◆兵庫県神戸市の保育施設、インターナショナル・プリスクールCHES(チェス)「運営会社 株式会社プラウドカンパニー 代表取締役 森本泰 兵庫県神戸市垂水区歌敷山3丁目9-1」では、1歳半から就学前までの全園児らが主体となり種を植えてひまわりの苗を栽培。チャリティバザーを開催し、その苗を販売しました。売上金は令和4年6月22日に日本赤十字社を通して「ウクライナ人道危機救援金」に寄付しました。
◆小さな子どもたちがウクライナ支援を決めて行動したきっかけ
「ロシアとウクライナって本物の戦争?」「もし日本にも誰かが来たらどうなるの?」。ロシアによるウクライナ侵攻後、毎日報道されるニュースのリアルな映像により、園児たちの心の中に漠然とした不安が広がっていました。同園では、園児らの不安に対して「大丈夫!」と一言で片づけるのではなく、不安を軽減するために「いま、私たちができることは何だろう」をテーマに、園児らと共に話し合いを重ねました。
◆この寄付活動の特徴
同園では、平成28年の熊本地震、平成30年の北海道胆振東部地震の際には、園児らが主体となり各家庭にある商品からベルマークを見つけだし、園で集めてそれぞれの地域の小学校に寄付した経験があります。たとえ小さな手でも、自分自身の手を動かして困っている人のお手伝いをする「CHES Little Hands Project」の経験を積み重ねています。同じ寄付活動をするにしても、保護者から直接お金を預かりそのまま寄付するよりは、園児らが主体となり活動することで、園児らの心に残る思いが強くなると考えています。
◆初めての海外への寄付は、従来の日本国内への寄付とは勝手がちがいました。
しかし海外へはベルマークを送付することができません。そこでまず、海外の文化を学ぶ授業の一環としてウクライナについて調べました。ウクライナではひまわり栽培が盛んだと知り、ひまわりを栽培。チャリティバザーを開催し育てた苗を販売する「Little Hands Project for Ukraine」と名付けた活動を始めました。
植物を学ぶ授業時間では、種から苗をどのように育てていくのか、絶えず水やりも必要だと学び、1歳半から就学前の全園児の当番表を作成。チャリティバザー開催までの2か月間、苗の世話を続けました。
園児らが苗を育てている様子をみた近隣住人らも、活動の趣旨に賛同し、マリーゴールド、大葉やクリスマスローズなどの苗を持ち寄り、日を追うごとに多くの苗が集まってきました。
◆チャリティバザー開催当日
降園時間にあわせて園児らが保護者にそれぞれの苗を説明、販売。保護者からは「園生活での思い出に大切に苗を育ていきたい」と好評。園児らも保護者が喜ぶ様子をみて、自己肯定感を高める良い機会となりました。集まった売上金の集計額を発表すると、園児らからは大きな歓声が上がりました。
園児らの活動内容と送金の報告を日本赤十字社へ伝えると、担当者からは「いただいた活動内容のPDFは、ぜひ弊社内で共有させていただきたいと考えております。各担当部署(国際、救護、医療、ボランティアなど)をはじめとする弊社職員のパワーにつながります。本当にありがとうございます」との連絡があり、この内容を園児らに説明すると、さらに大きな歓声があがりました。
◆インターナショナル・プリスクールCHESの特徴
施設長の森本まさみは、「今回の悲しいできごとに、大丈夫だよという一言だけでは、まだ幼い子どもたちの漠然とした不安を解消するには十分でないように感じました。種から苗を育ていく作業を通して主体性を身につけ、その結果すべての園児らが、たとえ小さな手でも自分自身で動かせば世界とつながれる自信をもてたことが大きな成果です」「避難しているウクライナの母親がインタビューで、この子たちは祖国の未来だから祖国を離れてもしっかりした教育をつけさせることが私の務めですと力強く話している姿が心から離れません」と話し、私たちも教育の力を信じてこれからも運営を続けてきたいと心新たにしています。
同園は2010年に設立以来、よりよく生きる力(ライフスキル)と英語の語学力を兼ね備えた「英語力」を幼児期から育み、「小さな子どもたちの大きな可能性を英語力で応援します」を園の方針として運営しています。1歳半から就学前までのプリ・クラスと、放課後に他の幼稚園や小学校から通えるアフター・クラスがあります。また、春・夏・冬休みには、ホリデー・クラスも開催しています。同社は、インターナショナル・プリスクールCHESの他、神戸市垂水駅周辺に小規模保育園(認可園)を3園運営しています。
◆この記事に対する問い合わせは下記までお願いします。
インターナショナル・プリスクールCHES(チェス)
