践形式のビジネス・スキルスクール コミュトレ」のトレーニング環境であり、サービス提供者として、勇気をもらえました。
三つ目の課題である「学んだことを少しずつ実践できてはいるのですが、自分のなりたい姿に近づいているか分からない」に対しては、
「まずは自分の職務を着実にこなし、できることを増やすこと」とアドバイス。「実務で評判を高めれば、チャンスがやってくる」「自分のやりたいことに直結するスキルアップを続けて、チャンスに備えよう」と視聴者を激励しました。
第2部では、部下のマネジメントや社内教育を担当するリーダー職の方々から、「考えすぎてしまってなかなか質問に来ない部下への対応法」「相手に合わせた学習方法のアドバイスをするコツ」など、実務に即した具体的な質問が寄せられ、活発な応答が交わされました。
web講義・確認テストを繰り返しながら知識を定着させ、実践トレーニングおよびフィードバックで一歩ずつステップアップするコミュトレの学習システムに対しては、「(インストラクショナルデザインを)よく勉強して生かして製品化している。必ずしもモデル通りやらなければいけないものではないので、今後も理論を応用させながらブラッシュアップしてほしい」とコメントされました。
▼参加者の声
参加者からは、「楽しく学べるヒントをもらえた」「学びに対する価値観が変わった」と好評をいただきました。
以下、アンケート回答の抜粋をご紹介します。
・「対話形式で語られることで、インストラクショナルデザインについて理解が深まりました。失敗経験に関する話題が特に興味深かったです。」
・「将来なりたい自分をイメージして、楽しく学び続けることのヒントをいただけた機会となりました。」
・「仕事とスキルアップの大切さと、その楽しさ、さらにそれぞれの学び方を実感した。」
・「学び方について、いろいろ工夫がある事を改めて知った」
・「学びは明るい未来をつくってくれるもの、という言葉はかみしめたいし、行動に移したい」
・「このような学問があったのかと感銘を受けました。コミュトレの流れが、何かしらの学問を基にしていることはチラッと聞きましたが、具体的にきくことが出来てとても良かったです。鈴木教授の本を読んでみたいと思いました。コミュトレのweb講義は大好きです。」
▼実施背景
2022年5月に経済産業省が取りまとめた「未来人材ビジョン」において、4割以上の企業が「技術革新により必要となるスキル」と「現在の従業員のスキル」との間のスキルギャップを認識しています。そのため、「リスキリング」「学び直し」といった社内外での学習・自己啓発に対する関心がより一層高まりつつあります。※1
しかし、動画・書籍・研修サービス・オンラインサロンなどといった学習コンテンツは数多くあるものの、どのように学ぶべきかという「学び方」そのものに着目した物はあまり多くありません。
そこで今回は、インストラクショナルデザインのシステム的アプローチを応用し、仕事の成果に直結するだけでなく、学びの楽しさを再発見するための効果的・効率的な学び方を、日本におけるインストラクショナルデザインの第一人者である鈴木克明教授をお招きして、議論することとなりました。
※1
経済産業省 令和4年5月「未来人材ビジョン」より
https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf
▼ゲスト
鈴木 克明(すずき かつあき)教授
・イベント名:仕事とスキルアップを両立させる”学び方”の新常識
・開催日時:2022年7月24日(日)14:15~16:05
・会場名:オンライン(Zoom)
・参加費:無料
▼実施内容
今回は、インストラクショナルデザインの日本における第一人者である鈴木克明教授(熊本大学)をお招きし、第1部で「仕事とスキルアップを両立させる”学び方”の新常識」についての対談会を行いました。総勢38名のビジネスパーソンにご参加いただきました。
インストラクショナルデザインとは、「経験」「勘」「度胸」に頼った従来の教育のやり方ではなく、
教育を一連のシステムとして捉え、教育そのものを「効果的」「効率的」「魅力的」にする方法論です。
例えば、学習者による教育効果のばらつきを是正する効果があります。
効果的な教え方として、ビジネススキルアップスクール「コミュトレ」では、カリキュラム設計開発に応用しています。
第1部では、学習時に多くの社会人が感じる3つの課題(下記)への解決策として、学習のポイントをアドバイスいただきました。
<学習における課題点>
■課題点1:インプットした瞬間は分かった気になっても、あとから思い出せない
■課題点2:学んだことをビジネスシーンで実践してみたものの、うまく使いこなせない
■課題点3:学んだことを少しずつ実践できてはいるのですが、自分のなりたい姿に近づいているか分からない
一つ目の課題である「インプットした瞬間は分かった気になっても、あとから思い出せない」に対しては、
・「ビジネス本を読んだり、動画で学んだりしても、時間が経つと内容をほとんど思い出せない」
