調査会社Semicoによれば、RISC-V機械学習(AI)用システムオンチップは、2027年まで、毎年73.6%の平均成長率(CAGR)を維持し、累計250億個が出荷されることが予想されます。2022年5月31日-6月2日に開催される「RISC-V Days Tokyo 2022 Spring」は、日本最大のRISC-Vイベントです。RISCーVを震源地とする「半導体の地殻変動」を推進する30近くの団体が講演します。
本記事では、2022年4月18日に行ったプレスリリースによる開催予告に加えて、プログラム内容を2022年5月9日に公開しました。
開催日時・方法:
5月31日(火) 13:00 ~ 17:00(日本時間)
6月1日(水) 10:00 ~ 15:00(日本時間)
6月2日(木) 10:00 ~ 15:00(日本時間)
Vimeoによるネット配信でオンライン開催します。
参加登録サイト: https://peatix.com/event/3177358/view
会議情報サイト: https://riscv.or.jp/risc-v-days-tokyo-2022-spring/
プログラム内容
DAY 1 : 2022年 5月31日(火) / 12:50 ~ 19:00 JST (GMT+9) 講演者 (敬称略) と講演内容
講演者・内容は変更になる可能性があり、諸般の都合により、時間が当日、前後する事がありますのでご了承ください。
時間 言語 プレゼンテーション題名 発表者 | 所属機関 講演資料
12:50-13:00 日英 カンファレンス での質問方法 とオンライン RISC-V パビリオン 紹介 #day1_01_intro
13:00-13:15 日英 第1日目 歓迎の言葉 #day1_02_welcome
池田 誠 | 東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学
13:15-14:00 日 SiFive アップデート “The future of RISC-V has no limits.” #day1_03_dts
石井 敦 | SiFive,Inc.日本代表
近藤 芳人 | 株式会社DTSインサイト LSI Design Service部 事業部長
14:00-14:30 日 ASIP Designerで実現するRISC-Vプロセッサの開発と既存RTLを用いた機能拡張 #day1_04_synopsys
伴野 充 | 日本Synopsys合同会社 技術本部 ソリューションズグループ、 プロセッサ&セキュリティIPソリューションズ スタッフ・アプリケーションエンジニア
14:30-15:00 日 MIPS RISC-V and Its Use Cases day1_05_mips
阿部 道夫 |MIPS Tech、ソリューションアーキテクト
15:00-15:30 日 GD32VF103 RISC-V内蔵MCUのご紹介 #day1_06_gigadevice
影山 賢二 | ギガデバイスジャパン、マーケティングディレクター
15:30-16:00 日 エフィニックス (Efinix) FPGA とウーノラボ 1ステージ RISC-V による究極電力効率の実現#day1_07_efinix
中西 郁雄 | Efinix カントリーマネージャー
福島 眞粧美 / 株式会社ウーノラボ / 代表取締役
16:00-16:30 日 RISC-V対応 Imperas社高速命令セットシミュレータの活用について day1_08_esoltrinity
田中 周三 | イーソルトリニティ株式会社 取締役 兼 技術部長
16:30-17:15 日 ImperasDVおよび新たなオープンスタンダードRVVIを利用した高品質なRISC-V向け検証環境
#day1_09_imperas
田中 周三 | イーソルトリニティ株式会社 取締役 兼 技術部長 / Imperas Software Ltd.