WEBサイト:https://kobe-ches.jp/
TEL:078-707-8525
FAX:078-707-8526
開園時間:8:00から18:30
定休日:土曜日・日曜日・国民の祝日
担当者:森本泰
◆小さな子どもたちがウクライナ支援を決めて行動したきっかけ
「ロシアとウクライナって本物の戦争?」「もし日本にも誰かが来たらどうなるの?」。ロシアによるウクライナ侵攻後、毎日報道されるニュースのリアルな映像により、園児たちの心の中に漠然とした不安が広がっていました。同園では、園児らの不安に対して「大丈夫!」と一言で片づけるのではなく、不安を軽減するために「いま、私たちができることは何だろう」をテーマに、園児らと共に話し合いを重ねました。
◆この寄付活動の特徴
同園では、平成28年の熊本地震、平成30年の北海道胆振東部地震の際には、園児らが主体となり各家庭にある商品からベルマークを見つけだし、園で集めてそれぞれの地域の小学校に寄付した経験があります。たとえ小さな手でも、自分自身の手を動かして困っている人のお手伝いをする「CHES Little Hands Project」の経験を積み重ねています。同じ寄付活動をするにしても、保護者から直接お金を預かりそのまま寄付するよりは、園児らが主体となり活動することで、園児らの心に残る思いが強くなると考えています。
◆初めての海外への寄付は、従来の日本国内への寄付とは勝手がちがいました。
しかし海外へはベルマークを送付することができません。そこでまず、海外の文化を学ぶ授業の一環としてウクライナについて調べました。ウクライナではひまわり栽培が盛んだと知り、ひまわりを栽培。チャリティバザーを開催し育てた苗を販売する「Little Hands Project for Ukraine」と名付けた活動を始めました。
植物を学ぶ授業時間では、種から苗をどのように育てていくのか、絶えず水やりも必要だと学び、1歳半から就学前の全園児の当番表を作成。チャリティバザー開催までの2か月間、苗の世話を続けました。
園児らが苗を育てている様子をみた近隣住人らも、活動の趣旨に賛同し、マリーゴールド、大葉やクリスマスローズなどの苗を持ち寄り、日を追うごとに多くの苗が集まってきました。
◆チャリティバザー開催当日
降園時間にあわせて園児らが保護者にそれぞれの苗を説明、販売。保護者からは「園生活での思い出に大切に苗を育ていきたい」と好評。園児らも保護者が喜ぶ様子をみて、自己肯定感を高める良い機会となりました。集まった売上金の集計額を発表すると、園児らからは大きな歓声が上がりました。
園児らの活動内容と送金の報告を日本赤十字社へ伝えると、担当者からは「いただいた活動内容のPDFは、ぜひ弊社内で共有させていただきたいと考えております。各担当部署(国際、救護、医療、ボランティアなど)をはじめとする弊社職員のパワーにつながります。本当にありがとうございます」との連絡があり、この内容を園児らに説明すると、さらに大きな歓声があがりました。
◆インターナショナル・プリスクールCHESの特徴
施設長の森本まさみは、「今回の悲しいできごとに、大丈夫だよという一言だけでは、まだ幼い子どもたちの漠然とした不安を解消するには十分でないように感じました。種から苗を育ていく作業を通して主体性を身につけ、その結果すべての園児らが、たとえ小さな手でも自分自身で動かせば世界とつながれる自信をもてたことが大きな成果です」「避難しているウクライナの母親がインタビューで、この子たちは祖国の未来だから祖国を離れてもしっかりした教育をつけさせることが私の務めですと力強く話している姿が心から離れません」と話し、私たちも教育の力を信じてこれからも運営を続けてきたいと心新たにしています。
同園は2010年に設立以来、よりよく生きる力(ライフスキル)と英語の語学力を兼ね備えた「英語力」を幼児期から育み、「小さな子どもたちの大きな可能性を英語力で応援します」を園の方針として運営しています。1歳半から就学前までのプリ・クラスと、放課後に他の幼稚園や小学校から通えるアフター・クラスがあります。また、春・夏・冬休みには、ホリデー・クラスも開催しています。同社は、インターナショナル・プリスクールCHESの他、神戸市垂水駅周辺に小規模保育園(認可園)を3園運営しています。
◆この記事に対する問い合わせは下記までお願いします。
インターナショナル・プリスクールCHES(チェス)
WEBサイト:https://kobe-ches.jp/
TEL:078-707-8525
FAX:078-707-8526
開園時間:8:00から18:30
定休日:土曜日・日曜日・国民の祝日
担当者:森本泰