・「会社の研修を受けたけれど記憶に定着しない」
・「学んだことを実務にうまく生かせない」このような悩みは、コミュトレにも多くの相談が寄せられます。
「そもそも人間は忘れる動物。なるほどと思っても、次の日には半分くらい忘れるのが人間である。なので、聞いただけでは、十分に”学んだ”とは言えない。使い続けることが一番」と即答。多くの学習者が抱える「学んだ内容を忘れてしまうことへの不安感」が払拭されました。
また、動画や書籍などでインプットするときは、明確な目的をもったうえで、「実際に使えるかどうかを即座に試す“練習フェーズ”が必要である」と、“練習の場”をもうける重要性が強調されました。
コミュトレの学習コースのサービス「Web講義」では、視聴日の翌日、3日、1週間後を追跡し、当該講義の理解度を確認する “復習テスト”を設けており、鈴木教授から「よく考えられている」とコメントをいただきました。
二つ目の課題である「学んだことをビジネスシーンで実践してみたものの、うまく使いこなせない」に対しては、
「実践してうまくいかないときに立ち止まってしまう場合は、スモールステップで少しずつ試して、できることを増やし、レベルアップしていくとよい」と回答。
一般的にいわれる「一部分の学習ステップだけを反復して完成度を高める」ではなく、身近なスキルアップ例を挙げながら「一連の学習ステップ全てを最も簡単なシーンで実践する」「少しずつ実践シーンの難易度を上げる」と強調されました。
また、「どうしても失敗はしてしまう」「失敗を恐れてしまう」という声に対しては、「成長するためには失敗が不可欠。失敗を克服することが自信になる」と強調したうえで、「まずは、研修の場など、安心して失敗できる疑似的トレーニングの場が必要」と回答されました。「日本人は失敗すると恥ずかしいという傾向が強い。しかし、失敗しないと本当の学びにはならない。成功で終わることが大切だ」といいます。
鈴木教授が挙げる「学んだことを即座に練習する場」「安心して失敗できる環境」は、まさに「実践形式のビジネス・スキルスクール コミュトレ」のトレーニング環境であり、サービス提供者として、勇気をもらえました。
三つ目の課題である「学んだことを少しずつ実践できてはいるのですが、自分のなりたい姿に近づいているか分からない」に対しては、
「まずは自分の職務を着実にこなし、できることを増やすこと」とアドバイス。「実務で評判を高めれば、チャンスがやってくる」「自分のやりたいことに直結するスキルアップを続けて、チャンスに備えよう」と視聴者を激励しました。
第2部では、部下のマネジメントや社内教育を担当するリーダー職の方々から、「考えすぎてしまってなかなか質問に来ない部下への対応法」「相手に合わせた学習方法のアドバイスをするコツ」など、実務に即した具体的な質問が寄せられ、活発な応答が交わされました。
web講義・確認テストを繰り返しながら知識を定着させ、実践トレーニングおよびフィードバックで一歩ずつステップアップするコミュトレの学習システムに対しては、「(インストラクショナルデザインを)よく勉強して生かして製品化している。必ずしもモデル通りやらなければいけないものではないので、今後も理論を応用させながらブラッシュアップしてほしい」とコメントされました。
▼参加者の声
参加者からは、「楽しく学べるヒントをもらえた」「学びに対する価値観が変わった」と好評をいただきました。
以下、アンケート回答の抜粋をご紹介します。
・「対話形式で語られることで、インストラクショナルデザインについて理解が深まりました。失敗経験に関する話題が特に興味深かったです。」
・「将来なりたい自分をイメージして、楽しく学び続けることのヒントをいただけた機会となりました。」
・「仕事とスキルアップの大切さと、その楽しさ、さらにそれぞれの学び方を実感した。」
・「学び方について、いろいろ工夫がある事を改めて知った」
・「学びは明るい未来をつくってくれるもの、という言葉はかみしめたいし、行動に移したい」
・「このような学問があったのかと感銘を受けました。コミュトレの流れが、何かしらの学問を基にしていることはチラッと聞きましたが、具体的にきくことが出来てとても良かったです。鈴木教授の本を読んでみたいと思いました。コミュトレのweb講義は大好きです。」
▼実施背景
2022年5月に経済産業省が取りまとめた「未来人材ビジョン」において、4割以上の企業が「技術革新により必要となるスキル」と「現在の従業員のスキル」との間のスキルギャップを認識しています。そのため、「リスキリング」「学び直し」といった社内外での学習・自己啓発に対する関心がより一層高まりつつあります。※1
しかし、動画・書籍・研修サービス・オンラインサロンなどといった学習コンテンツは数多くあるものの、どのように学ぶべきかという「学び方」そのものに着目した物はあまり多くありません。
そこで今回は、インストラクショナルデザインのシステム的アプローチを応用し、仕事の成果に直結するだけでなく、学びの楽しさを再発見するための効果的・効率的な学び方を、日本におけるインストラクショナルデザインの第一人者である鈴木克明教授をお招きして、議論することとなりました。