17:15-17:45 日 コダシップのカスタムRISC-Vソリューション #day1_10_codasip
明石 貴昭 | Codasip Group , ジャパン カントリーマネージャー
17:45-18:15 日 RISC-Vでの評価から開発、機能安全対応までシームレスにサポートするソフトウェア開発環境
#day1_11_iar
松田 直樹 | IARシステムズ株式会社 営業部 アカウントマネージャ
18:15-18:45 英 Imagination Catapult: The RISC-V CPU Cores #day1_12_imagination
Naresh Menon (ナレッシュ・メノン)| Imagination Technologies, Director of Product Management
18:45-19:00 日英 1日目 閉会宣言 オンライン RISC-V パビリオン プログラム紹介 #day1_13_closing
RISC-V協会
DAY 2 : 2022年 6月1日(水) / 10:00 ~ 16:00 (GMT+9) 講演者 (敬称略) と講演内容
講演者・内容は変更になる可能性があり、諸般の都合により、時間が当日、前後する事がありますのでご了承ください。
時間 言語 プレゼンテーション題名 発表者 | 所属機関 講演資料
10:00-10:05 日英 カンファレンス での 質問方法とオンライン RISC-V パビリオン 紹介 #day2_01_intro
10:05-10:40 日 キーノート講演:RISCーVが開くコンピューティングのオープン時代: RISC-V: The Open Era of Computing (仮題) #day2_02_welcome
カリスタ・レドモンド (Calista Redmond) | RISC-V International
10:40-11:20 英 キーノート講演: シーメンスEDA ソフトウエア ハードウエア & ツール Siemens EDA Software, Hardware and Tools(仮題) #day2_03_siemanseda
シーメンスEDA
11:20-12:00 英 キーノート: シーメンスEDAツール(仮題)#day2_03_siemanseda2
シーメンスEDA
12:00-13:00 DAY 2 RISC-V オンライン パビリオン
13:00-13:30 日 新しいRISC-Vブック日本語訳「デジタルデザインとコンピュータアーキテクチャ、RISC-V版」
A New RISC-V Book Japanese Translation “Digital Design and Computer Architecture, RISC-V Edition”(仮題)#day2_05_keio
天野 英晴 | 慶應義塾大学理工学部 教授
13:30-14:00 日 AIエッジコンテスト - RISC-Vを使用した自動車走行画像認識 #day2_06_signate
西惇宏|株式会社SIGNATE データサイエンティスト
14:00-14:30 日 Previews of JASA’s 2022 Conferences in Osaka and Tokyo and New Semiconductor Design Training Courses #day2_07_jasa
小檜山智久| 日本組込システム技術協会
14:30-15:00 英 RISC-V Linux Platform Projects 2022(仮題)#day2_08_redhat
Wei Fu (ウェイ フー) | Red Hat Software (Beijing) Co.,Ltd. シニアソフトウェアエンジニア
15:00-15:30 英 Introduction to the Codasip University Program
(Codasip University Programの紹介)#day2_09_codasip
Keith Graham(エイス グラハム) | Head of University, Codasip
15:30-16:00 日 2日目 閉会宣言 オンライン RISC-V パビリオン 紹介 3日目プログラム紹介 #day2_11_closing
RISC-V 協会
16:00-17:00 X DAY 2 RISC-V オンライン パビリオン
DAY 3 : 2022年 6月2日(木) / 10:00 ~ 16:00 JST (GMT+9)講演者 (敬称略) と講演内容
講演者・内容は変更になる可能性があり、諸般の都合により、時間が当日、前後する事がありますのでご了承ください。
時間 言語 プレゼンテーション題名 発表者 | 所属機関 講演資料
10:00-10:05 日英 カンファレンス での質問方法 と オンラインRISC-Vパビリオン 紹介 #day3_01_intro
10:05-10:30 日 最近のAIチップ設計拠点の活動とポストムーアの半導体技術 #day3_02_aist
内山 邦男 | AIチップ設計拠点 (AIDC) 拠点長 / 国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)
10:30-11:10 英 Latest Statistics from Google’s No Cost Shuttle Program(Google無料シャトルプログラムから得られた最新の統計数値) #day3_03_google
Tim Ansell,(ティム・アンセル) | Google, Software Engineer
11:10-11:50 英 45 Chips in 30 Days: Open Source ASIC at its best! (Draft title) #day3_04_efabless
Mohamed Kassem (モハメド カセム), Chief Technology Officer | eFabless.com (USA)
