ITを活用したヘルスケア事業を展開する、株式会社エヌ・エイ・シー(所在地:東京都港区、代表取締役:山崎 直人)は、同社の「特定健診未受診者対策サービス」が、石川県白山市の保健事業「令和4年度ハイリスク者の特定健診未受診者対策事業」において採用されたことを2022年7月5日に発表しました。
【石川県白山市の現状・課題】
白山市は、日本三名山のひとつ白山に抱かれ白山手取川ジオパークにも認定されている県下有数の人口規模を有する都市です。また、石川県民の生活習慣の背景として、加賀百万石の城下町の歴史によるおもてなし文化や、信心深い県民性も相まって、甘味を好む食の傾向があります。自家用車の平均保有台数も多く、歩数は全国平均以下、という県の傾向は白山市でも同様にみられ、健康課題として捉えられています。
第1期データヘルス計画の分析により、白山市では総医療費における「糖尿病に関する医療費」の占める割合が増えていることが分かりました。また、受診勧奨判定値のなかでもHbA1c6.5~7.9該当者の割合は年々増加傾向にあり、これまで取り組んできた糖尿病発症予防及び医療と連携しながら実施してきた糖尿病重症化予防の必要性がさらに高まっています。
糖尿病に限らず、生活習慣病のリスクとなる高血圧や脂質異常症の予防のためには、自身の健康状態を正しく把握し、日々の食事や生活習慣等を振り返りながら悪化要因を学ぶ必要があり、このためにも健診結果をわかりやすく情報提供していくことが求められています。
【エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」とは】
エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」は、特定健診の対象者に対して次回の健診受診を促す「個別受診勧奨シート」を送付できるサービスです。
「個別受診勧奨シート」には、個人の複数年の健診結果に基づいて、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスが表示されます。従来のハガキや電話での一律の受診勧奨とは異なり、自身の過去の健診結果や個別アドバイスが掲載された勧奨シートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診へと行動変容を促します。
【石川県白山市の取り組み】
今回白山市では、直近の特定健診を受けていない被保険者のうち、過去5年間の健診において、血糖・血圧・腎機能の値が受診勧奨判定値であるにもかかわらず、未治療または治療中断をしているハイリスク者に対して「個別受診勧奨シート」を送付し、未受診者及び重症化予防対策を図ります。
今回の「個別受診勧奨シート」には上記の個別性に加えて、文章の文面や表現方法等を工夫することで人の心理に働きかけ、自発的な行動を後押しする「ナッジ理論」が活用され、受け取った人が自然に受診行動を起こすきっかけとなるようデザインされています。
白山市では、被保険者の方々が健診を受診することで自分自身の健康状態をしっかりと認識し、必要な生活習慣改善を始めることや、医療が必要な層については適切に医療機関受診をすることで医療費の適正化を図り、また健康寿命の延伸を目指していくとしています。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「特定健診未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」をはじめとした「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」を、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。
「特定健診未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
石川県白山市:https://www.city.hakusan.lg.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/
白山市は、日本三名山のひとつ白山に抱かれ白山手取川ジオパークにも認定されている県下有数の人口規模を有する都市です。また、石川県民の生活習慣の背景として、加賀百万石の城下町の歴史によるおもてなし文化や、信心深い県民性も相まって、甘味を好む食の傾向があります。自家用車の平均保有台数も多く、歩数は全国平均以下、という県の傾向は白山市でも同様にみられ、健康課題として捉えられています。
第1期データヘルス計画の分析により、白山市では総医療費における「糖尿病に関する医療費」の占める割合が増えていることが分かりました。また、受診勧奨判定値のなかでもHbA1c6.5~7.9該当者の割合は年々増加傾向にあり、これまで取り組んできた糖尿病発症予防及び医療と連携しながら実施してきた糖尿病重症化予防の必要性がさらに高まっています。
糖尿病に限らず、生活習慣病のリスクとなる高血圧や脂質異常症の予防のためには、自身の健康状態を正しく把握し、日々の食事や生活習慣等を振り返りながら悪化要因を学ぶ必要があり、このためにも健診結果をわかりやすく情報提供していくことが求められています。
【エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」とは】
エヌ・エイ・シーの「特定健診未受診者対策サービス」は、特定健診の対象者に対して次回の健診受診を促す「個別受診勧奨シート」を送付できるサービスです。
「個別受診勧奨シート」には、個人の複数年の健診結果に基づいて、個人のリスクに対応した個別の生活習慣改善アドバイスが表示されます。従来のハガキや電話での一律の受診勧奨とは異なり、自身の過去の健診結果や個別アドバイスが掲載された勧奨シートが手元に届くことで、健診受診の必要性を「自分ごと」として捉え、毎年の健診受診へと行動変容を促します。
【石川県白山市の取り組み】
今回白山市では、直近の特定健診を受けていない被保険者のうち、過去5年間の健診において、血糖・血圧・腎機能の値が受診勧奨判定値であるにもかかわらず、未治療または治療中断をしているハイリスク者に対して「個別受診勧奨シート」を送付し、未受診者及び重症化予防対策を図ります。
今回の「個別受診勧奨シート」には上記の個別性に加えて、文章の文面や表現方法等を工夫することで人の心理に働きかけ、自発的な行動を後押しする「ナッジ理論」が活用され、受け取った人が自然に受診行動を起こすきっかけとなるようデザインされています。
白山市では、被保険者の方々が健診を受診することで自分自身の健康状態をしっかりと認識し、必要な生活習慣改善を始めることや、医療が必要な層については適切に医療機関受診をすることで医療費の適正化を図り、また健康寿命の延伸を目指していくとしています。
株式会社エヌ・エイ・シーについて
ヘルスケア分野におけるITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供しており、国が「データヘルス計画」を推進する以前から健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開し、実績を積んでいます。今後も健診データを活用した「特定健診未受診者対策サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」をはじめとした「健診データを活用した個別受診勧奨・通知サービス」を、自治体や健康保険組合へ積極的に提供していく計画です。
「特定健診未受診者対策サービス」詳細:https://www.nac-care.co.jp/service/hc_09.html
石川県白山市:https://www.city.hakusan.lg.jp/
【会社概要】
社 名: 株式会社エヌ・エイ・シー
設立年月日: 2011 年 3 月 31 日
本社所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋 1-6-21 NBF虎ノ門ビル
代 表 者 : 山崎 直人
主要事業内容: ヘルスケア事業、エンタープライズソリューション事業
U R L : https://www.nac-care.co.jp/