ミッドシップという新しい価値を日本に普及させたライトウエイトスポーツカー「AW11トヨタMR2」6月29日（水）発売

株式会社モーターマガジン社は、2022年6月29日に「GT memories 9 AW11 トヨタMR2」 を発売します。1980年代に誕生し、現在も根強い人気を誇るスポーツ＆スペシャリティカーを車種・車型ごとに掘り下げた車種別ワンメイクMOOK「GT memories」シリーズ。その第9弾は、1984年に登場したAW11型トヨタMR2です。国産車初の市販ミッドシップカーとして登場したMR2は、全長4mに満たないコンパクトなボディの中央にエンジンを搭載。軽いフロント部を活かした軽快なフットワークと、路面に力強く駆動力を伝える頼もしさで人気車種となりました。本誌では発売時に設定された1.6LDOHC16バルブエンジンを搭載した「G」、「G-Limited」はもちろん、マイナーチェンジで追加された直4DOHC16バルブをスーパーチャージャーで強化した「Gスーパーチャージャー」、「G-Limitedスーパーチャージャー」まで詳細に解説。さらにAW10の車両型式を与えられた「S」なども紹介し、トヨタMR2の魅力を網羅しています。

雑誌名 ：GT memories 9「AW11 トヨタMR2」
発　行 ：2022年6月29日（水）
価　格 ：1,900円（税込）
サイズ ： A4変形 ・平綴じ・124頁

初代MR2となるAW11型は、トヨタが「常識では考えられないひと味違ったクルマ」を作りたいという気持ちから世に問うたクルマです。なんと言ってもインパクトが強かったのはミッドシップ（MR方式）を採用したということ。搭載されたエンジンは4A-GELUというスポーティユニットでした。MRの機敏な走りを支える足回りは4輪ストラットとオーソドックスながら、その素性はライトウェイトスポーツカーと呼ぶにふさわしいものでした。マイナーチェンジではスーパーチャージャーが装着されると同時に足回りも強化。アクセル操作に敏感に反応するトルクフルなエンジン特性と、MRというある程度「ドライバーの腕」が必要とされる駆動方式を、より多くの人に楽しんでもらえる操縦性を与えられました。80年代、多くのスポーティカーがFF化される中で、真にスポーツカーと呼ばれる存在として大いに人気を集めることになります。本誌では、それらの詳細な解説はもちろん、発売当時のモーターマガジン誌、ホリデーオート誌の掲載記事をブラッシュアップして掲載。巻末には前期型、後期型のカタログを抜粋で掲載し、保存性の高い一冊となっています。MR2ファンはもちろん、国産旧車ファン必携の内容になっています。

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