11:50-13:20 日英 DAY 3 オンライン RISC-V パビリオン
13:20-13:50 英 International Collaboration Opportunities on Semiconductor #day3_06_vnu
Xuan-Tu Tran (シャン-トゥ・トラン) | ベトナム国家大学ハノイ校 (VNU), 情報技術研究所(ITI)所長 (Vietnam)
13:50-14:30 英 International Collaboration Opportunity amongst Universities and Research Labs in Asia #day3_07_iit
Veezhinathan Kamakoti (ヴィージナタン・カマコティ) |インド工科大学マドラス校 Director
14:30-15:00 日 Designing an Economically Viable SoC using open source EDA, PDK and IPs #day3_08_shc
Shumpei Kawasaki | SH Consulting K.K.. Kesami Hagiwara, Pham Cong-Kha | University of Electro-Communications
15:00-15:30 英 From Zero to ASIC on OpenRoad and OpenLane (Draft title) #day3_09_zerotoasic Matt Venn (マット ヴェン) | ZeroToASIC
15:30-16:00 終了宣言 RISC-V Days Autumn 紹介
#day3_10_closing
RISC-V 協会 オンライン RISC-V パビリオン
オンラインRISC-V パビリオンは、デモの様子をライブストリーミングにて一般公開するものです。デモ実演者に対する質問も可能で、技術内容をより深く理解する絶好の機会です。
オンライン RISC-V パビリオン 講演者・内容は変更になる可能性がありますことご了承ください
日時 言語 内 容 発表企業・団体 デモ資料
June 1, 12:00-13:00, 16:00-17:00, June 2, 12:20-13:20
Accelerate Silicon Research with Google Cloud Platform(Google Cloud Platformによるシリコン研究の加速)
Johan Euphrosine | Google (USA)
June 1, 12:00-13:00, 16:00-17:00
June 2, 12:20-13:20
DTS Insights Booth DTS Insights
June 1, 12:00-13:00, 16:00-17:00
June 2, 12:20-13:20
Marmot IoT Demonstration: Sensor Actuator Leaf, Energy Harvesting Aggregator, and Cloud Service
Hoan Huynh Vu | SH Consulting Viet Nam (Viet Nam)
RISCーV Daysはじめてのプラチナパートナ紹介
シーメンスEDA社は「ドメイン専用アーキテクチャ」にいち早く注目しました。GAFAなどのクラウドサービスプロバイダたちが、検索エンジンのページランク機構、データセンタAI処理、ビデオ放映に必要とされる映像トランスコーディング、スマートフォンプロセッサなどの「ドメイン専用アーキテクチャ」の設計製造を自社で行うようになりました。シーメンスEDA社は、こうしたシステムオンチップ半導体設計に不可欠な最先端プロセス用EDAを提供します。
Imperas社は、長い間インテル、ARMなどの門外不出の技術であった、プロセッサ「検証技術」を商用設計環境として提供するイノベーティブな企業です。RISC-Vのようなオープンアーキテクチャには、不可欠なアーキテクチャ技術を商品として提供します。
Google社は、DARPA支援を受けてOpenROAD、OpenLane というオープンソース設計ツール(EDA)、オープンソース・プロセス開発キット(PDK)、オープンソース知的財産(IP)を提供し半導体設計試作を「民主化」する事業を推進しています。「最後の1ナノメータまでオープンソースに」のマニフェストのもと、企業、大学、個人が大きな投資をせずに手軽に半導体を作れる設計環境をオープンソースで提供します。
eFablessは、OpenLaneなどのオープンソースEDAツールのパイオニアであると同時に、130ナノメータプロセスで、$10,000USドルで試作用シャトルを流せるChipIgniteという革命的なサービスを提供します。
日本の近隣諸国との半導体をめぐる国際協力も重要性を増しています。大きなニュースを飾る協力以外にもアカデミア、企業をブロックとした国際連携も注目されています。
さる3月19日に、岸田首相がインドを訪問しました。地政学的な課題を打開するため「バイラテラル」な関係を強化するためであるとされます。RISC-Vに代表される、オープンソース ソフトウエア ハードウエアにおいても「バイラテラル」な関係を近隣諸国と結ぶことは重要です。今回は、インド工科大学(IIT)、ベトナム国家大学ハノイ校(VNU)などアジアでソフトウエアやハードウエアを教育している方々にも参加いただき、ご意見を交換していただきます。
イベント名:
RISC-V Days Tokyo 2022 Spring
リスクファイブ デイズ 東京 2022 スプリング
SNS:
Web: https://riscv.or.jp/
Twitter: @riscv_a
Slack: https://risc-v-association.slack.com