※1
経済産業省 令和4年5月「未来人材ビジョン」より
https://www.meti.go.jp/press/2022/05/20220531001/20220531001-1.pdf
▼ゲスト
鈴木 克明(すずき かつあき)教授
熊本大学 教授システム学研究センター 教授
(兼任) 大学院社会文化科学教育部 教授システム学専攻 教授
1959年生まれ。Ph.D.(フロリダ州立大学教授システム学専攻)。ibstpi(R)フェロー・元理事(2007-2015)、日本教育工学会監事・第8代会長(2017-2021)、教育システム情報学会顧問、日本教育メディア学会理事・第7期会長(2012-2015)、日本医療教授システム学会副代表理事、日本イーラーニングコンソシアム名誉会員など。主著に「研修設計マニュアル」、「教材設計マニュアル」、「学習設計マニュアル」、「教育工学を始めよう(共訳・解説)」、「インストラクショナルデザインの原理(共監訳)」、「学習意欲をデザインする(監訳)」、「インストラクショナルデザインとテクノロジ(共監訳)」などがある。
ウェブサイト[http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/ksuzuki/suzuki-j.html ]
▼ファシリテーター
髙橋史慶(たかはし ふみよし)
(兼任) 大学院社会文化科学教育部 教授システム学専攻 教授
1959年生まれ。Ph.D.(フロリダ州立大学教授システム学専攻)。ibstpi(R)フェロー・元理事(2007-2015)、日本教育工学会監事・第8代会長(2017-2021)、教育システム情報学会顧問、日本教育メディア学会理事・第7期会長(2012-2015)、日本医療教授システム学会副代表理事、日本イーラーニングコンソシアム名誉会員など。主著に「研修設計マニュアル」、「教材設計マニュアル」、「学習設計マニュアル」、「教育工学を始めよう(共訳・解説)」、「インストラクショナルデザインの原理(共監訳)」、「学習意欲をデザインする(監訳)」、「インストラクショナルデザインとテクノロジ(共監訳)」などがある。
ウェブサイト[http://www.gsis.kumamoto-u.ac.jp/ksuzuki/suzuki-j.html ]
▼ファシリテーター
髙橋史慶(たかはし ふみよし)
早稲田大学卒業後、(株)アイソルートに入社。
教育プログラム開発プログラムの責任者として、コミュトレ独自の教育理論の確立に貢献。
新規開拓営業からキャリアをスタートさせたのち、2008年から14年間コミュトレ・インストラクターとして活躍。「部下マネジメント」「営業・交渉術」「悩みの解決法」などの分野で延べ1万人の受講生の成長を支援。
現在はマネージャーとして強い組織作りに注力しながら、「コミュトレ」を日本一のビジネススキル教育サービスにしていくために奔走中。
【開催企業概要】
社名:株式会社アイソルート
設立:1999年9月
代表:野田雄彦
事業内容:パッケージソフトの開発/コンピュータシステムの開発/ネットワーク運用管理/人材教育・コンサルティング事業
ビジネススキル・スクール「コミュトレ」では、日本のビジネスパーソンのコミュニケーション能力を向上させるべく、目的ごとに17種類のコースを設け、実践トレーニングを行ってきました。受講生は実際にキャリアアップや職場の人間関係向上など、一定の成果を上げています。
会場トレーニング:東京、大阪、名古屋/オンライントレーニング:全国
(※現在はオンラインのみ)
公式サイト: https://commu-training.isoroot.jp/
教育プログラム開発プログラムの責任者として、コミュトレ独自の教育理論の確立に貢献。
新規開拓営業からキャリアをスタートさせたのち、2008年から14年間コミュトレ・インストラクターとして活躍。「部下マネジメント」「営業・交渉術」「悩みの解決法」などの分野で延べ1万人の受講生の成長を支援。
現在はマネージャーとして強い組織作りに注力しながら、「コミュトレ」を日本一のビジネススキル教育サービスにしていくために奔走中。
【開催企業概要】
社名:株式会社アイソルート
設立:1999年9月
代表:野田雄彦
事業内容:パッケージソフトの開発/コンピュータシステムの開発/ネットワーク運用管理/人材教育・コンサルティング事業
ビジネススキル・スクール「コミュトレ」では、日本のビジネスパーソンのコミュニケーション能力を向上させるべく、目的ごとに17種類のコースを設け、実践トレーニングを行ってきました。受講生は実際にキャリアアップや職場の人間関係向上など、一定の成果を上げています。
会場トレーニング:東京、大阪、名古屋/オンライントレーニング:全国
(※現在はオンラインのみ)
公式サイト: https://commu-training.isoroot.jp/