Facebook: https://www.facebook.com/riscv.a
パートナー:
プラチナ
シーメンスEDA(Siemens Digital Industries Software:米国)
Imperas Software Ltd.(英国)
グーグル(Google LLC:米国)
eFabless (eFabless Corporation:米国)
株式会社DTSインサイト(日本)
SHコンサルティング株式会社(日本)
シルバー
株式会社SIGNATE(日本)
GigaDevice Semiconductor社(中国)
イーソルトリニティ株式会社(日本)
イマジネーションテクノロジーズ(Imagination Technologies:英国)
エフィニックス(Efinix, Inc.:米国)
Codasip (本社ドイツ)
MIPS Tech, LLC(米国)
協賛:
RISC-Vインターナショナル (RISC-V International :スイス), 一般社団法人 組込みシステム技術協会(日本), インド工科大学マドラス校
一般プレゼン募集:5月中旬に採択決定予定。https://riscv.or.jp/en/risc-v-days-tokyo-2022-spring-en/cfp
主催者: 一般社団法人 RISC-V協会
事務所所在地、電話番号、郵便番号、担当者:
〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目18-13-502
河崎俊平 (理事長)
齊藤康幸 (事務局)
電話: 03-5565-0556、E-mail: yasuyuki<dot>saito<at>riscv<dot>or<dot>jp
RISC-V AI SoCの急成長について:
RISC-V AI SoCは、2027年までに73.6%の年平均成長率(CAGR)を維持し、250億個の累積出荷数とSemico が予測 「SIP、SoC、AI、および設計開始のためのRISC-V CPU市場の分析」(CC330-21)より
出展: https://riscv.org/blog/2022/02/semico-researchs-new-report-predicts-there-will-be-25-billion-risc-v-based-ai-socs-by-2027/
Semico Researchの新しいレポートでは、2027年までに250億のRISC-VベースのAISoCが存在すると予測しています。リッチ・ワルジニアック氏セミコリサーチコーポレーション
調査は、現在のRISC-Vアーキテクチャの勢いが明確になり、消費者、企業、通信市場において目覚ましい成長を強調しています。
RISC-Vは、消費者市場と企業市場全体でコンピューティングのオープン時代をリードしています。特に人工知能(AI)の実装に焦点を当てたSemico Researchの最新レポート、「SIP、SoC、AI、および設計開始のためのRISC-V CPU市場の分析」(CC330-21)で、同社はRISC-Vへの現在の投資を予測しています。市場がオープンソース設計の力を提供するより多くのオープンソース設計者をますます目撃するにつれて、アーキテクチャは成長し続けるでしょう。高レベルの洞察は、半導体知的財産(SIP)全体で9.0%、CPU SIP市場で9.8%の大幅な市場収益成長を示しています。同時に、RISC-V CPU SIPは2027年までに34.9%のCAGRを経験します。
過去1年間に、多くの組織がRISC-V戦略を深め、オープンRISC-VISAの能力を活用してカスタムコアおよびSoC設計を作成してきました。実際、Semico Researchは、2027年までに250億のRISC-VベースのAI SoCが市場に登場し、同じ年に2,910億ドルの収益が見込まれると予測しています。あらゆるタイプのアプリケーションのシリコンソリューションにAIを組み込むことは、今日の半導体市場における強力な推進力であり、RISC-Vの成長は多くの主要産業で期待されています。これには、今後5年以内にローエンドスマートフォンで57.2%、5Gインフラストラクチャで112.3%、データセンターで68.9%、PCおよびゲームコンソールで78%、セルラーインフラストラクチャで313.8%、コンシューマーIoTで85.2%の予想成長率が含まれます。 。これらのさまざまな市場セグメントとエンドアプリケーションの成長率は、アクセラレータおよびメインCPUとして機能するRISC-Vを利用したAI-SoC、および/またはCPU機能を必要とするシステムとのその他の部品の組み合わせを表しています。
RISC-Vアーキテクチャは、SoCの設計者やアーキテクトに強い印象を与えています。設計、収益、および出荷台数の大部分は、今後数年間でRISC-Vアーキテクチャを使用するAISoCからもたらされます。
レポートはまた、急速な成長を示すシリコンIP市場もレビューしています。 Semico Researchは、RISC-VのSIP市場の収益は2021年から2022年にかけて約36.9%増加すると予測しています。この動きは、多くの企業が他の従来のCPUSIPタイプの代わりにRISC-Vを使用した結果であることに注意してください。
RISC-Vコミュニティは、さまざまな市場セグメントでRISC-Vの採用を加速するために、最新のコンピューティング要件に対応する拡張機能と仕様の開発において画期的な成果を上げてきました。 2021年12月、RISC-Vは15の新しい拡張機能を発表し、ベクター、スカラー暗号化、ハイパーバイザーの仕様を承認しました。これは、AIやML、IoTなどのRISC-Vアプリケーションを作成する開発者に新しい機会をもたらすのに役立ちます。
SemicoResearchの「SIP、SoC、AI、および設計開始のためのRISC-V CPU市場の分析」レポートでは、RISC-Vエコシステムが、消費者、エンタープライズ、および通信アプリケーションのSoC市場で採用と設計開発を拡大し続ける方法について説明しています。 Semico Researchの完全なレポートをここで購入してダウンロードし、RISC-Vの分析と予測をさらに読むことができます。
Semico ASICおよびSoCリサーチのプリンシパルアナリストであるRich Wawrzyniakは「あらゆるタイプのアプリケーションのシリコンソリューションにAIを組み込むことで、今日の半導体市場に強力な推進力が追加されます」と、述べています。 「あらゆる意味で、RISC-VアーキテクチャはSoC設計者とアーキテクトに強い印象を与えています。設計、収益、およびユニット出荷の大部分は、今後数年間でRISC-Vアーキテクチャを使用するAI SoCによってもたらされます。」と述べています。
その他のRISCーV 、AI SoC情報:
AI SoCの収益は、2027年までに2,910億ドル(38兆円)に達すると予想。
AI SoCユニット出荷は、2027年までに250億個に達すると予測。
SIP市場の収益は2020年に67億ドル(8716億円)に増加し、2019年から9.8%増加。
CPU SIP市場は2020年に12.8%増加して22億ドル(2900億円)を達成。
本記事では、2022年4月18日に行ったプレスリリースによる開催予告に加えて、プログラム内容を2022年5月9日に公開しました。
開催日時・方法:
5月31日(火) 13:00 ~ 17:00(日本時間)
6月1日(水) 10:00 ~ 15:00(日本時間)
6月2日(木) 10:00 ~ 15:00(日本時間)
Vimeoによるネット配信でオンライン開催します。
参加登録サイト: https://peatix.com/event/3177358/view
会議情報サイト: https://riscv.or.jp/risc-v-days-tokyo-2022-spring/
プログラム内容
DAY 1 : 2022年 5月31日(火) / 12:50 ~ 19:00 JST (GMT+9) 講演者 (敬称略) と講演内容
講演者・内容は変更になる可能性があり、諸般の都合により、時間が当日、前後する事がありますのでご了承ください。
時間 言語 プレゼンテーション題名 発表者 | 所属機関 講演資料
12:50-13:00 日英 カンファレンス での質問方法 とオンライン RISC-V パビリオン 紹介 #day1_01_intro
13:00-13:15 日英 第1日目 歓迎の言葉 #day1_02_welcome
池田 誠 | 東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学
13:15-14:00 日 SiFive アップデート “The future of RISC-V has no limits.” #day1_03_dts
石井 敦 | SiFive,Inc.日本代表
近藤 芳人 | 株式会社DTSインサイト LSI Design Service部 事業部長
14:00-14:30 日 ASIP Designerで実現するRISC-Vプロセッサの開発と既存RTLを用いた機能拡張 #day1_04_synopsys
伴野 充 | 日本Synopsys合同会社 技術本部 ソリューションズグループ、 プロセッサ&セキュリティIPソリューションズ スタッフ・アプリケーションエンジニア
14:30-15:00 日 MIPS RISC-V and Its Use Cases day1_05_mips
阿部 道夫 |MIPS Tech、ソリューションアーキテクト
15:00-15:30 日 GD32VF103 RISC-V内蔵MCUのご紹介 #day1_06_gigadevice
影山 賢二 | ギガデバイスジャパン、マーケティングディレクター
15:30-16:00 日 エフィニックス (Efinix) FPGA とウーノラボ 1ステージ RISC-V による究極電力効率の実現#day1_07_efinix
中西 郁雄 | Efinix カントリーマネージャー
福島 眞粧美 / 株式会社ウーノラボ / 代表取締役
16:00-16:30 日 RISC-V対応 Imperas社高速命令セットシミュレータの活用について day1_08_esoltrinity
田中 周三 | イーソルトリニティ株式会社 取締役 兼 技術部長
16:30-17:15 日 ImperasDVおよび新たなオープンスタンダードRVVIを利用した高品質なRISC-V向け検証環境
#day1_09_imperas
田中 周三 | イーソルトリニティ株式会社 取締役 兼 技術部長 / Imperas Software Ltd.
17:15-17:45 日 コダシップのカスタムRISC-Vソリューション #day1_10_codasip
明石 貴昭 | Codasip Group , ジャパン カントリーマネージャー
17:45-18:15 日 RISC-Vでの評価から開発、機能安全対応までシームレスにサポートするソフトウェア開発環境
#day1_11_iar
松田 直樹 | IARシステムズ株式会社 営業部 アカウントマネージャ
18:15-18:45 英 Imagination Catapult: The RISC-V CPU Cores #day1_12_imagination
Naresh Menon (ナレッシュ・メノン)| Imagination Technologies, Director of Product Management
18:45-19:00 日英 1日目 閉会宣言 オンライン RISC-V パビリオン プログラム紹介 #day1_13_closing
RISC-V協会
DAY 2 : 2022年 6月1日(水) / 10:00 ~ 16:00 (GMT+9) 講演者 (敬称略) と講演内容
講演者・内容は変更になる可能性があり、諸般の都合により、時間が当日、前後する事がありますのでご了承ください。
時間 言語 プレゼンテーション題名 発表者 | 所属機関 講演資料
10:00-10:05 日英 カンファレンス での 質問方法とオンライン RISC-V パビリオン 紹介 #day2_01_intro
10:05-10:40 日 キーノート講演:RISCーVが開くコンピューティングのオープン時代: RISC-V: The Open Era of Computing (仮題) #day2_02_welcome
カリスタ・レドモンド (Calista Redmond) | RISC-V International
10:40-11:20 英 キーノート講演: シーメンスEDA ソフトウエア ハードウエア & ツール Siemens EDA Software, Hardware and Tools(仮題) #day2_03_siemanseda
シーメンスEDA
11:20-12:00 英 キーノート: シーメンスEDAツール(仮題)#day2_03_siemanseda2
シーメンスEDA
12:00-13:00 DAY 2 RISC-V オンライン パビリオン
13:00-13:30 日 新しいRISC-Vブック日本語訳「デジタルデザインとコンピュータアーキテクチャ、RISC-V版」
A New RISC-V Book Japanese Translation “Digital Design and Computer Architecture, RISC-V Edition”(仮題)#day2_05_keio
天野 英晴 | 慶應義塾大学理工学部 教授
13:30-14:00 日 AIエッジコンテスト - RISC-Vを使用した自動車走行画像認識 #day2_06_signate
西惇宏|株式会社SIGNATE データサイエンティスト
14:00-14:30 日 Previews of JASA’s 2022 Conferences in Osaka and Tokyo and New Semiconductor Design Training Courses #day2_07_jasa
小檜山智久| 日本組込システム技術協会
14:30-15:00 英 RISC-V Linux Platform Projects 2022(仮題)#day2_08_redhat
Wei Fu (ウェイ フー) | Red Hat Software (Beijing) Co.,Ltd. シニアソフトウェアエンジニア
15:00-15:30 英 Introduction to the Codasip University Program
(Codasip University Programの紹介)#day2_09_codasip
Keith Graham(エイス グラハム) | Head of University, Codasip
15:30-16:00 日 2日目 閉会宣言 オンライン RISC-V パビリオン 紹介 3日目プログラム紹介 #day2_11_closing
RISC-V 協会
16:00-17:00 X DAY 2 RISC-V オンライン パビリオン
DAY 3 : 2022年 6月2日(木) / 10:00 ~ 16:00 JST (GMT+9)講演者 (敬称略) と講演内容
講演者・内容は変更になる可能性があり、諸般の都合により、時間が当日、前後する事がありますのでご了承ください。
時間 言語 プレゼンテーション題名 発表者 | 所属機関 講演資料
10:00-10:05 日英 カンファレンス での質問方法 と オンラインRISC-Vパビリオン 紹介 #day3_01_intro
10:05-10:30 日 最近のAIチップ設計拠点の活動とポストムーアの半導体技術 #day3_02_aist
内山 邦男 | AIチップ設計拠点 (AIDC) 拠点長 / 国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)
10:30-11:10 英 Latest Statistics from Google’s No Cost Shuttle Program(Google無料シャトルプログラムから得られた最新の統計数値) #day3_03_google
Tim Ansell,(ティム・アンセル) | Google, Software Engineer
11:10-11:50 英 45 Chips in 30 Days: Open Source ASIC at its best! (Draft title) #day3_04_efabless
Mohamed Kassem (モハメド カセム), Chief Technology Officer | eFabless.com (USA)
11:50-13:20 日英 DAY 3 オンライン RISC-V パビリオン
13:20-13:50 英 International Collaboration Opportunities on Semiconductor #day3_06_vnu
Xuan-Tu Tran (シャン-トゥ・トラン) | ベトナム国家大学ハノイ校 (VNU), 情報技術研究所(ITI)所長 (Vietnam)
13:50-14:30 英 International Collaboration Opportunity amongst Universities and Research Labs in Asia #day3_07_iit
Veezhinathan Kamakoti (ヴィージナタン・カマコティ) |インド工科大学マドラス校 Director
14:30-15:00 日 Designing an Economically Viable SoC using open source EDA, PDK and IPs #day3_08_shc
Shumpei Kawasaki | SH Consulting K.K.. Kesami Hagiwara, Pham Cong-Kha | University of Electro-Communications
15:00-15:30 英 From Zero to ASIC on OpenRoad and OpenLane (Draft title) #day3_09_zerotoasic Matt Venn (マット ヴェン) | ZeroToASIC
15:30-16:00 終了宣言 RISC-V Days Autumn 紹介
#day3_10_closing
RISC-V 協会 オンライン RISC-V パビリオン
オンラインRISC-V パビリオンは、デモの様子をライブストリーミングにて一般公開するものです。デモ実演者に対する質問も可能で、技術内容をより深く理解する絶好の機会です。
オンライン RISC-V パビリオン 講演者・内容は変更になる可能性がありますことご了承ください
日時 言語 内 容 発表企業・団体 デモ資料
June 1, 12:00-13:00, 16:00-17:00, June 2, 12:20-13:20
Accelerate Silicon Research with Google Cloud Platform(Google Cloud Platformによるシリコン研究の加速)
Johan Euphrosine | Google (USA)
June 1, 12:00-13:00, 16:00-17:00
June 2, 12:20-13:20
DTS Insights Booth DTS Insights
June 1, 12:00-13:00, 16:00-17:00
June 2, 12:20-13:20
Marmot IoT Demonstration: Sensor Actuator Leaf, Energy Harvesting Aggregator, and Cloud Service
Hoan Huynh Vu | SH Consulting Viet Nam (Viet Nam)
RISCーV Daysはじめてのプラチナパートナ紹介
シーメンスEDA社は「ドメイン専用アーキテクチャ」にいち早く注目しました。GAFAなどのクラウドサービスプロバイダたちが、検索エンジンのページランク機構、データセンタAI処理、ビデオ放映に必要とされる映像トランスコーディング、スマートフォンプロセッサなどの「ドメイン専用アーキテクチャ」の設計製造を自社で行うようになりました。シーメンスEDA社は、こうしたシステムオンチップ半導体設計に不可欠な最先端プロセス用EDAを提供します。
Imperas社は、長い間インテル、ARMなどの門外不出の技術であった、プロセッサ「検証技術」を商用設計環境として提供するイノベーティブな企業です。RISC-Vのようなオープンアーキテクチャには、不可欠なアーキテクチャ技術を商品として提供します。
Google社は、DARPA支援を受けてOpenROAD、OpenLane というオープンソース設計ツール(EDA)、オープンソース・プロセス開発キット(PDK)、オープンソース知的財産(IP)を提供し半導体設計試作を「民主化」する事業を推進しています。「最後の1ナノメータまでオープンソースに」のマニフェストのもと、企業、大学、個人が大きな投資をせずに手軽に半導体を作れる設計環境をオープンソースで提供します。
eFablessは、OpenLaneなどのオープンソースEDAツールのパイオニアであると同時に、130ナノメータプロセスで、$10,000USドルで試作用シャトルを流せるChipIgniteという革命的なサービスを提供します。
日本の近隣諸国との半導体をめぐる国際協力も重要性を増しています。大きなニュースを飾る協力以外にもアカデミア、企業をブロックとした国際連携も注目されています。
さる3月19日に、岸田首相がインドを訪問しました。地政学的な課題を打開するため「バイラテラル」な関係を強化するためであるとされます。RISC-Vに代表される、オープンソース ソフトウエア ハードウエアにおいても「バイラテラル」な関係を近隣諸国と結ぶことは重要です。今回は、インド工科大学(IIT)、ベトナム国家大学ハノイ校(VNU)などアジアでソフトウエアやハードウエアを教育している方々にも参加いただき、ご意見を交換していただきます。
イベント名:
RISC-V Days Tokyo 2022 Spring
リスクファイブ デイズ 東京 2022 スプリング
SNS:
Web: https://riscv.or.jp/
Twitter: @riscv_a
Slack: https://risc-v-association.slack.com
Facebook: https://www.facebook.com/riscv.a
パートナー:
プラチナ
シーメンスEDA(Siemens Digital Industries Software:米国)
Imperas Software Ltd.(英国)
グーグル(Google LLC:米国)
eFabless (eFabless Corporation:米国)
株式会社DTSインサイト(日本)
SHコンサルティング株式会社(日本)
シルバー
株式会社SIGNATE(日本)
GigaDevice Semiconductor社(中国)
イーソルトリニティ株式会社(日本)
イマジネーションテクノロジーズ(Imagination Technologies:英国)
エフィニックス(Efinix, Inc.:米国)
Codasip (本社ドイツ)
MIPS Tech, LLC(米国)
協賛:
RISC-Vインターナショナル (RISC-V International :スイス), 一般社団法人 組込みシステム技術協会(日本), インド工科大学マドラス校
一般プレゼン募集:5月中旬に採択決定予定。https://riscv.or.jp/en/risc-v-days-tokyo-2022-spring-en/cfp
主催者: 一般社団法人 RISC-V協会
事務所所在地、電話番号、郵便番号、担当者:
〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目18-13-502
河崎俊平 (理事長)
齊藤康幸 (事務局)
電話: 03-5565-0556、E-mail: yasuyuki<dot>saito<at>riscv<dot>or<dot>jp
RISC-V AI SoCの急成長について:
RISC-V AI SoCは、2027年までに73.6%の年平均成長率(CAGR)を維持し、250億個の累積出荷数とSemico が予測 「SIP、SoC、AI、および設計開始のためのRISC-V CPU市場の分析」(CC330-21)より
出展: https://riscv.org/blog/2022/02/semico-researchs-new-report-predicts-there-will-be-25-billion-risc-v-based-ai-socs-by-2027/
Semico Researchの新しいレポートでは、2027年までに250億のRISC-VベースのAISoCが存在すると予測しています。リッチ・ワルジニアック氏セミコリサーチコーポレーション
調査は、現在のRISC-Vアーキテクチャの勢いが明確になり、消費者、企業、通信市場において目覚ましい成長を強調しています。
RISC-Vは、消費者市場と企業市場全体でコンピューティングのオープン時代をリードしています。特に人工知能(AI)の実装に焦点を当てたSemico Researchの最新レポート、「SIP、SoC、AI、および設計開始のためのRISC-V CPU市場の分析」(CC330-21)で、同社はRISC-Vへの現在の投資を予測しています。市場がオープンソース設計の力を提供するより多くのオープンソース設計者をますます目撃するにつれて、アーキテクチャは成長し続けるでしょう。高レベルの洞察は、半導体知的財産(SIP)全体で9.0%、CPU SIP市場で9.8%の大幅な市場収益成長を示しています。同時に、RISC-V CPU SIPは2027年までに34.9%のCAGRを経験します。
過去1年間に、多くの組織がRISC-V戦略を深め、オープンRISC-VISAの能力を活用してカスタムコアおよびSoC設計を作成してきました。実際、Semico Researchは、2027年までに250億のRISC-VベースのAI SoCが市場に登場し、同じ年に2,910億ドルの収益が見込まれると予測しています。あらゆるタイプのアプリケーションのシリコンソリューションにAIを組み込むことは、今日の半導体市場における強力な推進力であり、RISC-Vの成長は多くの主要産業で期待されています。これには、今後5年以内にローエンドスマートフォンで57.2%、5Gインフラストラクチャで112.3%、データセンターで68.9%、PCおよびゲームコンソールで78%、セルラーインフラストラクチャで313.8%、コンシューマーIoTで85.2%の予想成長率が含まれます。 。これらのさまざまな市場セグメントとエンドアプリケーションの成長率は、アクセラレータおよびメインCPUとして機能するRISC-Vを利用したAI-SoC、および/またはCPU機能を必要とするシステムとのその他の部品の組み合わせを表しています。
RISC-Vアーキテクチャは、SoCの設計者やアーキテクトに強い印象を与えています。設計、収益、および出荷台数の大部分は、今後数年間でRISC-Vアーキテクチャを使用するAISoCからもたらされます。
レポートはまた、急速な成長を示すシリコンIP市場もレビューしています。 Semico Researchは、RISC-VのSIP市場の収益は2021年から2022年にかけて約36.9%増加すると予測しています。この動きは、多くの企業が他の従来のCPUSIPタイプの代わりにRISC-Vを使用した結果であることに注意してください。
RISC-Vコミュニティは、さまざまな市場セグメントでRISC-Vの採用を加速するために、最新のコンピューティング要件に対応する拡張機能と仕様の開発において画期的な成果を上げてきました。 2021年12月、RISC-Vは15の新しい拡張機能を発表し、ベクター、スカラー暗号化、ハイパーバイザーの仕様を承認しました。これは、AIやML、IoTなどのRISC-Vアプリケーションを作成する開発者に新しい機会をもたらすのに役立ちます。
SemicoResearchの「SIP、SoC、AI、および設計開始のためのRISC-V CPU市場の分析」レポートでは、RISC-Vエコシステムが、消費者、エンタープライズ、および通信アプリケーションのSoC市場で採用と設計開発を拡大し続ける方法について説明しています。 Semico Researchの完全なレポートをここで購入してダウンロードし、RISC-Vの分析と予測をさらに読むことができます。
Semico ASICおよびSoCリサーチのプリンシパルアナリストであるRich Wawrzyniakは「あらゆるタイプのアプリケーションのシリコンソリューションにAIを組み込むことで、今日の半導体市場に強力な推進力が追加されます」と、述べています。 「あらゆる意味で、RISC-VアーキテクチャはSoC設計者とアーキテクトに強い印象を与えています。設計、収益、およびユニット出荷の大部分は、今後数年間でRISC-Vアーキテクチャを使用するAI SoCによってもたらされます。」と述べています。
その他のRISCーV 、AI SoC情報:
AI SoCの収益は、2027年までに2,910億ドル(38兆円)に達すると予想。
AI SoCユニット出荷は、2027年までに250億個に達すると予測。
SIP市場の収益は2020年に67億ドル(8716億円)に増加し、2019年から9.8%増加。
CPU SIP市場は2020年に12.8%増加して22億ドル(2900億円)を達成。